10月18日
午後の作業は、ハウスの修繕チームに入りました。
わたしはハウスのビニール掛けしかしたことがなかったので、ビニルをかける前の段階の作業を一つ知ることが出来ました。
今日の作業は、アーチ形の天井のパイプと、横の骨組みとなるパイプを「クロスワン」という内径25ミリの、半分に切ったタイヤ型のような金具で留める作業でした。
留めたいパイプとパイプが離れていた、そんな時は2本のパイプがくっつくように1人が全力で、まるで相撲を取るようにパイプを押して、1人が金具で留めるように動きます。
しかし、それでもやっぱりパイプ同士がくっつかず、留められないという時もありました。
そんな時、わたしは、
(これはもう、なにか機械か道具がないとできないのかな)
と思っていたのですが、一緒に作業していたさやちゃんが、「2人が駄目でも、3人で出来ることもある!」と言って、さくらちゃんにも助けてもらって、2人がかりでパイプを押してみると、留められなかったパイプ同士がくっついて留められるようになって、ひとりの力って、本当に偉大だな、大事だなと思いました。
初めての作業で、わたしがあたふたして困っていたら、さくらちゃんとさやちゃんがスッと助けてくれて、「これは困ったね」と言って力を貸してくれて、それがとても優しいなと思いました。
わたしも、自分がパイプを押してあげたら2人が助かるかなと思ったとき、自分がやっていたことを一度やめて、パイプを押しに行くと「ありがとう」と笑顔で言ってもらいました。とても嬉しかったです。
毎日わたしは普段から、たくさんの優しい気持ちを貰っていて、ただ自分はそのことに気が付けていなかったと思います。今も、みんなの優しさを当たり前のように流していることがきっとあります。
でも、今日は、自分が嬉しいなと思うことを1つ、こうやって返すことが出来て、これからもっといっぱい利他心を見つけて、感じて、インプットして、アウトプットしていきたいと思いました。
明日の朝も、空に願って1日を始めます。
ポスター看板や大看板が、最後まで綺麗に置けるように、きっちりと甘いところがないか確認して、しっかりと看板が看板の仕事を果たせるように、わたしも頑張ります。
おやすみなさい。