9月29日(木)「景色を伝えて、確かなものに 『リカバリー』ダンス練習 & 完成目標まで約1週間、生まれ変わる崖崩れ下ハウス」

9月29日のなのはな

 ウィンターコンサートに向けて、大人数ダンスの『リカバリー』を、あゆちゃんに見てもらいました。
 2週間ほど前に、卒業生ののんちゃんに振り入れをしてもらって、それから毎日、習慣練習を積み重ねてきました。振りを身体で覚える段階は乗り越えて、より厳しく、美しく揃う形を追求し、ブラッシュアップする段階になりました。

 

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 お父さん、お母さんにダンスを見てもらったときに、
「見せる意識が足りない。これだと、何でもない人が、動きをしているだけで、何も伝わってこない」
 と私達に話してくれました。この場面はどんな気持ちで踊るのか、どんな景色を見せるのか、全員で統一できていなくて曖昧でした。だから、伝えるものが何もなくて、景色にお客さんの姿が見えなくて、見せられるようなダンスにできていませんでした。

 今日は、あゆちゃんに『リカバリー』を、初めから細かく区切って見てもらって、あるべき一番美しい形や、その時に全員で表現する景色を教えてもらいました。

 

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 最初は、全員がしゃがんでいるところから始まります。その時でさえ、ただしゃがんでいるのではなく、緊張感をもって腰を高くし、重心は引き上げるのだとあゆちゃんが話してくれました。一瞬たりとも、休めの姿勢はなくて、緊張感をもって作り上げるダンスこそ美しいのだと思いました。

 身体の隅から隅まで意識を張り巡らせて、一番美しいと思うポーズを取ります。あゆちゃんが練習のときに作り出してくれる空気は、研ぎ澄まされていて洗練されていて、とても一体感がありました。誰もが、あゆちゃんが教えてくれるあるべき形に近づこうとしていました。

 

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 意識高く、緊張感を持とうと思うと、こんなにも力が要るのだと感じました。これ以上引けないぐらい肩甲骨を近づけて、肘を張っていると、手の先がプルプルして、手の感覚が無くなりました。この練習のきつさがあるから、本番のときに、美しい形でピタッと止まることのできる筋肉が作られるのだと、あゆちゃんが話してくれました。

 本番は、練習以上のものは作れないです。スプリングコンサートで、1回1回の練習が本番だと思って、真剣に、緊張感をもってみんなと取り組んでいたことを思い出しました。厳しい形で止まっていることはとてもきついけれど、苦になることはなくて、みんなとより良く近づいていけることでとても嬉しいと思いました。

 

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〈お客さんへ向けて気持ちを表現し、練習を重ねながら、依存を切り離し前向きに生きつづける心を作っていきます〉

 

 目線の先に何を見ているか、どんな景色を表現したいのか、イメージを持って踊ることがとても大切なのだと知りました。あゆちゃんが、1つひとつの動きの景色を教えてくれました。あゆちゃんが見ている景色はとても壮大で、だけれど説得力があって、ありありとその光景が目に映るようでした。

「1つひとつのポーズも、ただの振りになるのではなく、自分で作り出す空気をもっと広げて、隣の人とくっつくぐらい、いやもっと巻き込んでしまうぐらい大きくするんだよ」
 とあゆちゃんが話してくれました。

 

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 自分を限りなく消して、お客さんに見せたい景色を、ステージいっぱいの空間を使って描きたいと思いました。そう思うと、自然と表情を作ることができ、研ぎ澄まされた空気の中で踊るダンスをとても楽しく感じました。

 今日、あゆちゃんが教えてくれたことのなかは、私達がどう生きていくか、そのヒントがあります。姿勢や、動きや、表情は、気持ちや私達の生き方を伝える1つの手段です。コンサートに向かう中で、伝える気持ちをしっかりもって、1回1回の練習を大切に過ごしたいです。

(りな)

 

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 須原さんの指揮の元、崖崩れ下道路側ハウスの修繕作業を進めています。
 ハウスがこの場所に立ってから過ぎた年月のうちに、風や雪の影響で歪んでしまったアーチパイプを、昨日、修正しました。
 今日の午前は、必要のない箇所のビニペットの取り外しと、あぜシートをとめていた土の山をならす作業、午後は母屋パイプの修正をしました。

 

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 このハウスは、これまで、側梁のパイプがアーチパイプの外側についていて、それでは大屋根に段差ができる形になって、水が溜まりやすいのと、ビニールが傷みやすくなってしまいます。元々ついていた高さに印をして、ジョイントの金具をハンマーで外し、パイプを外しました。そして、内側に入れて同じ位置で取り付けました。
 また、側梁、母屋パイプが妻面に飛び出す形になっていたのを、飛び出さないで取り付けられるパイプジョイントを使って取り付けなおしました。

 

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 パイプは人の力でも上手く力を入れたら曲げることができて、それで修正もできますが、風や雪の重さで歪んでしまいます。その対策として、ハウスの両側面にクロスバーを入れます。これは、本来まっすぐなパイプを曲げた状態で斜めに取り付けるので、外側に向かってパイプが反発しようとする力が働いて、ハウス全体が歪まないようになります。

 崖崩れ道路側ハウスの修繕は、10月7日までを目標にしています。みんなで集中的にウィンターコンサートの練習をしたい土・日曜日を除くと、作業日数は6日間です。目標通り、終わらせられるように頑張りたいです。

(さくら)

 

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〈ナス、ピーマン、パプリカの追肥と中耕や、地這いキュウリの草取りも進めました。また、紫黒米の籾摺りが完了し、できあがったお米を収納して、今年の稲刈りがほんとうに一段落となりました〉