「西太后と春雲」 なつみ

9月24日

○オテア・ルミアとフラダンス

 勝央金時祭りに向けてのダンス練習が本格的に始まって、わたしもみんなと踊らせて頂けることがとても嬉しいです。

 この期間、初めて踊った曲では『ブラック・クイーン』と『オテア・ルミア』がありますが、特に『オテア・ルミア』が難しいです。
 腰の動きは勿論ですが、「イプ」というヒョウタンの楽器を「叩きながら踊る」というのが、まるで脳トレの様で、頭がパンパンになります。
 しかし、リズムを正しく刻めないわたしの為に、みんなが一緒になって、「ぼんちゃ、ぼんちゃ」とリズムをとってくれるのが、涙が出そうなくらい有難く、ちゃんと踊れるようになりたいと思います。

 『レインボー』のフラダンスの時もそうでしたが、わたしはダンスが下手くそで、でもいつもゆりかちゃんが見捨てずに、振りの正しい形が分からずに相談したときは、すぐにその場で踊って、「これはこうなっているんだよ」と教えてくれて、今でも、上手じゃないけれど、わたしは『レインボー』のフラダンスが、本当にだいすきになれたなと思います。

 今回踊るオテアルミアも、今は(腰も足もリズムもカウントも難しくて仕方がない!)と思っていますが、わたしはこの曲がもうすでに好きになっているな、とも思います。
 ゆりかちゃんと須原さんと作ったプイリも、ダンスメンバーと作ったプイリもそうですが、ゆりかちゃんが振りの参考にしたメリーモナークの動画を見てからの振り入れ、りなちゃんとイプの叩き方の考案、それを振りに組み込んで作ったダンス。

 練習が始まってからは、カウントとリズムが正しく取れないわたしの為に、りなちゃんとゆりかちゃんがイプを持って何度も一緒に踊って、分かるように説明もしてくれて、リズムが正しく取れないことを話すと、プイリを持ったみんなも一緒にリズムを声に出してくれて、まだまだ過程ですが、わたしが頑張れるのは、なのはなだからだなと思います。

 そして、いつもゆりかちゃんが、わたしがどんなに下手でも、出来るようになると信じて、構えていてくれることが、本当にありがたくて幸せなことだと思います。

 だから、もっと練習して、(華のある人になれますように)と願いながら過ごすことで、少しでも、1パーツとして、良い部品になりたいなと思います。

 それと、これは無駄話のようなものなのですが、わたしは新編成のオテアルミアが、今読んでいる『蒼穹の昴』の西太后と春雲のように思えてなりません。
 西太后はとっても魅力的な人物です。嫌だと思いながらも、星の導きに抗うことなく、鬼となることで国を守る天命を受け入れ、世間にどういわれようとも子を守り続け、非常に情の深い女性で、しかし、国を統べるものとしての聡明さや強かさも兼ね備えていて、国は違うけれど、ゆりかちゃんが踊るタヒチアンダンスの『オテア・ルミア』が、まるで西太后の様でした。(これは小説の世界が現実に、行き過ぎた影響を及ぼし始めているかもしれません)

 そう思うと、ゆりかちゃんたちのバックで踊るわたしたち楽器隊が、自然と西太后に仕える春雲に見えてきて、なんだか、うまく書けないですが無性に嬉しい気持ちなりました。
 ただそれだけですが、今は好きだなと思うことやモノがたくさんできて、その気持ちを、もっと日々の生活にアウトプットしていきたいなと思います。

 おやすみなさい。