「鐘が鳴る頃に」 なる

10月2日

 夕方、みんなと畑に出ました。
 昨日みんなが植え付けた下町川畑のキャベツに草を敷き、ネットをかけ、できたら石の下畑の1畝半のキャベツも同じように草敷きとネットかけをやりたいということでした。作業に出る前にるりこちゃんが、やりたいこととタイムスケジュールを伝えてくれました。

「作業がたくさんあるのでスピード感を持ってできたら嬉しいです。下町川畑は終わらせたいです」
 るりこちゃんから全体像を聞きながら、身体と心にエンジンがかかりました。

 まずは草敷き。草を敷く手が止まらないように、さくらちゃんが草を運んでくれました。手元の草が終わりそうになると、さくらちゃんが来てくれました。
 みんなで草を敷き終えると予定の時間より早い!
 ますますやる気が出て、今度はみんなでネットを張ります。ペアになって支柱を立てて、私は鍬で土をかき出していきました。植え付け前にトラクターをかけてくれたそうで、土が柔らかくて、鍬を使うのが楽しくてたまらなかったです。

 進みが速かったので、るりこちゃんが何人か石の下畑のネットがけに行こうと言ってくれて、やりたかった2枚の畑のネットがけまで余裕を持って終えることができました。

 おまけに、最初は聞いていなかったけれど、水やりもできたらやりたかったようで、るりこちゃんが、やりたかったことが全部できたと喜んでくれて、私たちも達成感いっぱいで帰ってきました。2時間があっという間でした。

 17時の鐘が鳴る頃になると日が沈み、その瞬間に、気温がすーっと冷えていきました。古吉野に帰ってくると、雲が夕陽色に染まり、月が輝き始めていました。なんだか地球と一緒に生きているみたいで、そのなかでみんなと夢中になって動いていると、心も身体も満たされて気持ちがよかったです。