「大人の姿」 みつき

1月3日

 長いのか、短いのか、今日から4日間の音楽合宿が始まりました。
 今日は祝日だったため、お仕事組さんやりゅうさんも居てくださって、家族みんなで過ごすことができました。
 わたしたちのためにあった祝日なのかも! と、とてもラッキーに感じました。

 午後に、文化祭に向けてリハーサルをしました。
「コンサートの時期になってから、いつも初めて知ったみたいに『演じる、演じる』って、それは違うと思うよ」
 あゆちゃんが伝えてくれた言葉に、ハッとさせられました。
 わたしは、ダンスやコーラスなど、そういったものに直面して初めて『演じる』と意識してしまうことがあまりに多くて、その言葉の通りだな、と思いました。

「いつ、他の人に見られても会っても真似されても、恥ずかしくない。いつだって、他の人に夢を語ることができる」
 それが演じるということで、それこそがあるべき大人の姿だよ、とあゆちゃんが教えてくれました。

『演じる』。
 そう言うけれど、実際は、『演じる』なんていうのはないのではないかと感じました。
 演じよう演じよう、と考えているうちは、わたしのなかでオン・オフがつくられてしまっているということです。わたしはまだまだなのだろうと思います。
 今度からは「演じよう」と思うのではなくて、「これがわたしなのです」と思うようにします。スッとそこに行けるように、普段から、意識を高く持っていきます。
 わたしは、ちゃんと大人になりたいです。

 明日からの3日間や、文化祭も、確実に進化できるように頑張ります。