「原点から」 なる

10月16日

 お父さんのお誕生日会。
 お父さんの脚本に繋がるように、ウィンターコンサートに繋がるように、調べ物をしたり、チームに分かれて衣装やダンスを考えてきました。

 私も今日の会に向けて、『スカイフォール』のチームで準備をさせてもらいました。
 今回のテーマは「宇宙と人体」です。
 調べ物をしようとすると、何から調べたらいいか困ってしまいました。情報はたくさんあるけれど、そのなかで何が知りたいのか、何を伝えるのか、お父さんは本当にゼロから作っていくのだと改めて感じました。

 お父さんは、人の成り立ちから考えていると話してくれました。
 どこから生まれて、自分たちをつくったものは何を生み出そうとしているのか、繋げて考えたら、答えは見えてくる。保証はないけれど、必ず答えがあると信じられる。
 お父さんはいつでもその時のことだけではなく、どこから生まれて何に向かっているのか繋げて考えるのだと思いました。野菜だったら原産地を考えるし、自分たちの傷みも4~6歳のときまでさかのぼって原因を突きとめました。
 原点からどこに向かっているのかを考えたら、その途中にある今の答えも見えてくるのだと思いました。

 私たちのチームは、あゆちゃんが作ってくれた脚本をみんなで伝えました。
 練習で集まったとき、あゆちゃんは、今回のコンサートで「宇宙と人体」というテーマで、自分が伝えるとしたらこういうことを言いたいと思ったんだと話してくれました。
 身体1つを考えるにも、情報は溢れているし、これが正しいと言われていることもあるけれど、流されたり鵜呑みにするのではなくて、自分たちはどう生きるのか、自分たちは何を大切にしたいのか、摂食障害になった1人として、なのはなファミリーの1人であるとして、進むべき道を見据えて生きていくことが大切なのだと思いました。

 あゆちゃんチームで、会に向けて準備をする時間がとても大切な時間でした。
 日中、みんなが衣装や調べもの、飾り、脚本などを進めてくれました。
 私は一部ダンスを考えて欲しいと言ってもらいました。ダンスを考えるのはとても難しくて得意ではないけれど、チームの力になれるなら自分のできることをやれるだけやってみようという気持ちで考えました。

 あゆちゃんに見てもらったとき、動きすぎていて、もっと曲に合わせた感じがいいなとアドバイスをもらい、その場で考えることになりました。たった1フレーズでも決まるのにとても時間がかかっていて、また時間をかけてできるまで考えるしかないと覚悟を決めていたのですが、ふっと降りてくるように振りができあがりました。その場であゆちゃんやチームのみんなにも見てもらって、いいねと喜んでもらえたのが、とても信じられませんでした。

 お父さんやお母さんが話してくれるように、私が考えたのではなかったです。チームのみんなが、1つの『スカイフォール』の世界をつくりたいという思いで作られたのだと思いました。

 あゆちゃんがつくってくれた脚本を、1人ずつ台詞として伝えました。
 その練習をするとき、あゆちゃんは自分の台詞だけでなくて、全体を読み込んで全体で何を言いたいのか理解して、そのなかで自分の台詞を言うようにしよう。
 台詞を言葉ではなくて、自分の気持ち、自分の言いたいことにしてしまうんだよ、と話してくれました。
 そうやって何度も何度も脚本全体を読んで声に出していくと、感覚として自分のものになっていきました。

 全体のために今できる役割を全うすること。
 それは今目の前の役割だけでなく、何億年もの時間のなかでの今、宇宙、地球、人間、細胞というスケールの中での今。
 私が思っていたより、とてもとてもスケールの大きなものでした。

 あゆちゃんが言ってくれて、本番はお父さんお母さん、体育館にいるなのはなのみんなだけでなく、コンサートに来てくれる人、これから出会う人に向かって届ける気持ちで伝えました。

 お誕生日会は、みんながコンサートに繋がるように、その気持ちで溢れていて、仲間と一緒にコンサートに向かって走り出しました。とても楽しみで、できることを1つ1つ精一杯向かっていきたいです。