10月20日(木)「桃畑の雑木伐採、無事に完了 & 光る屋根つらなる崖崩れ下ハウス」

10月20日のなのはな

 先日に引き続き、桃畑の伐採2日目のこの日、奥桃畑と開墾17aの雑木の伐採と、先日に切り倒した池上桃畑の丸太の回収をして、今回の伐採を無事、終えることができました。

 メンバーは、前回同様、永禮さん、須原さん、あゆちゃん、まえちゃん、私の5人です。
 前回の伐採の日の夜、お父さんが、「1つひとつの手順を確実にするように」と話してくれていたことを、永禮さんがみえてからメンバーで確認してとりかかることができました。

 奥桃畑には東の山側の斜面に、15メートル以上に育ってしまった雑木が数本あり、それらが桃に影を作ったり、どんどん大きくなってしまう様子でした。
 桃の木との距離が近いため、桃の木をかわして切り倒す必要があり、少し難しそうでしたが、どうやって倒せばいいんだろう? と思えるような木も、一つひとつ、永禮さん、須原さんが、どこにワイヤーロープやロープをかけて、どの木に繋いで、どちらに引っ張るということを考えて指示してくださり、思ったとおりの方向に切り倒していくことができました。

 

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 切り倒した木は、チェーンソーで解体して、枝葉の部分は、そのまま西側の大斜面を持って下っていき、崖崩れハウス前上畑に運んでいきました。
 私はトラックを使って運ぶことを考えていたので、あゆちゃんの発案がとても良いなと思ったし、大きな枝を持って斜面を駆け降りるのは、新鮮で楽しかったです。
 また、太い丸太の部分は、1メートルくらいの長さに切って、運ばずにその場に置いたりしていきました。

 奥桃畑の奥のほうには、「難関」と思える大木群があり、それは思い切り桃畑側に向かって重心が傾いていました。
 そこに木登り梯をかけてロープをかけに登るとき、私は梯子があまりにも不安定で怖気づいてしまい、そこまで危険な思いをして切らなくても良いかもしれない……というような思いが過ぎってしまったのですが「切ろうや」と永禮さんたちが言ってくださって、須原さんは私に代わって、不安定な梯子を登っていってくださいました。
 弱気を出してしまったことを恥ずかしく思いました。気を取り直して、気持ちをしっかり持って向かおうと思いました。

 また、枝葉運びで大斜面を往復するのは楽しいけれど、結構体力も必要だったのですが、あゆちゃんとまえちゃんはせっせと枝を解体したり運んだりし続けていて、励まされました。
 そして、午前に、奥桃畑の「難関」も含めた、予定していたすべての木を切り倒すことができました。

 

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 午後からは、あゆちゃんとまえちゃんが、奥桃畑の最後に切った一番大きな木の解体が残っているのを進めてくれて、私は永禮さんと須原さんと一緒に、開墾17aの伐採にとりかかりました。

 開墾17aには、大小の切りたい雑木が20本ほどあるのですが、この日はそのうちの大きな3本を切ることにしていました。
 そのうちの1本は5つくらいに株本で枝分かれしているので、1本と言っても工程は細目の5回分で、おまけに桃に覆いかぶさるように生えているので少し難しそうに見えました。
 しかし、すぐ隣が林で、まだ桃の木がそれほど大きくないこともあり、切り倒す方向をしっかり見極めてしっかりロープで引っ張れば、問題なく切り倒せそうな感じがしました。

 永禮さんがチェーンソーで切ってくださり、須原さんと私はロープを掴んで息を合わせて引っ張りました。そして、そのように協力して木が予測通りに倒れると楽しかったです。
 倒した木は、チェーンソーで解体して、林の中に運び込み、片付けました。永禮さんが切ってくださった木の枝葉を、須原さんが林の入り口まで運んでくださるのを、私が奥まで運ぶという流れができて、あっという間に1本、そして次の1本、というふうに綺麗になっていきました。

  ちょうど17aの伐採を済ませた頃、あゆちゃんから、「奥桃畑もそろそろ終わりそう」という連絡があり、先日伐採していた池上桃畑のヒノキの丸太を回収する作業に移りました。
 これは、およそ10本ほどのヒノキの丸太を、回送車にユンボを使って乗せて、グラウンドに運び、フォークリフトを使って降ろす、という大がかりな作業で、とても緊張しました。
 須原さんがユンボを操ってくださり、須原さんの指示のとおりに吊る紐を丸太に回してユンボに取り付けたり、永禮さんと私で宙に浮いた丸太を誘導しながら、回送車に乗せていきました。

 この丸太というのが、大きいものだと直径30センチほどあり、長さが4メートル以上のものもあって、正直、怖い感じがしたし、一瞬も気を抜かない緊張感で行う作業で、やっていくうちに、こんなふうにするんだなというのがだんだん解ってきたのですが、やはり難しかったです。これほど重くて巨大な丸太を宙に浮かせたり、その状態だと手で思う方向に持っていけたりするのが、新鮮で、人智の積み重ねというようなものを思いました。

   そんなふうに、1本1本、順番に乗せていき、あゆちゃんとまえちゃんは、池上の手で回収できる丸太を軽トラで運んでくれてから加わってくれて、斜面の上にあった丸太も含め、遂に、改装車にすべての丸太を乗せることができました。

