「栗林へ」 るりこ

10月10日

 今日は本当に充実した1日で、書きたいことがたくさんあります。

 まずは、なのはなを応援してくださっているお客様が、なのはなへ来てくださいました。
 午後には、なのはなへようこそという気持ちを込めて、みんなと演奏とダンスを披露させていただきました。『オテアルミア』や『アライブ』の演奏の間には、一緒に手拍子をしてくださったり、1曲1曲が終わるごとに大きな拍手を送ってくださり、体育館いっぱいがなのはなの温かい空気で包まれているようで、踊っていても本当に楽しくて、幸せな気持ちにさせてもらえました。

 夕食もご一緒に、なのはなで穫れた栗ご飯や、りゅうさんが揚げてくださった夏野菜の天ぷらなどのご馳走をいただけたことも、とても嬉しかったです。

○ミーティング
 小チームに分かれて、お父さんが大切なお話をしてくださいました。
 お母さんが、「利他心を持たないと、回復はないよ」ときっぱりと言ってくださいました。
 わたしもみんなと一緒になのはなのプラスの空気を作っていく一人として、利他心を持って生活していきます。
 どんなときも素直に誠実な気持ちで、手を抜かずに過ごします。

○栗拾い
 午前はまなかちゃんたちと、栗林へ栗拾いに行かせていただきました。
 個人的には栗林に行くのが初で、行ったみんなから話を聞いてイメージを膨らませていた栗林はどんな景色なのだろうと、向かう車中、遠足に行く子供のように興奮していました。

 北部運動公園の方向へ進み、左手に砂利が広がったあたりで、まなかちゃんが、「ここを曲がります」と、運転手のゆかこちゃんに伝えました。一見、(えっ、こんなところに道があるの!?)と驚きましたが、砂利の細い一本道が続いていて、道なりに進んでいくと、牛小屋が右手に見えてきました。ほしちゃんが、「牛いるよ」と指さす方向に目を向けると、黒い牛が4頭、放し飼いにされていました。3頭は草を食べているのか、下を向いていて、1頭は完全にこちらを凝視していて、怖いなと思いました。柵の高さもそれほどあるわけでありませんでした。でも怖がって騒いでいるのはわたしだけで、牛の方は近寄ったり、襲ってくる様子もなくて、のほほんとしていて、人慣れしているようにも感じました。それでもやっぱり、放し飼いにされているのはちょっぴり怖い気がしました。

 栗林は奥に進むにつれて、木が生い茂っていて、絵本の中のおとぎ話が始まりそうな予感を感じさせる暗さ、静けさ、景色だなと思ったのが第一印象です。イメージしていたよりも木と木の間隔が狭くて、もっと開けた栗林を想像していたので、そこが意外に思いました。
 足下には栗が入ったイガやイガから出た栗があちこちに落ちていて、まなかちゃんも、「今日は多い!」と言っていました。

 早速、お父さんが購入してくださった厚手の手袋とトングを持って、栗拾いに入りました。下を見ると、本当に右にも左にも栗が落ちていて、それらをトングで掴んで取っていくのが溜まらなく楽しくて夢中になりました。

 木と木の間を1スパンと見て、5人でそれぞれ1スパンずつ入っていきました。しかし、下に落ちる栗を追って進んでいくからか、腰を上げると、隣の子のスパンに侵入していた! ということがあちこちで多発してしまいました。それを見かねたまなかちゃんが、「隣の芝生は青い、じゃなくて、“隣の栗は多い”だね」と言って、みんなで大笑いしました。正直言うと、あまり栗自体は好きではなかったのですが、こんなにも栗拾いって楽しいんだ! と思うと、栗のことも好きになっていくような気がしました。

 夢中になっていると時間が過ぎるのも早くて、あっという間に栗拾いも一区切り。

 そのあとはみんなでイガから栗を出していきました。少し小雨が降っていたのですが、広がった栗の葉が守ってくれて、木の下にいると、雨も凌ぐことができました。手袋を着用していると、イガを触っても全く痛くなくて、イガ剥きもみんなで無心になってやりました。栗の実の状態にしてみると、コンテナ軽く2コンテナ分ほども溜まり、持つとずっしりと腰にくるくらいに重たかったです。

 イガ剥きをしている間にも、上からイガが落ちてきて、帰り際はもう一巡したいなと思いました。
 栗拾いをすることは初めてでしたが、トングを使って収穫をするのってこんなにも楽しいんだなと知って、是非、また行かせてもらいたいです。
 栗林の景色もとても好きになったし、まなかちゃん、ゆかこちゃん、ほしちゃん、みちよちゃんと過ごした時間もとても温かい時間でした。