10月30日(日)「私たちの物語、今の時代の物語 ―― ウィンターコンサート脚本 第1稿の読み合わせ & ドッキリ on Stage!」

10月30日のなのはな

 12月18日に勝央文化ホールで行う、ウィンターコンサート。
 その音楽劇で使われる、お父さんが書いてくださった脚本の記念すべき第1稿の読み合わせをリビングで行いました。
 誰が役をするか決まっていない登場人物は、お父さんやあゆちゃんが読んでくれて、主要役者のメンバーで脚本を読み、脚本の内容をみんなで共有できる形で読み合わせを行いました。

 

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 今回のウィンターコンサートの音楽劇のテーマは「人体」で、人の気持ちという視点から見るのではなく、身体の中という新しい視点から、引きこもりの人や依存症の人、自立しにくくなる人は、どのようなメカニズムで心がくじけてしまうのか、なぜ前向きに明るく生きられなくなってしまうのか、そしてどうすれば前向きに生きていくことができるのか、人の心を探りながら、登場人物とともに深めていきます。

 脚本を読み進めていくのと比例して、リビングの空気が脚本の世界の色に染まっていくような、その世界にぐんぐん引き込まれていくのを感じました。お父さんや役者の人が読む声だけがリビングの部屋の中に響き渡り、みんなが真剣な表情で聞き入り、自分のこととして聞いているのを感じました。

 リビングにいるみんなの気持ちが、コーラスのピッチがぴったりあったときのように、気持ちがそろっていく、同じ深さに降りていく感覚を感じました。

 私は、役者として登場人物のセリフを読ませてもらいましたが、はじめて読むセリフも変に意識することなく感情移入し、そしてとても共感しながら言うことができました。

 それは、この物語は本当に自分たちのことそのものだからだと、思いました。
 私たちの物語であり、なぜ病気になってしまったのか、どうやったらこれ以上生きにくさを抱える人を出ない世の中にできるのか、前向きに生きていくことができるのか、知りたいことがつまっているのだと思いました。

 

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 自分たちそのもののことであると同時に、今の時代のすべての人に繋がっていることだと思いました。
 生きづらくなり自立しにくくなる仕組み、そしてどうすればそこから立ち上がっていけるか、この脚本は今の時代の問題の本質をついた、自分たちにとっても、たくさんの人にとっても本当に必要なことが盛り込まれていると思いました。

 だからこそ、この脚本を、一人でも多くの人に伝わる形にしたいと思いました。
 ひとりでも多くの人に伝われば伝わるほど、きっとそこからいい方へと変わっていくのだと思いました。

 そう思うと、日々行っているダンスや楽器、コーラス練習も、毎日密度濃く、一回いっかい、確実に精度高くしていけるようにしたいと思いました。
 劇を見えやすい形にすること、演劇の精度を高めていくこと、ダンスや楽器の表現を深めてよりレベル高い形で表現できるほど、脚本に対する説得力も強まり、総合芸術として伝わる強さがあがっていくのだと思いました。

 

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 脚本に対しての理解を深めつつも、この脚本を胸に、真摯に自分が担っている役割や表現をみんなと一緒に自分のこととして深めていき、より伝わる形にしていきたいと思いました。
 12月18日に、勝央文化ホールへウィンターコンサートを見に来てくださる方に届くものになるように、みんなと気持ちを一つにがんばっていきたいです。

(やよい)

 

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 音楽合宿2日目の始まりは、演劇部とコーラス部のみんなが企画してくれた、その名も「ドッキリon Stage!」です。現在コーラスの音入れができているコンサート曲のうち、『ビューティフル・ピープル』『スカイフォール』『リカバリー』『ブラック・クイーン』の4曲を、それぞれくじ引きで当たったコーラスバディのチームがステージの上で歌いました。

 

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 数日前にこの企画とコーラスバディのチームが発表されてからは、夜の時間を使って、みんな猛練習していました。廊下ですれ違う人みんな、4曲の中の1曲を歌いながら歩いていて、活気のある空気に、自分もとてもパワーをもらったなと思います。

 実は私はこの企画が発表されたとき、内心かなりドキッとしてしまいました。ウインターコンサートの練習が始まってから、個人的にコーラスの練習に力を入れられていないことを最近自覚していたところで、すでに音入れしてくれている曲も正確な音程で歌える自信がありませんでした。日曜日に発表することが決まってすごく焦りを感じていましたが、(これはきっと、ダークマターが私に向かって、コーラスの練習をしようと言ってくれているに違いない!)と思えてきて、コーラスの猛特訓ができるチャンスをもらえて嬉しかったなあと思います。

 

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「ドッキリon Stage!」では、実行委員さんがくじを引いて、そのくじに書かれてあるコーラスバディのチームが、ステージの上でマイクを持って歌うことになりました。コーラスバディは6チームあって、歌う曲は4曲。歌う直前まで、どのチームがどの曲を歌うことになるのか分からないため、名前の通り、朝からずっとドキドキしていました。

 私のコーラスバディは、ゆいちゃん、ゆずちゃん、まことちゃん、まよちゃんで、昨夜、みんなで4曲のコーラスを猛練習しました。私は4曲のうち、『ブラック・クイーン』がほとんど歌えない状態だったため、みんなに教えてもらいながら音程を確認できた時間が本当にありがたかったです。

 1曲ずつくじが引かれ、『ビューティフル・ピープル』『スカイフォール』と、くじに当たったチームがステージの上で綺麗なハーモニーを聴かせてくれました。私たちのチームは3曲目にくじが当たり、『リカバリー』を歌うことになりました。バンドメンバーの生演奏、更にはあゆちゃんがメインボーカルも歌ってくれて、豪華な環境で自分も歌えたことが、すごく嬉しかったなあと思います。

 

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 とても緊張したけれど、ソプラノとアルトが綺麗に重なることをイメージして歌いました。マイクを通して歌っているとすごく気持ちが良かったし、緊張もとけてきて楽しく歌えて嬉しかったです。歌い終わった後にはあゆちゃんからアドバイスももらうことができ、自分たちのチームは、あるフレーズで出しやすい音が大きく出てしまっているから、その部分は一定の音量で出すことを意識すると良いことを教えてもらいました。自分の課題も見つかって、これからの練習に繋げていきたいなあと思います。

 今回の「ドッキリon Stage!」がコーラスの練習をする良い機会になって本当にありがたかったし、是非第2回目も開催してほしいなあと思いました。コンサートに向けて、コーラスもしっかりと練習頑張りたいです。

(よしみ)

 

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〈昼食は、りゅうさんのスペシャルメニュー、なのはな産の小麦粉を使った、あんまんとカレーまんでした。台所メンバーとバンドメンバーで、おまんじゅうを包みました〉

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〈練習では、『ザ・プロフェッツ・ソング』のバンド・ダンス・コーラスでの初めての合わせや、ダンス練習も行いました〉
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〈夜には音楽室で、『ビューティフル・ピープル』のコーラスと演奏の質を高め、歌う気持ちを揃えました〉