 そしてグラウンドでは、須原さんがフォークリフトを操ってくださり、皆で手で転がしたり、木材を下に入れたりして、フォークリフトに乗せて、1本1本、降ろしていきました。
 ユンボで乗せるときも、フォークリフトで降ろすときも、須原さんの操作が絶妙で素晴らしかったし、永禮さんの補助がとてもかっこよかったです。
 すべての丸太を降ろし終えたとき、無事に、誰も怪我などすることなく、伐採作業を終えられたことが、本当にありがたくて、たまりませんでした。

 

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 桃の木の上がすっきりして、長い間気になっていた、桃の日照が改善できて、本当によかったです。
 死ぬまである危険な作業で、少しでも奢った気持ちとか、急いだり、焦ったり、無理をしたらいけない、と思って、ここ何日間か、とても緊張していたし、不安な気持ちも入り混じっていましたが、この伐採作業は、私にとって大切な体験となりました。
 作業を通して、難しい作業の楽しさも感じたし、この作業を超えたことで自信にもなった気がするし、永禮さん、須原さん、あゆちゃん、まえちゃんに、勇敢な気持ちとか、優しさも、教えてもらったように思います。
 ありがとうございました。

 夕暮れの中、あゆちゃん、まえちゃんが、
「よかったね」と優しい笑顔で言ってくれました。
 この日のことを忘れずに、次に生かしていきたいです。
 
(あんな)

 

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 崖崩れ下真ん中ハウスの修繕をしました。古くなったビニールを外し、ハウスの骨組みを整えてきて、昨日の作業では、大屋根のPOフィルムを被せ、両端のアーチパイプにパッカで留めるところまでを進めてありました。

 今日の午前、よしみちゃんとさやちゃんと3人で、フィルムにつけてあるセンターの印と、アーチパイプの頂点が合うように、フィルムを引っ張って合わせました。そして、フィルムが動かないようにするための重しとして、ハウスバンドを張る前に巻き上げを取り付けました。巻き上げ用の、直径22ミリのパイプにフィルムを1周させ、アーチパイプ1本おきにパッカーでとめていきました。
 巻き上げをクルクル上げて、まっすぐにあがっていかないところは、パイプに巻いて留めるフィルムを多くとって調整しました。

 

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 ハウスバンドは前回、崖崩れ道路側ハウスで使ったものと同じ“スレない君”という押さえテープを使いました。POフィルムは、ビニールよりも裂けにくいという特徴がありますが、擦れには弱いため、マイカ線でなく、幅の広いテープで押さえています。先日、スレない君を必要な長さで切って準備したとき、須原さんが、スレない君を巻いた中心にロープを入れたら、一気にハウスの反対側までいけるのではないか、ということを話してくださいました。

 スレない君の片方はハウスバンド用パイプに仮で結び、残りの巻いてある中心にマイカ線を通しました。両妻側でマイカ線を持ち、アーチを超えようと思ったけれど、スレない君がマイカ線にクルクル巻き付き、上手くいきませんでした。
 さやちゃんが、「スレない君のもう片端をマイカ線に結んだらどう?」と言ってくれて、そのアイディアを聞いたとき、上手くいくことを想像して、感動しました。

 

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 35本のスレない君の片方は、ハウスバンド用パイプに結び、もう片方はマイカ線に結びました。両妻側でマイカ線の両端を持ち、引っ張り合うようにして大屋根のフィルムの上を滑らせていきました。35本全てのスレない君が一気にかかっていく光景がとても感動的で、上手くいったことがとても嬉しかったです。

 

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 マイカ線に結ぶときに、捻じれがないように結んでいたので、ほとんど捻じれがなく、テンポよくハウスバンド用パイプに結ぶことができました。
 次からは、スレない君を切って準備するときから、切ったものをマイカ線に結んでおき、ハウスに行ったらパイプに結ぶだけ、というふうにしたいと思いました。

 巻き上げの内側に張る防虫ネットは、ドライバーで穴を開けてスズランテープを通し、アーチパイプに結んでつけていきました。アーチパイプに普通に結ぶと、ピンと張って取り付けていても、日が経つと結び目が落ちてネットが弛んできてしまいます。アーチパイプと側梁を固定している金具の上に結び、落ちないように取り付けることができて嬉しかったです。

 

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 崖崩れ真ん中ハウスの修繕はあらかた終えることができて、次はユーノスハウスの修繕に入る予定です。

(さくら)

 

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〈山畑に、段階を分けながら進めてきた白菜の定植は、4回目を迎え、今日で畑の全面に白菜が植わりました。畝立てを含め、およそ45分間のスピード感ある定植作業でした〉

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〈小豆の収穫の1巡目が完了しました!〉
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〈勇志国際高校のスクーリングは4日目を迎えました。今日は物理基礎や化学基礎で、先生がリモート授業での実験を見せてくださり、イソジンからベビーオイルへとヨウ素を抽出するなどの面白かった実験についてなど、高校生組のみんなが教えてくれました。3人は、このスクーリング期間中、6年生教室に張ったテントに寝泊まりをして、まるでちいさな旅に出ているようです〉