【10月号⑤】「自然豊かな栗山で とげとげ、ころころ、栗拾い」ほし

  
 この時期によく見かける、とげとげとしたイガ、そこから出てくる、ころっとした実。
 その正体は、「栗」です。

 地域の人から、栗山を寄付して頂きました。その場所は、幼木も含め八十本以上の栗の木があります。
 以前から、お父さん、お母さんが、集合で、栗山のことを話してくれていました。
  
  
「広々としていて、景色もきれいな場所だ」
 ということや、これから栗をどういうふうにいただけるのか、想像を膨らますと、楽しみな気持ちになりました。

 ある天気のいい日の午後の最初、お父さん、お母さん、みんなと、その栗山に出かけました。
 その場所は、山の中にあり、そこに行く道中には、牛がいたり、果樹の畑もあり、空気も新鮮に感じ、自然を存分に感じました。

■夢中に
  
 秋の晴れた日差しの中、みんなで足並みをそろえて、歩く時間が、ちょっとしたピクニックのようで、気持ちが良かったです。

 栗林に入ると、小さいものから大きいものまで、栗がたくさん転がっていて、みんなでかごの中にどんどん、その栗を入れていきました。

 栗の木の影の下で、みんなと栗拾いをする時間が、穏やかでした。
  
  
 こんなに拾っていいの、と思うくらいたくさん転がっていて、宝集めのようで、夢中になりました。
 焼きぐり、マロングラッセ、栗ご飯、モンブラン……と、想像が広がりました。

 また、栗に携わる中で、新たな発見がありました。

■白い栗
  
 お父さんが、「白い栗だよ」と言って見せてくれたときでした。
 とげとげとした栗のいがが、緑色のものから出てくる栗の色は、クリーム色をしていて、触り心地は、柔らかく、そのことを初めて知って、驚きました。
  
  
 その白い栗は、天日干しにしていると、茶色くなり、味も普通のものとさほど変わらない、とお父さんが話してくれました。
 また、お父さんが、集合でたくさん栗の話をしてくれて、この間は廊下を歩いていたら、お父さんお手製の焼きぐりを貰いました。
 ほくほくとして、甘くて、美味しかったです。
  
  
 私は、これまで栗を見たり、食べたりすることはあまりなかったけれど、この機会に栗のことを知っていけることが、ありがたくて、嬉しいことだな、と思いました。

 秋のこの時期に、栗山をお借りできて、活動にも活気づいていくのが、嬉しいです。