「発見と発信を」 みつき

11月10日

 収穫されたササゲとあずきは中庭に、さつまいもはグラウンドに。そして今日、サトイモが、体育館横にやってきました。
 秋冬を感じる、たくさんの作物が干されている古吉野が、あたたかくて満たされた気持ちでいっぱいになります。

 今日は1日、サトイモの収穫をしました。
 掘るまで、豊作かどうかわからないドキドキ感! があるのが、芋の収穫のよいところです。
 みんなで、「どうだろうね」「試し採りのは大きかったよね」と口々に言いながら、サトイモの居る、かちかち畑へと向かいました。

 スコップをザクッと刺して、「せえの!」で堀りあげました。サトイモは、芋がくっついて出来ているので、一気にごっそり丸ごと堀りあげられるのが、すごく気持ちが良かったです。芋を傷つけにくくて、芋へのダメージも、自分の心のダメージも少なくて、芋掘りのなかでも1番楽しいかもしれない! と感じました。

 土から出てきたサトイモは、初めはサトイモかどうかわからない、びっくりするくらい重くて大きなかたまりでした。
 土を落としてみると、びっしり芋が付いていて、それもどの芋も、とても立派でした。
 うれしくてうれしくて、次々スコップを刺していきました。

 お父さんが教えてくださって、畑の半分のサトイモは、数時間ほど乾かしてから回収しに行きました。
 わたしは、サトイモの収穫をするたび、「サトイモに土がこびりついているのが気になる……」と歯がゆい気持ちでいっぱいだったのですが、今日、それが解消されました!

 サトイモの周りに付いた土は、さっそく乾きはじめていました。
 あのこねこねの土はどこへ? 指でほじると、土がぼろぼろと落ちていきました。ずっとやっていたくなるほどの楽しさで、まるでわたしは、彫刻家になったような気持ちになりました。
 きれいに芋の形が露わになったサトイモを、コンテナに詰めていきました。これで、持ち運ぶコンテナも軽くて、いつかサトイモを洗ったりするときにも楽だろうなと思いました。
 すぐに思い浮かびそうなのになかなか実践できていなかった、お父さんのアイデアが、とてもうれしかったです。

 わたしもお父さんのように、アイデアマン(ウーマン)になれるように、もっと普段から頭を働かせていたいし、「これは役立てられそう」ということに気がつけるように、アンテナを張っていたいなと思いました。
 野菜のため、みんなのため、そんな利他心がアイデアを呼び寄せていると思いました。
 もっと利他心で、発見と発信をできるように、なりたいです。