【10月号①】「刈って、結んで、秋の黄金 ―― 紫黒米の手刈りと稲結び選手権 ――」ももか

なのはな稲刈りシーズン最終日は、光田んぼで紫黒米の手刈りです。今年は、ミ ルキークイーン(うるち米)、ひめのもち(もち米)、紫福米(紫黒米)の3品種 を育てました。この日で3町3反4畝の稲刈りが無事に完了しました! 

  
 みんなで、紫黒米の稲刈りをしました! 私は手刈りを昔、学校の授業で少し体験したくらいで、ほぼ初めての経験が、九月二十七日にやってくるのをワクワク・ドキドキしながら、ずっと待っていました。

 紫黒米が植わっている光田んぼにつくと、一枚下の田んぼでは、もう既にコンバインで稲刈りをしている、あゆちゃんや、りなちゃんたちの姿がありました。
  
  
 そして、お父さんから稲刈りの説明を受けた後、神様が私たちのために用意してくれたとしか思えないほど最高に良い天気の下で、一層気分が上がってスタートした手刈り。

 私は、緊張と興奮のなか、利き手の左手に鎌、右手に稲をつかみ、(やるぞ!)という気持ちで稲を刈り始めました。ザクッときれいに刈っていくのは、とても気持ちよく、楽しかったです。

 そのあとに稲束を藁で結んだのですが、最初、とても藁を結ぶのに苦戦しました。しかし、まなかちゃんに教えてもらうと、さっきまでの時間が嘘だったかのようにスムーズにできるようになりました。

■心をメラメラと燃やして
 
 そうしてもくもくと結んでいると、
「今から選手権を始めます! 皆スタンバイして、いち早く五束をつくってください」
 とお父さんの声が。

 私は、
(慣れてないけど、そんなの関係なしに勝ちたい)
 と突然の選手権にビックリしながらも心をメラメラと燃やしました。

「よーいスタート」
 と、力強い声でスタートした選手権。

 みんな一人ひとりが、それぞれ強い思いを持って稲を結び始めました。私も一生懸命結びました。
  
  
 しかし! 驚くことに、みんなのスピードが本当に早く、開始からほんの数分もたたないうちに、「はいっ!」と声が上がりました。(だれだ?)と思い声のするほうを振り向くと、さくらちゃんが手をあげていました。

 みんな、「凄い!」と驚いていると、続いてまえちゃんと、なつみちゃんが「はいっ」と手をあげ、あっという間に結果が決まってしまいました。

 あっという間に負けてしまって悔しかったのですが、自分の中での一番早いスピードで結ぶことは出来たのでよかったです。
   
  
 稲刈りの途中に、まりこちゃんが、マクワウリスムージーを届けてくれて、それはとてもおいしく、さらにはさっぱりしていたため、熱かった体温を一気に涼しくしてくれ、みんなをハッピーに、そして作業のスピードをより一層早くしてくれました。

 最後は、結んだ稲束をバケツリレーで運びはぜ干しをしました。運んだ稲束は本当にたくさんあり、またまた驚いたのですが、とっても刈れたことを身体で実感でき、嬉しかったです。

 また、干された稲束たちを見るとスカートのようできれいでした。

 そしてあっという間に終わった稲刈り。みんなで刈った後の田んぼ・干された稲をみると、終わってしまったことを実感し、少し寂しさを感じましたが、同時にとても大きな達成感と喜びも感じました。

 みんなで行った稲刈りは本当に楽しく、最高の午後を過ごせました。