「あゆちゃんとのダンス練習」 るりこ

9月25日

○ダンス

 演奏とダンスの日曜日でした。畑も好きだけれど、ときにこうして1日をかけて、みんなと集中して、表現をする時間も非日常の気持ちになれて嬉しかったです。

 午前は『ブラック・クイーン』のコーラスの音入れや、あゆちゃんが『ブラック・クイーン』のダンスのカウントを詰める時間を設けてくれました。
 スプリングコンサート以来のあゆちゃんとのダンス練習で、あゆちゃんが初めから振りのポーズやカウントを一緒に考えてくれました。

 あゆちゃんが1番最初にストップをかけたところが、ワンエイト踊った直後の、しゃがんで回りながらはけるところでした。これまでは、1,2でかがんで回って、3、4で立ち上がってはける、と揃えていましたが、あゆちゃんが、
「転がるのにも、ちゃんとカウントごとにポーズがあるはずだよ」
 と言い、1ではどんなポーズになっていて、2ではどんなポーズになっているのかを決めてくれました。

 わたしは正直、転がって回るところは、素早い動きにまぎれて、あるべき美しいポーズがあると考えていませんでした。だからあゆちゃんがそこでストップをかけたことも驚きだったけれど、1カウントごとに決まったポーズがあるはずだと聞き、やっぱりどこまでも緻密さが美しく表現するときにはとても必要なことなのだと感じました。

 1カウントずつ整理していくと、これまで回りづらいと感じていたことが嘘のように、すっと回れるようになりました。
 さらに回り終わったあとにも、すぐに立ち上がるのではなく、一瞬、その姿勢のままで「静」をつくって、女王の僕役としての気持ちをみんなと揃えてから立ち上がってはけることも教えてもらいました。

「ポーズは止まっていたとしても、気持ちが次に、次にと向いていたら、それは止まっていることにならないよ」
 とあゆちゃんが話してくれました。かがむのは、時間にしたら本当に1秒あるかないかのポーズだけど、そこでしっかりと気持ちも「静」にして、全員で気持ちも揃えてから、動きと気持ちを次に向けていけるようになっていきたいです。

 その他にも、決めポーズの美しい形をあゆちゃんが見てくれました。全員が正しく身体に入るまで、何回も何回も繰り返して、身体に覚え込ませていきました。
 あゆちゃんが見てくれるダンス練習は、厳しいです。今日も首がこのまま起き上がらなくなってしまうのではないかと思ってしまうほど厳しいポーズで止まったけれど、それくらいの気持ちがあって初めて、見ている人に届くのだと思います。

 でもその厳しさを持ってあゆちゃんが伝えてくれるから、あゆちゃんとのダンス練習が終わったあとは毎回、身体面でも精神面でも習得できた手応えがあって、身体も心も新たな世界を手にして、自分の中身が太っていくような気持ちで晴れ晴れしいです。

 これからウィンターコンサートに向かって、あゆちゃんとのダンス練習やコーラス練習が増えていくのかなと思うと、もっともっと自分の気持ちも身体も高めていくためにも、精一杯で向かっていきたいと思うし、今から楽しみだなと思います。