【10月号⑮】「くじを引いた運命はいかに…… ―― 毎月恒例セブンブリッジ大会 ――」ももか

  
 さぁ、毎月、私もみんなも楽しみにしているセブンブリッジ大会が始まります!

 大会の前日である九月八日、私は、

(今回は浴衣は着ないのかなー?) と思っていたら……なんと、お母さんが、

「今年最後の浴衣をせっかくだから着よう」

 と言って下さって、急遽、浴衣選びをすることに!本当にいきなりのお母さんの言葉に、驚きましたが縁日に続いてもう一度着ることができると思うと、嬉しさで一杯になりました。

 夕食後、りなちゃんやさきちゃんたちと一緒に、呼ばれるのを、「どんな浴衣にしようかな」「何色が似合うかな」

 と話しながらワクワクした気持ちで、まだかまだかと首を長くしてリビングでまっていました。

 そして、遂に呼ばれたとき、私たちは大会当日であるかのようなドキドキした気持ちで浴衣選びの会場へ向かいドアを開けると、そこには色とりどりの浴衣が床一面に広がっていました。
  
  
 たくさんの浴衣のなか、私は、さきちゃんに、「黄色がいいと思うっ」と言ってもらったので、黄色で花の描かれた浴衣に決めました。

 そして、待ちに待ったセブンブリッジ大会当日! 古吉野中、朝から大会の話で持ち切りです。

 今回のリーグのテーマは“トンボ”ということでした。いくつもの種類のトンボの名前と写真がリーグの紙にかかれていて、大会中に実行委員のみんながそれぞれのトンボの豆知識を教えてくれました。

■『セブン』

 私は、ハグロトンボというトンボのリーグで、同じチームのさくらちゃん、そしてなつみちゃんたちと輪になり戦いました。そして、実行委員さんによる演劇。

 『セブン』というなおちゃんが作詞してくれた替え歌を合図に大会がスタートしました。『セブン』はみんな、あまりのクオリティの高さに驚きを抑えきれずにいながらも、明るく元気な声で歌いました。

  
  
 私は、さくらちゃんと、「これ出せるかな」「鳴かないデー」「やったー」などと一緒に喜んだりショックを受けたりしながら、カードを出していきました。

 前半戦では特にさきちゃんが強く、毎回戦「ポン」か「チー」と鳴いていて、みんな、さきちゃんの番になるといつもの倍くらいドキドキしていました。

 私も心の中で必死に、(鳴かないで、鳴かないで、お願いー)と願っていました。ですが、願いは通じないことが多く、次々に鳴いていき、ときには何千ポイントと獲得していました。

 恐るべし強運の持ち主……しかし私たちも全敗したわけではなく一発で上がることができたときもあり、その時は、(やっと神様が運を与えてくれた)と思うほど嬉しかったです。
  
  
 そんなこんなで、あっという間に後半戦へ。後半戦ではポイントがプラスになったりマイナスになったりと勝敗が大きく決まるくじが用意されていました。

■くじを引いた結果は……

 中には、二倍マイナスという恐ろしいくじもあり、(どうか「変わらない」がいい)と願いながら、「せーの」という掛け声とともに引きました。私は運良くも悪くもなく、願ったと通り変わらないが出ました。
  
  
 (一安心、良かった)とほっと息をついていると隣から、「キャー」と悲鳴が……その声の持ち主は、ふみちゃん! なんと三倍マイナスを引いてしまったのです。

 しかも、一番点数を取られてしまっていて今回もし負けてしまったら罰ゲームの可能性にうんと近ずいてしまうという状況だったのです。

 このくじと結果により輪の中はより一層真剣なモードに……私たちはドキドキしながら配られたトランプを手に取り勝負を始めました。
  

次の試合に負けたら、マイナス三倍に!

  
 順番が次々に回っていき、遂にふみちゃんの番に! ふみちゃんはなぜか凄くニコニコしていて、なんとカードを出し始めると驚くスピードで手持ちのカードがなくなり一番に上がったのです! 

 ふみちゃんは、「良かったー」と安心し、そしてとても喜んでいました。そうして、あっという間に試合は終わり結果発表へ。

■お月見パフェ

 緊張しながら集計を待っていると、なんと、まりこちゃんが、次の日が名月だということで、「お月見パフェ」を持ってきてくれました。
  

中秋の名月にちなんだ手つくりお月見パフェ

 

 これは、おもちに餡子やかぼちゃ、生クリームが乗り、少しひんやりとしていておいしいだけでなくお洒落で、緊張していた心を和らいでくれました。

 そして、そして、結果発表! 私の緑チームは五位。ぎりぎり罰ゲームを逃れました。今回罰ゲームになってしまったのは……オレンジチーム。

 オレンジチームは、りなちゃんやまなかちゃんたちで、この二人は前回に続き罰ゲームになってしまっていました。
  
  
 罰ゲームの内容は、「変顔あてっこ」。

 お題に書かれた、「何かをしている動物の様子」を手と顔で表現し、それをみんなで当てるというゲームで、お題の中には“集合中に眠たいゴリラ”や“足を踏まれて驚くタコ”などと、表現するのは難しいけれど面白いものがたくさんありました。

 オレンジチームのみんなは、恥ずかしながらも一所懸命表現していて、面白さもあったけれどかわいかったです。

 そうして、喜んだりショックを受けたりと楽しんだ大会はあっという間に終わってしまいました。みんなで盛り上がった夜は、本当に楽しかったです。

 今回、私は五位という微妙な結果になってしまったのが心残りだったので、次のセブンブリッジ大会ではもっと上手になって順位を上げたいです。次の大会が待ち切れない!!!!
  

 

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2枚の振り袖
   
 毎年、成人式のときに振り袖の着付けをしてくださっている村上さんから、藍色とピンクの美しい振り袖をいただきました。永く大切に着させていただきます。