「愛や優しさ」 まなか

11月6日

 文化ホールで演奏することが出来てとても嬉しかったです。
 お父さんが楽屋でみんなに、ステージに出るときの心持ちを改めて教えてくださって、より意識して演奏出来たなあと思います。
 『レインボー』が始まった時に袖からはバンドメンバーの顔が見えていたのですが、みんなの柔らかいけれど強くて優しい表情がきらきらしていてもう一度気合が入りました。
 フラダンスも初めてステージの上で踊ることが出来て気持ちよかったです。

 今日の午後は『エンジェルズ』の合わせをさせてもらいました。
 みんなが窓から入る光に照らされながら図書室でコーラス練習している姿が、本当に本当に綺麗で優しくて神々しくて、この中で歌うと思うと嬉しくて幸せで、涙が溢れました。
 あの瞬間、あの気持ちは一生忘れないだろうなと思います。

 『エンジェルズ』の歌詞で、「心に残り続けていた苦しさが騒ぐとき、身体も心も悪魔に散らかされてしまう。だけどあなたがわたしの一番いいところを引き出してくれる時、今まで感じたことのない幸福を感じる」と歌う箇所があります。
 お母さんがコンサートの曲を考える時によく私たちに言って下さる、「そうなるべくして、すっぽりと脚本の中に曲がはまるんだ」という言葉が浮かびました。
 私は今まで、こんなにたくさんの人の愛や優しさを一度に実感したことがありませんでした。幸せすぎて、なにも言葉が当てはまらない気持ちを、あの瞬間に初めて感じました。
 大げさかもしれないけれど、この曲の歌詞にぴったり過ぎる気持ちになったことを運命みたいに思いました。

 歌を見てもらっている時には必死だったのですが、お父さんお母さんが大きくOKマークを作って下さっているのをみて、すごく嬉しかったです。
 食事の席で少し話したのですが、自分の飛び出た声を、「好きなら好きでしょ」と皮肉みたいに使っていたので、こうしてみんなに馴染んで受け入れてもらえてすごく幸せに思いました。これまでほとんど一人で表現して訴えてきた何かが報われた気持ちになりました。
 お父さん、お母さんに育ててもらえていて本当に有難いなと心から思いました。本当に有難うございます。

 うんと練習していい演奏にしたいです。
 あれもこれも練習するのがたくさん! 頑張ります。

 ようし、お風呂に入って明日の芋ほりに備えます。
 今日の朝から冬の匂いでうきうきします。ああ、冬って大好きです。