「理想の音 フォークリフト」 さくら

10月27日

 今日の午後は『ドラムライン』の練習とバンド練習をしました。
 あゆちゃんが昨日話してくれたことを、何度も自分の中で繰り返して、練習をしました。
 原曲を聞きこんで、理想の音を持つこと、好きになること。
 合っているかは分からないけれど、強弱が何度も聞いているうちに分かってきて、自分の中に出したい音を持って練習できたことが嬉しかったです。
『ドラムライン』の最初のメロディは、ドが一番聞こえて次は少し小さめでまた次のドに向かってクレッシェンドしてドが一番強くなっていました。

 あゆちゃんが、
「よく、歌ってるときに何考えて歌っているの、って聞かれることがあるけれど、その歌詞に気持ちを込めて埋没して歌っているのではなくて、こんな音が出したい、っていう理想の音を出そうと思っている」
 ということを話してくれました。 
 演奏を良くしていくとき、全体として理想の音に近づくためにはどうしたらいいか、理想の音にたいして足りないところはどこなのか、というのを聞くんだと教えてもらいました。

 生き方も同じなのかなと思いました。
 理想、あるべき姿を体現していこうと思うと、人と関係が近くなりすぎたりすることもないのではないかと思いました。 
 あゆちゃんが以前話してくれた、アーティスティックに生きること、それは利他的なことだということも、分かるような気がしました。

 今朝は昨日の朝の続きで、もち米と紫黒米の籾摺りで出た籾殻の移動をしました。昨日はテミで、ブルーシートを敷いた軽トラに籾殻を乗せて、籾殻の山のところに移動して、ブルーシートを引っ張って運んでいました。
 そのやり方だと効率が悪いからと、須原さんがフォークリフトの乗り方を教えてくださって、とても嬉しかったです。
 フォークリフトはガソリンエンジンで、後輪駆動でした。ハンドルをきると少し時間差でカーブするので、コツを掴むのが難しかったです。バックするとき、どっちにハンドルを回したらどっちに曲がるのか、同じ場所でもなかなか覚えられなかったのですが、須原さんが隣で「右回し右回し」と言ってくださり、そうか、右に下がりたいときは右回しなんだと分かりました。
 ハンドルは左手で操作し、右手側にはバケットの操作をするレバーが3つありました。左からバケットを上げ下げするレバー、傾きを調節するレバー、バケットの中身を空けたり上げたりするレバーでした。

 コンサートのパイプ出しに向けて、籾殻の移動を今朝で終わらせることができて良かったです。
 フォークリフトがあったら、肥料を積んだり運んだりするのに役立てるかなと思うと、すごく嬉しいです。

 今日も1日ありがとうございました。
 明日もできることを精一杯やりたいです。