【9月号⑩】「採れたてバジルで ジェノベーゼソース作り」ななほ

  
 採れたてバジルを使って、バジルのジェノベーゼソース作りに挑戦。

 ナスのコンパニオンプランツとして育ててきたバジルが畑での役割を終えたあと、今度はソースとなって私たちを喜ばせてくれることに。

 あゆちゃん、せいこちゃんと一緒に家庭科室で自家製ジェノベーゼソースを作りました。

 材料は四つ。一つ目の材料は、このソースの代表である、生バジル。あゆちゃんが、

「バジルは洗うと香りが飛んでしまうから、綺麗な部分だけを使おうね」

 と話してくれて、三人で綺麗な葉だけをボウルいっぱいに集めました。

 二つ目の材料は、油。ジェノベーゼソースと言えばオリーブオイルのイメージがあったのですが、一番、おいしいソースを作るには、味も香りもしないさっぱりとした太白ごま油を使うそうです。

 あゆちゃんに、「塩は入れないの?」と聞くと、

「塩を入れると香りや新鮮さが落ちてしまうから、料理に使う直前に入れるんだよ」

 と教えてくれました。

 三つ目の材料は、ニンニク。これは、なのはな産のニンニクを細かく刻むだけです。

 そして、最後の材料は松の実。

 松の実と聞いた時、私の中では松ぼっくりがパッと頭に浮かんだのですが、ふと、お父さんが昔、旅行に行ったときの話をしてくれたことを思い出しました。
 
  
 「パイナップルを探していたら、現地の人が松の木を指さして、パインっていうから混乱してね。英語で松がパインだと言うことに、あとから気がついたよ」

 ということは、松の実はパイナップルの種? そう思って、調べたところ、松の実は松の実らしく、思わず笑ってしまいました。

 その四つの材料をミキサーに入れて、混ぜ合わせたらジェノベーゼソースの完成。

 バジルは香りを楽しむ野菜のため、あゆちゃんが教えてくれるジェノベーゼソースのレシピは、細部まで繊細にバジルの香りをソースに閉じ込められるようになっていました。

 バジルは温度によっても香りが飛んでしまうらしく、あゆちゃんが事前にミキサーを冷凍庫に入れて冷やしてくれていたおかげもあり、完成したジェノベーゼソースはとても香りが強く、香ばしかったです。

 このジェノベーゼソースが、今度はどんな姿になって私たちの前に登場するのか、楽しみです。