「変わることができる」 みつき

10月30日

 家族全員そろって向かう、音楽合宿第2弾が終わりました。48時間、2日間だったと思えないくらいの、濃いものでした。
                                                                    
 午後、お父さんが書いてくださった脚本を、みんなで読み合わせさせてもらえたことが、ものすごく、ものすごく、うれしかったです。
 おさらば3人組、博士やナナポンのやりとりが、わたしたちを前回のスプリングコンサートの世界へと引き戻してくれました。
 主要役者のみんなは、「初めて読んだ」と言っていたけれど、それを感じさせないくらい歯切れのよいテンポでセリフが進んでいました。そのひとことひとことに笑って、笑って、涙が出て……。
 手に持つ脚本のページが次第に薄くなっていくのを見て、このストーリーが終わってしまうことが、惜しいと思ってしまいました。

 お父さんお母さんが教えてくださることがぎゅっと詰まった、お父さんお母さんの欠片のような、わたしたちの欠片のような…。魂と言ってもいいような脚本でした。
 わたしたちがなぜ依存症になってしまうのか。どう生きていけばいいのか。
 今回「人体」にスポットを当てることで、根っこの部分から、理解をすることができると思いました。

 うまく言えないのですが、お父さんの脚本が、確かに、わたしの身体に響いています。
 この脚本を読んで、コンサートを通じて、わたしは自分自身が変わることができるのではないか、という予感がしました。それは、すっかり細胞から変わってしまうみたいで、ターンオーバーで脱皮するみたいで、そういったイメージです。
 きっと、なのはなのみんなで、ひとまわりもふたまわりも、変わることができると思います。伝えることができると思います。
 同じ人間という身体に生まれてきた、来てくださる方々や苦しんでいる方、これからの仲間になってくださるお客さんに、絶対に答えを表現できるコンサートを創り上げることが、できると思います。
 そのために、あと残りの日数、自分の出来ることに精一杯向かいたいです。

 この2日間で、課題も見つかったけれど、希望も見つかりました。
 みんなと一緒だと、苦しむことも楽しいです。幸せです。
 この苦しさも楽しさも味わい尽くすように、今この時間を大切にします。幸せはどこにでも転がっていて、ひとつひとつ拾い上げて、今を生きます。