9月20日(火)「スプリングコンサート鑑賞 & 『Heartstrings』パステルカラーの光」

9月20日のなのはな

 台風による雨風が過ぎ、午前は野菜の収穫へ出かけることができました。背の高くなったオクラや、野菜の支柱などが傾いてしまうなどの影響がありましたが、植え付けたばかりの水菜の防虫ネットは頑丈に畝へ固定されたまま、苗も無事であったことや、種まきして間もないダイコンがほとんど発芽していることは、安心と喜びになりました。

 本格的に畑へ入ることは、まだできないため、今日は、室内やビニルハウスの中でできる作業を進めました。

 

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〈冬キャベツの苗の鉢上げも行いました〉
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〈高校生のみんなは、勇志国際高等学校のレポートを進めました〉

 

 午後は、2022年なのはなスプリングコンサートのブルーレイをみんなで鑑賞しました。
 今年行ったばかりのこのコンサートを鑑賞するのは、みんな初めて。練習期間は、自分の役割に徹することに必死でしたが、こうして全体を観させてもらうと、改めて照明や舞台背景の美しさ、指先、表情までもが揃った迫力あるダンス、役者のみんなの仕草ひとつひとつに、美しさや繊細さを感じ、今年も、最初から最後まで目が離せないステージをみんなで作り上げられたことが誇らしかったです。

 

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 それぞれに悩み、苦しみを抱え、人はどう生きるべきなのか、この宇宙はどうして存在しているのか、それを知るべくして出会った、主人公の3人組は、時空を超えた旅を通して、ひとつひとつその答えを拾い集めていきます。続編をワクワクさせるようなエンディングで幕を閉じ、続編は今年のウィンターコンサートで演じます。

 

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 なのはなのコンサートを観たあとは、心が浄化され、明日から、また頑張ろうという気持ちに自然となっていきます。
 ウィンターコンサートへの意欲も存分に高めらて、とても嬉しかったし、次回も、今のメンバーで最高のステージを作り上げられるよう、みんなの中で精一杯楽しんで頑張ります。

(せいこ)

 

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 ウィンターコンサートに向けて、新曲のダンス練習やバンド練習が始まる中、アコースティックギター教室でも新しい曲の練習が始まりました。
 曲は岸部眞明さん作曲の、『Heartstrings』です。
 ハートストリングス。心の琴線。深い感情。

 教室の初めにみんなでこの曲を聴いたのですが、目を閉じて、耳を澄ませると、目の前にパステルカラーの光が浮かぶような、夢のある、優しい気持ちになりました。

 

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 この曲は3拍子でテンポも速いのですが、穏やかで優しくて、とても綺麗な曲です。

 まずは16小節の譜読みをしながら練習を始めたのですが、どの小節も初めの1音が5、6弦から始まり、低音の重みから高音の美しさがお互いを引き立て合っているように感じました。

 リズミカルな曲調だけれど、穏やかで音色を聞いていても、演奏していても心が落ち着きます。

 どこか、知っているような。どこか、自分と同じようなところがあるような。
 この曲を聴くのは今日が初めてだったのですが、ずーっと昔、私がまだ生まれる前からこの曲を聴いていたかのように、すっと、この曲の世界に入り込んで、好きになりました。

 

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 指使いなどを藤井先生に教えてもらいながら練習していくと、気がついたら2時間が経っていたのですが、弾けば弾くほど、知れば知るほどこの曲が好きになっていく自分がいます。

 藤井先生も、
「みんな、手が動くのが早いね。この調子なら、ウィンターコンサートに間に合いそうだよ
 と笑っていて、この曲がコンサートのどの場面に使われるのか想像するだけで華やかな気持ちになったし、音楽にコンサートのセリフや自分たちの気持ちを乗せて表現できることが嬉しいなと思いました。

 

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 まだ、練習は始まったばかりなのですが、『Heartstrings』というタイトルに合ったような、深い表現ができるよう、アコースティックギター教室のみんなと一緒に練習を進めていきます。

(ななほ)