
ウィンターコンサートに向けて先週から始まった音楽合宿。今日から第2弾の音楽合宿が始まりました!
今回のビックバンド演奏では、『ドラムライン』を演奏します。これまでパート練習を積み重ねてきましたが、今日は始めて全員での合わせをしました。
体育館にみんながそれぞれの楽器を持って続々と集合してくるとワクワク感と緊張が波のように押し寄せてきて、気持ちが高まりました。
『ドラムライン』は、マーチングの動きをしながら演奏をします。スネアドラムのかにちゃん、ベルリラのまりのちゃんとさくらちゃんを中心に、3人を囲むように金管楽器のみんなが並びました。いつもの並びとは少し違った並びに新鮮さもあり、『ドラムライン』ならではの編成が、後ろから見ているとすごく格好良かったです。
私は今回、始めてドラムセットを担当させてもらうことになり、まだまだできていないところが多くて不安な気持ちが大きい中、緊張で心臓が飛び出そうでしたが、当たって砕けろの精神で合わせに臨みました。
今週ずっと脚本書きを進めてくださっていたお父さん、お母さんも久しぶりに来てくださり、あゆちゃんも前で聞いてくれている中で始めての合わせが始まりました。
かにちゃんの、“カチカチカチカチ”というカウントを合図に、私のスネアドラムの2打から始まります。その2打はものすごい緊張で、全神経を注ぐような集中力を使うけれど、その緊張感も、カウントに合わせて思いっきり叩く感覚も快感でした。
その後すぐに、みんなの管楽器が入って、一気に体育館が『ドラムライン』の世界観に染まりました。これまでパソコンで聞いていた原曲と同じものが、目の前で鳴り響いていること、それに自分も一部として演奏していることがなんだか不思議で、非日常の気持ちで一杯でした。
1回目の合わせが終わると、お父さんが、始めての合わせのわりに完成度が高いと喜んでくださったことが嬉しかったです。その後は、あゆちゃんが見てくれて、もっと良くするにはどうするかを教えてくれました。
この曲は、馬が駆け抜けていくような疾走感を常にイメージすること。曲調が変化する場面でも、ずっと馬は駆け抜けている映像が流れていなければいけないこと。常に、聞かせたいメロディーやリズムを自分の中で歌って刻んでいられること。その中に自分も入って演奏すること。あゆちゃんが教えてくれることをその都度実践しながら何度も合わせていると、これまでどうしてももったりとしてしまっていたところが叩きやすくなったように感じました。全体として1回1回良くなっていく感覚がすごく楽しくて、みんなでの全体演奏ならではの迫力と充実感がありました。
得に、私はバスドラムのテンポが落ちてしまうともったりとしてしまって、疾走感がなくなってしまうと教えてもらいました。まえであゆちゃんが刻んでくれるテンポを見ながら、必死でテンポキープを心がけて、馬が駆け抜けていく様子をイメージして合わせをしていると、他のパートにも引っ張られにくくなってきたことが嬉しかったです。
午後はマーチングの振り入れもありました。楽器を持ちながら動くのはすごく難しそうですが、より一層格好良い『ドラムライン』になること間違いなしです!どんな振り付けになっているのかが楽しみです。
その中で、いい意味でみんなを支えられるドラムになるように、今日教えてもらったことを意識しながら、練習を積み重ねていきたいです。
(つき)
***

***
QUEENの曲の中でも超大作のひとつ、「ザ・プロフェッツソング」の練習が数日前から始まりました。
8分弱ある曲の中で、その三分の一を占めているのが壮大なコーラスだけのメロディーです。
そのコーラスを聴いたらしばらくその世界から抜けられなくなるような、複雑な和音や輪唱をなのはなバンドで再現します。
先日から曲を聞きながら、一体どうやってメロディーが構成されているのかを解読していました。
何度も何度も曲を聞いて少しずつ分かっていくのがとても面白い!
音の着地点が今まで歌ったことのない様な所にあったり、クイーン独特の難解さが合ってどの部分を細かく見ていっても楽しくて発見がたくさんありました。
「なんでこの音なの~!」
と難しすぎて笑いだしちゃうこともたくさんあったのですが、お腹を抱えて笑いながら作り上げていくのが本当に楽しいです。

さきちゃんやゆいちゃん、よしえちゃんと一緒にああでもない、こうでもないと考えながら、なのはなだけのプロフェッツ・ソングが出来ていくのがとても嬉しかったです。

ダンスもすごくストーリー性があって、すごく魅力的な曲目になっているのでまたバンドと合わせて表現したらお客さんをたくさん惹き込むようになるだろうなあと思うととても楽しみです。
ダンスのみんなにもコーラスを歌ってもらってより分厚くコーラスを楽しめるような曲になるように練習頑張りたいです。
(まなか)