10月26日(水)「冬キャベツの手入れ、テンポよく & 召喚された不思議な踊り子たち」

10月26日のなのはな

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 キャベツの手入れ、と言えば、防虫ネットを開けて、草取りをして、追肥、土寄せをして、害虫チェックにネット掛け、と、工程が多く、大掛かりで、時間がかかるイメージです。
 でも、今日は、何としても、2枚の畑のキャベツの手入れを終わらせたい、そんな気持ちで、やよいちゃんを先頭に、9人のみんなと、作業に向かいました。

 今朝は、白い息が出るくらいの寒さでしたが、日が昇るとともに、どんどん暖かくなり、作業で動いていると少し汗ばむくらいで、気持ちも身体も覚醒していくことを感じました。

 

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 今日の作業は、やよいちゃんがタイムコールをしてくれて、スピード感のある、テキパキとした空気で進みました。
 やよいちゃんが、草取りをするのには、1畝ごとに1人ずつ入り、8分で奥まで行き着く、というプランを立ててくれたり、ネット掛けの時には、時間を短縮できるようにと、畝間の片側の土だけをかき出す方法を伝えてくれて、効率よく、スピーディーに作業が進んでいくのを感じました。
 そのみんなの流れの中で、作業出来たことが、気持ちがよくて、楽しかったです。
 サクサクと進んで、広い石の下の畑も、2時間ほどで終えることができました。

 みんなとお茶を飲みながら一息ついたところで、次のミッションが待ち構えていました。
 石の下畑の作業を全て終えるころには11時を回っていて、1時のタイムリミットまで2時間足らずといったところで、次の下町川の畑に移動しました。

 

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 その畑も、石の下畑と同じくらいの面積で、15畝以上あり、(終わるのかどうか……)と、少しスリリングな思いを胸にネットを開けて、作業を進めていきました。キャベツの作業に全身全霊を掲げるような気持ちでした。

 12時を少し回ったころ、種まきの作業を終えた何人かのみんなも、合流してくれました。
 私は、その時、キャベツに土寄せをしていたのですが、顔を上げると、たくさんのみんながいて、いつの間にか、かなりの工程が進んでいるという状況で、改めて、みんなの力はすごいな、と思ったし、大人数作業の嬉しさや、楽しさ、醍醐味を感じました。

 

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 また私は、今季、キャベツの作業に入ることはあまりなかったのですが、今日の機会に、キャベツの成長を見ることが出来ました。
 各畑に植わっている第2弾のキャベツは、小さく結球が進んでいました。
 特に驚いたのは、下町川の畑の第1弾のキャベツが、もう収穫できるサイズくらいまで大きくなっていたことでした。
 なのはなの野菜も、夏野菜から秋冬野菜へとバトンタッチする時期で、この機会に、季節の移り変わりを感じて、また、キャベツの収穫も楽しみだな、と思いました。

 

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 今日は、午前の3時間で、広い2枚のキャベツ畑の手入れを終わらせることができました。
 みんなと夢中になって、キャベツの作業に向かえたことが嬉しかったです。

(ほし)

 

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〈桃の肥料入れも、順調に進んでいます!〉

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〈昨日から進めていたバナナの農電ケーブル設置も無事に完了しました〉
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〈ゆず畑では、ニンニクが発芽しています〉
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〈ユズの実は黄色く色づき始めました〉
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〈ハウス内で育てているセロリも順調に育ち、今は脇芽摘みとして収穫したセロリが食卓にのぼっています〉

 

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 隊列をなして舞台袖から出てくるのは、赤いフラダンサーの集団。
 かたまって出てきたと思えば、スカートを翻しながら広がり、広がったと思えばまた、かたまり、勇ましく、何か危機感を感じるような踊りに惹き付けられます。

 しかし、突然フラダンサーが倒れ始め、何やら長い触角を生やした怪しい生き物が2体、なんだか嬉しそうに飛び跳ねて出てきたと思えば、今度はその後を追うようにして胴も手足も長い生き物が「召喚」され、何十本もある手足や体の関節を、ひっこめたり延ばしたり、奇妙なのに高貴、神秘的な動きで魅了します。
 神秘的な生き物に思わず夢中になっていると、今度はフラダンサーが立ち上がり、また踊り始め……。

 8分28秒にも及ぶQueenの楽曲『ザ・プロフェッツ・ソング』の振り入れを、午後に行いました。

 

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 赤いフラダンサーの集団をゆりかちゃん、神秘的な生き物をのんちゃんが見て、振り入れをしてくれたのですが、8分というだけあって、振りを覚えるのも難しそうですが、難し以上に、とてもかっこよく、誇らしい振りが、振り入れ初日から大好きになりました。

