9月21日
あけみちゃんが、1日『インビジブルマン』のダンスの振り入れをしてくれました。
あけみちゃんが1日の予定を立てて教えてくれて、始める前に、アイソレーションや、ロッキンの基礎練習をしてくれて、やったことのない動きに戸惑う私たちに、丁寧に教えてくれて、あけみちゃんの明るい笑顔が本当に嬉しかったです。
午前は、大物の振りを5つに分けて、午後は、ゆっくりフォーメーションを確認しながら、カウントで、振りを教えてくれました。
ロッキンという新しいダンスの動きが、とても難しくて、アップ、ダウン、体が今までにない動きに、突然、外国へ瞬間移動でいってしまったような、言葉が喋れないし、聞き取れないような感じの、頭も、体も混乱しながらだったけれど、新しいダンスを教えてもらえることが嬉しいと思いました。
新しく言葉を教えてもらったみたいで、嬉しいし、難しいけれど、
「大丈夫、今はできなくても、必ずできるようになるから」
と、あけみちゃんがそう何度もいってくれて、頑張りたいです。
夜の集合の最後に話してくださった、ロシアとウクライナのことから、お父さんとお母さんの言葉がとても印象に残りました。
「イソップ物語のコウモリのように、利己心であっちへいったり、こっちへいったりが一番嫌いだ。自分がないのは、卑怯だ」
お母さんの言葉が胸にささりました。お母さんが前に、
「自分がないのは優しくない」
と言われたことを思い出しました。自分がどう思うかを、考えることから逃げて放棄するのは、あっちへいったり、こっちへいったり。それは、誰に対しても優しくなかったと思いました。
「小説を読んで、勉強して、プライドと正義を持てるようになる。ちゃんと自分で白黒つけられるようになってほしい」
お母さんがおっしゃって、私は、ずっと自分がないままで生きてきてしまったけれど、もう卑怯に生きたくない、だから今からでも取り戻したい、ここからは、ちゃんと自分で良いことと、悪いこと、自分で白黒はっきりつけられるようになりたい、自分の意見をはっきり持ちたいと思いました。