11月1日(火)「歌声 いつもホールに響かせて & 『ハート・ストリングス』ギター発表会へ」

11月1日のなのはな

 雨の中、みんなで図書室に集まり、コーラスの練習をしました。
 静かな図書室から、きれいなメロディーが部屋中を包み込んでいます。

 今日歌ったのは、『プロフェッツ・ソング』『ザ・マーチ・オブ・ザ・ブラッククイーン』『シヴァーズ』の3曲。

 コーラスのボスともいえる『プロフェッツ・ソング』は、難解な音が少しずつかたちになっていくことを感じました。アカペラのフレーズは、静寂の中、きれいなハーモニーだけが響くことをイメージして、絶対に歌えるようになるんだという気持ちで、曖昧な音をみんなで確認し、何度も歌いこみました。
 やはり全員で歌うと迫力が増して、とても壮大で格好いいなと思いました。

 

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 そのあとのコーラス練習では、せいこちゃんが、歌う前の気持ちを話してくれて、歌う前に、曲に合ったイメージをして歌いました。

 10秒間で、600人のホールのステージを想像して歌おう。と言って、みんなで目を瞑って会場をイメージしました。すると、いつもと同じなのはなの図書室が、照明のあたるホールに見え、自然と立ち姿、歌い方、気持ちが変わって、うんと明るくなったと思います。

 

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 『ブラック・クイーン』は、高音と低音が行き来する、なのはなのコーラスでも難易度の高い曲。この曲は10秒間で、非日常の世界へ飛んで歌う。というイメージで、最初の音を、脅威を感じるくらいの強い音で歌いました。
 どこまでも奇妙で、ブラックで、だけど愉快で、歌うだけでまるで自分が別人になったような気持になります。
 今まで出せなかった音も、イメージをするだけで、歌いやすくなりました。

 

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 最後は、音入れをしたばかりの『シヴァーズ』です。
 この曲を聴いたときから、明るいアップテンポで踊りだしたくなるような魅力を感じました。

 歌ってみると、思わず、にんまりと口角が上がってしまうという現象が起きました。
 楽しくて走らないようにしなければと少し冷静さを保ちつつ、リズムにぴったりとはめて歌うのが、とても楽しかったです。会場のお客さんとみんなと全員で歌いたくなる曲で、これからダンスと一緒にブラッシュアップし、進化した『シヴァーズ』にしたいです。

(さき)

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 アコースティックギター教室では、来週の発表会へ向けて、『ハート・ストリングス』の練習を詰めていきました。

『ハート・ストリングス』はウィンターコンサートで演奏する予定の曲です。
 発表会後は、夜も全員でのダンスやコーラス練習などが必要になってくるため、アコースティックギター教室もお休みになります。そのため、藤井先生や、ギター教室のメンバーで、まとまって練習のみに打ち込むのは、コンサート前では今日が最後でした。

 

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 1番と2番、全体を通して、初めてみんなで合わせました。
 2番は1番とほぼ同じ繰り返しだけれど、3小節だけ、少しだけ変わってたメロディを弾く部分があります。ほんのわずかな違いですが、そこに情緒が込められていて、気持ちが動かされる小節です。
 シンプルな指使いであっても、わずかな違いに注意しつつ、滑らかで絶え間ないメロディを切らさずに、1曲を弾くのはとても難しいと感じました。

 

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 低音も、高音も、どちらも1本で弾くギターは、どこか一音が途切れてしまうだけで、曲の繋がりが失われます。ミスタッチを無くして、いかに正確に、メロディを引き立てながら音を繋げていくか。
 私はまだ、ミスタッチが多く、気持ちに雑味があることを感じます。どこまでも雑味を消して、1曲を通して深い演奏をすることができるように、心持から、正していきたいと思いました。

 

 

 けれど、みんなの輪でひたすら練習していく中で、今日1日でも、かなり指が動かしやすくなったことも感じられました。隣の子から流れるようなメロディが聴こえてくると、私もそのように弾こうと、励みになりました。

 8人のメンバーでまだお互いに足りていない部分は補い合って、教室の最後の合わせでは、藤井先生からも、「これなら聴いてもらえると思うよ」と言ってもらいました。
 発表会までにしっかりと聴かせられる演奏ができるようになる土俵に、のっているのだと感じました。

 毎日、習慣練習をして、発表会まで本気で高めていこうと、まえちゃんが言ってくれて、緊張感を持って今のメンバーで練習を重ねていけることが、すごく嬉しいなと思いました。

 

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 来週の発表会、そしてウィンターコンサートへ。『ハート・ストリングス』を、なのはなの演奏として、みんなで高めていきたいです。

(りんね)

 

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〈『ドラムライン』のパート練習や、『ブラック・クイーン』のダンス練習も行いました!〉
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〈衣装の製作も始まっています〉