10月18日(火)「池上桃畑に日光の増した1日 ――雑木の伐採 & 追肥ツアー」

10月18日のなのはな

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 池上桃畑の東側の、桃の木に陰を作っている木の伐採をしました。
 以前から、池上桃畑の東側の数本の桃は、東側の高い檜の木などに陽が遮られている時間が長く、日照不足のせいか、生育が悪かったり、糖度が上がりにくく、良い桃になりにくいと感じてきました。
 少し大がかりな作業になるため、今期の桃の収穫期が終わったら、是非とも改善したいと思っていて、遂に実行に移すことができました。

 数日前から、切る樹を具体的に決めて印をつけたり、笹や草を刈って足場を作ったり準備を進めてきました。
 前日には、須原さんに教えてもらってチェーンソーを研いだり、ワイヤーロープや、木の伐採のときに使う木登り梯子や、ヘルメット、ロープなど、具体的な道具の準備を整えました。
 正直、とても緊張と不安が入り混じりながら当日を迎えました。

 伐採作業は5人で進めました。
 役割分担としては、永禮さんがチェーンソーで木を切ってくださり、須原さんはユンボを使って、倒したい方向に樹に取り付けたワイヤーロープを引っ張ったり、切った丸太を移動させたりしてくれました。
 あゆちゃんや、まえちゃんもチェーンソーを使って枝払いをしてくれて、枝払いした枝は道の脇や、山の中に寄せたり運んだりしました。

 

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 木の高さは15メートル以上はあったと思うのですが、木が伸びている方向的に、そのまま倒して問題ない場合と、桃畑の方向に傾いてる場合とがあり、桃畑に傾いている場合にはそのまま倒すと桃を直撃してしまうため、倒す木のできるだけ高い位置にワイヤーロープを取り付けて、引っ張る必要がありました。

 私は木登り梯子に登って、倒す木にワイヤーロープをワイヤークリップで取り付けるという作業をしました。
 木登り梯子に登るのは初めてで、少し怖い感じがしたのですが、一度上がってしまうとそれほどでもなく、慣れて、自分のできることの幅が広がったような感じがしました。
 まえちゃんやさくらちゃんが梯子を支えてくれたことで、安心感がありました。

 

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 木の伐採は、スケールが大きくて、普段の作業にはない、ダイナミックさと、スリリングな感覚があり、緊張もするけど、木が良いふうに倒れたときや、視界が開けていく感覚は、格別の面白さがあると思いました。
 伐採するのは9本の予定だったのですが、作業を進めていく中で追加で切ったほうがいい木が出てきて、全部で13本ほどの木を切り倒しました。
 高くそびえる雑木を切っていくと、桃の木に光が差していくのが実感できて、とても希望が持てたし、達成感や充実感が大きくありました。

 

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 最後に伐採した木は、桃の木の方向に傾いでいて、倒すときに上手くいかずに、桃の木の方向に倒れてしまうというアクシデントがありました。
 その衝撃で、ネットかけ用の支柱が傾いだり、桃の枝を吊っていたエクセル線や、支柱同士を繋いでいたマイカ線が切れたりしたのですが、それらがクッションとなったのか、倒れた木の下で、桃は大きな外傷がなく、何かの力で守られたのかもしれません。

 桃に被さってしまった、倒れた木やそれに絡んでいた蔓などを、丁寧に取っていくと、桃は、ほとんど傷がないことが確認できて、ほっとしました。
 お父さんから、手順などが悪かったことを教えてもらい、次回から改善したいです。

 

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 今後、切った木の枝や丸太の運搬を進めていく予定です。
 池上桃畑のあと、桃畑の伐採は、奥桃畑、開墾17a、開墾26aで行う予定です。
 事故のないように、正しいやり方で、安全に作業を進めていきたいです。

(あんな)

 

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 これでもか! というほど良く晴れた今日。午後、やよいちゃんたちと追肥ツアーをしました。誕生日会の準備・雨・コンサート練習と続き、ここ数日なかなか、大きな畑作業ができていませんでした……。そのため、久しぶりの畑作業でした。

 ツアーと言えばやっぱり、沢山の畑と牛肥。今回はピーマン、ナス、太ネギ、大根の全7枚の畑の野菜たちに撒くことが目標だと、やよいちゃんが伝えてくれました。それに必要な牛肥の量はやっぱり大量……エルフに積んである牛肥を見て、(こんなにまききれるの!? いつもよりも多いけど)と、驚いて、つい二度も荷台を見ました。
 久しぶりの畑作業に、開始早々胸を躍らせながらツアーをスタートしました。

 

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 最初は太ネギの畑。テミを持って牛肥を入れてくれるよしみちゃんの元へ駆け寄りました。入れてもらっていると段々と重くなっていく感覚、ほんのりと感じる温かさを全身で感じて、さっきより心も温かくなっていきました。

「はいっ!」準備完了の合図が聞こえました。(よし!)と気合をいれ、両腕のなかにテミを抱え走り、まき始めました。サーっと落としていって空になったら風を感じながら走って、またよしみちゃんのもとへ駆け寄る。これを繰り返すだけだけれど、それが開放感もあり気持ちよく楽しかったし、周りでも同じように風を感じながら髪をなびかせ走っている皆の姿や、「はいっ!」と牛肥をもらっている姿があり、こうして同じことをみんな同じ気持ちですることができることが嬉しかったです。

 

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 そうして、あっという間に太ネギ、ピーマン、大根と、予定の畑の肥料やりが次々と終わっていき、今回のラストでもありボスでもあるナスの畑へ――その前に牛肥が足りない!(うそ!? あんなに山盛りにあったのに)と本当に驚きました。
 急遽、肥料倉庫に戻り、もう一度エルフの荷台に軽トラ一杯分ほどの牛肥を入れなおしました。残り時間は約40分。気合を入れ直して、(終わらせるぞ!)という強い気持ちをもってナスの畑へ向けて出発しました。

 そうして、今までのようにまき始めていくのですが、ほかの畑と違って、通り道には、支柱をつなぐスズランテープを背丈と同じくらいの低い位置に張っていて、思うように走れない……引っかかってしまう……そうなったら、もう帽子をとっちゃえ! そう思ったのは私だけではないようで、畦にはみんなの帽子が落ちていました。そんな様子をみると、終わらせたい、頑張ろうという作業に対する気持ちが同じだということを感じ、嬉しく思いました。

 

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 スムーズに効率良く、声を掛け合いながらまいていくと、終了時間ちょうど5分前にまき終え、エルフが空っぽになりました。空っぽになったエルフを見て、みんなで、「やったー! まききったー」と喜びました。また、終わったとき私はふと思いました。
(いつの間に、こんなにも畑作業が楽しく感じるようになったんだ)と。
 みんなで笑いながら走って、まいて、声かけあってできた追肥ツアーは、時間があっという間で充実した楽しい時間を過ごせました。

(ももか)

 

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〈崖崩れ下ハウスの修繕作業も進んでいます。新しいビニールやPOフィルムが届き、今日は、ビニールかけの前準備して、印付けなどを行いました〉
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〈藤井先生が来てくださってのアコースティックギター教室では、ウィンターコンサートで演奏する『Heart Strings』を全員であわせ、音の細かな強弱やニュアンスについて、藤井先生に見ていただきながら練習を進めていきました〉

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