「気持ちを外にだすこと」 ななほ

9月5日

 昨夜、やすよちゃんのバースデー黒板を、まよちゃんや、まみちゃん、りんねちゃんたちと書きました。

 まよちゃんが書いてくれたやすよちゃんの似顔絵が、とっても素敵で、華やかで、やすよちゃんの笑っている写真を見ているかのように、そっくりで、今日はやすよちゃんのお誕生日をお祝いできたことが嬉しかったです。

 やすよちゃんはいつ廊下ですれ違っても、お風呂であっても、畑作業や当番をしていても、明るくて華やかな笑顔を向けてくれて、やすよちゃんの笑顔に救われたなと思うことが何度もあります。

 なのはなの子としてよくありたいと願う気持ち、やすよちゃんと過ごしていると、やすよちゃんの良かれな気持ちや、粘り強さ、一生懸命さに私もそうありたいなと背中を押してもらって、やすよちゃんの姿から、私も何があってもあきらめずに、前進し続けていたいと思います。

 遊ぶときは遊んで、動くときは動いて、フットワークが軽く、なんでもオールマイティーにこなしてしまうやすよちゃんが綺麗だなと思うし、やすよちゃんの前向きさや笑顔が大好きです。

・気持ちを外にだすこと

 昨夜、なつみちゃんに「アロハエコモマイ、踊ろう! 教えて!」と声をかけてもらって、体育館でダンス練習をしました。

 アロハエコモマイは私がなのはなに来て1番最初に踊った曲なのですが、少し振りを忘れてしまっていたところもあったけれど、なつみちゃんと踊れた時間が嬉しかったです。

 私は常に、自分の気持ちを外に出す、何らかの形、手段を使って表現していないと気持ちがモヤモヤしてしまうなと、最近気が付きました。

 日記を書くとか、誰かと話すとか、畑でたくさん動くとか、なのはなの生活ではたくさんの表現する場所、気持ちを外に出す場面があって、それに助けられているなと感じます。

 数日前、つきちゃんが、「衣装の写真集を作りたくて、どうしたらいいかな」と声をかけてくれたのですが、「山小屋だよりを編集するみたいに、一緒に作ろうよ」というと、とても喜んでくれました。

 ただ、私は編集をするのが好きなだけなのですが、つきちゃんが喜んでくれて嬉しかったし、自分の中で楽しみなことというのが少し先の未来にいくつかあると、それに向かって頑張ろうと思えたり、気持ちが持続しやすいなと感じます。

 それは本も同じで、今、読みたい本リストが10冊くらいあり、2冊同時に読んでいても、時間が足りないくらいです。

 だけれど、本を読み始めるとその世界についつい、入り込みすぎてしまい、日常生活でも、「あ、あのシーンみたいな景色」「あ、あの時の空気、風」「あ、どこかで見たことがあるような、感じたことがあるような気持ち」ととてもワクワク、楽しいです。

 話はあっちへ行ったり、こっちへ行ったりしたのですが、気持ちを何かの手段で表現するというのは、とても大切なことだなと思いました。

・なのはなの輪

 夕方に卒業生のさきちゃんと話す時間があったのですが、その時にさきちゃんが、
「スプリングコンサートのあとにね、コンサートを見に来てくれた先輩の方が、『本当にみんながすごい、何でもできて』と驚いていたんだよ」
 と話してくれました。

 また、
「私、ゆりかちゃんからナナポンのシールをもらって帰ったんだけれど、先輩がほしそうだなと思ってあげたら、すぐに職場で使っているパソコンに貼っていてね」
 と話してくれて嬉しかったです。

 私が、
「また、ウィンターコンサートにも来てくださったらいいな」
 というと、さきちゃんが、
「例え、私がいけないとしても、1人で絶対にコンサートに来ていると思う」
 と笑っていて、とても温かい気持ちになりました。

 スプリングコンサートに来てくださったさきちゃんの先輩の方がなのはなファミリーのこと、なのはなのみんなのことを好きになってくださったのが嬉しかったし、卒業生のさきちゃんが職場でも、なのはなの気持ちで、なのはなの輪を広げているんだなということを感じて、私も希望を感じました。

 今週は卒業生のいとみちゃん、さきちゃんがなのはなに遊びに帰ってきてくれていたのですが、卒業生がこうしてなのはなに来てくれたり、ちゃんと自立して働いていること、なのはなの輪を広げていることを思うと、希望を感じます。

 私もきっと、そうなれる。そうなるんだと思うと未来に希望を感じるし、たった1人でもいいから、自分の周りから優しい気持ちを広げていきたいと改めて感じました。

 なのはなにいる間も、いとみちゃんやさきちゃんがすっと、洗いなどの当番に入ってくれたり、今も、出発のギリギリまで、さきちゃんがニンジンの芽出しや桃花つくりを、「私も、何か手伝えることある?」と言いながら、楽しそうにみんなの中で笑っています。

 その空気がとても温かくて、優しくて、なのはなは本当に過去も、今も、未来も私たちの心のふるさとであり続けるんだなと感じて、嬉しくなりました。