「壁を壊していく」 さき

10月24日

 卒業生ののんちゃんが帰ってきてくれて、大人数のダンスを集中的に練習しました。
 今回、大人数ダンスが多いということで、ますますみんなで気持ちも、振りもそろえなければという、いい意味での危機感を感じているところです。

 『リカバリー』『スカイフォール』『ザ・シード』。ほんの1秒の振りに至っても、ここぞという決めの瞬間があり、あるべきかたちがあることをのんちゃんから教えてもらいました。

 コンサートまでの、またとない貴重な機会に、たくさんの疑問にも答えてくれて、みんなで統一できたこともうれしかったです。やはり、のんちゃんが踊ると、景色が見えるし、メリハリがあって、とても美しく、こんなふうに踊りたいと強く思いました。
 のんちゃんがダンスを教えてくれた時間が、一瞬だったけどものすごく濃くて、楽しかったです。

 いま、ウインターコンサートに向かう中で、ダンス、コーラス、全体演奏の練習をしていて思うこと。

 最初は、覚えることから始まって、そこから、「できない、できない、できない」を繰り返しています。そのできないが、しつこいくらいに何度も何度も、練習して、「できる」に変わっていきます。それがやがては、難なくできるようになって、今度はどう魅せるか、具体的なプランとともに、表現に磨きをかけていきます。

 その一連の過程で、壁にぶち当たっては、悩み試行錯誤して、壁を壊していく。そのことを思うと、本番はおまけで、一回一回の練習が本番であるというのがよくわかります。

 私は精神も体力も、まだ一番よいコンディションには届いていないと思います。
 できないときの自分が、とてつもなく情けなくて、悔しいです。

 けれど、できないならできないなりに、もう思い切り踊って、歌って、表現して、自分ができてないところをはっっきりとさせようではないか。それからどうやって直していくか考えればいいんだ。

 以前、お父さんとお母さんと話しをさせてもらってから、最近はそうなふうに思い始めました。

 できることを信じて、ただひたすらに練習していきます。どんくさくたってなんだって、一生懸命にやれば、たとえできてもできてなくても、あぐらをかかずにやれるとこまでやります。という感じで、文章は硬いですが、素晴らしいウインターコンサートになるよう、みんなとよいものを作っていきたいです。