「『今』という時間に幸せを感じる」 よしえ

11月5日

 午後の、脚本の読み合わせの時間がとても嬉しかったです。

 ラストシーンの台詞を聞いて、涙が溢れました。
 安心したこともあると思うのですが、「私たちは、利他心がないと生きていけない」そのことを、改めて感じ、強く感じられたから、心が動いたのだと思いました。
 自分の中にも損得感情があるけれど、でもそれに負けない利他心の気持ちを持つためにはどうすれば良いのか、本当の幸せとはどういうことか。
 その答えが、脚本に書かれてありました。

 お父さんお母さんが、私たちのために書いて下さった今回の脚本を、深く理解し、観て下さる方に、ちゃと伝わるステージにしたいです。
 1人ではできないけれど、みんなとなら、最高のステージを創れます。
 なのはなのステージ全体が良くなるために、自分は何にでもなって、力を尽くしたいです。そして、コンサートに向かう過程を大切に、自分もみんなの中で成長したいです。
 
 夕方のハウスミーティングで、お父さんのお話を、たくさん聞けて嬉しかったです。
 幸せを先送りにしない。
 今目の前にいる人、今いる場所、今この瞬間を大切にすること。
 そのことが、本当の幸せだよ。(言葉は違いますが)
 と、お父さんが教えて下さいました。

 今コンサートの練習をしていて、なかなか思う様に進まなくて、焦って不安になることが、正直多いです。
 でも、お父さんのお話を聞かせてもらって、それは「今」を大切にできていなかったからだと思いました。
 そして同時に、とても心が軽くなりました。
 先のことを考えて、頭を悩まして不安になるのではなく、「今」という時間に幸せを感じて、大切に過ごしたいです。

 明日は、文化祭本番です。
 緊張もするけれど、堂々と、そしてその瞬間を楽しんで、みんなと良いステージを創ります。