 『ザ・プロフェッツ・ソング』は、「カヒコ」と言われる古典のフラダンスの動きが振りに組み込まれていて、衣装は煌びやかではなく、蔦を模したレイなど、自然を使ったもので、動きも滑らかというよりは角があり、尖った動き――例えば、両手を真上にあげるときも、空に刺すように手を上げたり、ステップの最後は蹴る動きが入ったりなど、カヒコ特有の動きがあり、今までにないフラダンスが、とても面白かったです。

 

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 今日、ゆりかちゃんが、「イメージはこんな感じにしたいんだ」と話して見せてくれた、メリーモナークフェスティバルというフラダンスの大会の動画では、カヒコを踊るフラダンサーの目には、強い炎が宿っていて、地球、人類の危機を予言し、どうすれば救われるのかを歌うこの曲の、強さと意志と誇りを表現するにはぴったりのカヒコのフラダンスで、今日、見せてもらった動画のように、力強い振りを、全員で揃えられたら、本能に訴えかけるような素晴らしい曲になるだろうなと思います。

 みんなで、お手本の動画の迫力を思いながら振りの確認をしたり、おさらいをする時間が充実していて、確実に踊れるようになっている感覚が嬉しかったし、やる気に繋がりました。

 

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 フラダンスの練習をしている体育館の手前側では、曲の中で召喚された生き物となるチームが千手観音の動きや、それぞれのカノンの練習をしていて、白い棒を同じ角度で動かして、手首のニュアンスから動きの入り方まで、全員が一致して、本当に一つの生き物になっている様子が時々目の端に映ると、練習中だけれど、思わずじっと見入ってしまいそうになります。

 ゆりかちゃんが、「千手観音のみんなも、みんなで一つの生き物を作っていて、わたしたちも、この曲では、一人ひとりが綺麗に踊ることもそうだけれど、全員で一つの生き物となれたら、より良くなると思う」ということを話してくれて、それぞれのパートが、それぞれのパートで、心を一つにして一つの生き物を作りに向かっているのだなと思うと、なんだかとても安心したし、みんなの一部として、わたしもしっかり役割を果たしたいと思いました。

 練習中は、振りと一緒にゆりかちゃんが歌詞の意味も話してくれて、これまでもこれからも、私達がコンサートで伝えたいことはいつも一つで、それはいつでもどこでも変わらない不変なものだと改めて、この曲を通して感じました。
 これから何度も何度も踊り込んで、ブラッシュアップを、頑張っていきたいです。 

(なつみ)

 

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 千手観音のチームでは、まりのちゃんを先頭に、9人のメンバーが白い棒を両手に持ち、一つの生き物になります。
 10年前になのはなで演奏された映像を初めて見たとき、スポットライトを浴びた千手観音は、とても奇妙で、神秘的で、この世のものとは思えないような、存在感がありました。
 フラダンス、虫の役に続いて、この曲の後半に出てくる重要な役割、千手観音をさせてもらえることを、とても嬉しく感じました。

 

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 振り入れは、のんちゃんがカウントを取って、動きを教えてくれました。
 4拍子になったり、3拍子になったり、カウントを取りにくい曲ですが、のんちゃんがあらかじめ解読をしてくれていて、カウントの取り方を正確に伝えてくれて、ありがたかったです。

 動きは、タイミングを少しずつずらして腕を上下させるのが、基本です。ただ腕の上下を繰り返すだけでも、9人が均等にずれて、前から見たときに美しく見えるようにするのは、とても難しかったです。
 僅かずつでも、それぞれの癖を、のんちゃんが前から見て教えてくれました。均等な間隔で腕を上下させられるように、ひたすらカウントに合わせて練習をしました。

 

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 動きを一通りできるようになって、自分たちで揃えられるところを揃えてから、あゆちゃんに千手観音を見てもらいました。
 まず曲に合わせて見てもらったとき、「すごい。再現度が高いね」と笑顔で言ってもらいました。自分たちでやっていると分からないけれど、初めて前から見てくれたあゆちゃんの笑顔から、、いいふうになってきていることが感じられて、嬉しかったです。

 

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 さらに良くするために、腕と棒をまっすぐ真横に持つことや、動きの粘り方などを教えてもらいました。
 表情については、「自分たちが、召喚されたもの、という感じ」と今までにない言葉で伝えてもらいました。それほど普通のダンスとは違っていて、10年前、なのはなの初期のコンサートで作り上げられた、『プロフェッツ・ソング』の世界に入っていくこと、日常から飛んだ世界の住民になることを感じました。
 あゆちゃんの言葉を聞いてから表情を作ると、みんな本当に召喚されたみたい、と言ってもらえました。
 普段の自分から完全に離れて、この世に召喚され、警告を与える何者かになりきって演じることが、面白かったです。

 

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 千手観音の動きは完璧ではないけれど、回数を重ねるごとに良くなっていくと教えてもらいました。これからもっと美しくできるように、ここしかない、というタイミングを全員で見つけたいと思いました。
 また、フラダンスや、虫を演じる人、バンドとも1つになり、みんなでこの曲を作り上げていくことが楽しみです。

(りんね)