「お宝の物語」 りな

9月3日
 
 昨夜の集合で、お父さんから「明日は川へ行きます」と聞き、とても驚きました。ももかちゃんが、とても川遊びの日を楽しみにしていたので、お仕事組さんやりゅうさんのいて下さる土曜日に、家族みんなで川へ行くことが出来てとても嬉しかったです。

 蛇淵の滝へ行きました。車から降りると、「ザーー!」と水の流れる大きな音がしました。
 どこを見ても緑が深かったり、川の水は透き通って川底の石の色や形までよく見えるような綺麗な水が、本当に綺麗だなあと思いました。木は針葉樹林ではなくて、色んな種類の木が植わっていて、秘密の隠れ家のような、神秘的で美しい場所でした。
 川の水が勢いよく流れる音を聞いていたり、緑の木々に囲まれていると、とても安心した気持ちになりました。

 来て早々、ももかちゃんやなつみちゃん、ななほちゃんと一緒に、ターザンをして遊びました。そこには、木の高いところから、太いツタのような木の枝が絡まっていて、それが大きなブランコのような形をしていました。みんなで、そのブランコの上に乗れるかどうか試してみたけれど、高くて乗ることは出来なくて、でも伸びているツタにしがみついて遊ぶことは出来ました。
 全体重をかけたら切れてしまうのではないだろうか、そう思って最初は恐る恐るぶら下がってみたけれど、びくともしなくて、自然の力は本当に凄いなあと思いました。高いところからぶら下がって揺れているだけでも、とても気持ちが良かったです。

 午前中は、なのはなお宝鑑定団に出すお宝を探したり、船を作るための材料を集めました。材料集めの前に、あゆちゃんがみんなに、蛇淵の滝の昔から語り継がれている伝説を話してくれました。
 これまで、なぜ「蛇淵」という名前が付いているのだろう、と疑問に思っていたのですが、伝説を知って、伝説と名前が繋がっていたのだと知って、とても面白いなあと思いました。

 よしえちゃんとももかちゃんとお宝探しの旅に出ました。お宝を探すぞ、と思って周りの景色を見ると、小さな植物でさえ、珍しさや、綺麗なところを見つけることが出来ました。
 お宝にはならなかったけれど、とても嬉しかったことがあって、川の近くで、この石綺麗だな、と思って拾った2つの石があって、後々、その石同士がぴったりとくっつくものだったことです。たくさんの石がある中で、偶然にも、1つの石が割れた欠片同士を見つけることが出来たのが嬉しく、帰るまでずっと持っていました。

 私はお父さんチームで、チームのみんなと見つけたお宝を持ち寄りました。マムシ柄の枝があったり、1センチぐらいのとても小さなカタツムリがいたり、どのお宝も選びがたかったです。悩んでいるときに、お父さんが来てくださって色んなお宝のストーリーを見定めてくださりました。

 ほんの少し見ただけで、スラスラとストーリーを話しているお父さんが本当に凄いと思いました。その物語や、お宝の正体が想像も付かないほど面白くて、でもお父さんの物語はどこかとても説得力があって、その後にお宝を見ると、そうとしか見えませんでした。

 三歩太郎の伝説や、蛇淵の滝の神秘的な空気感にイメージを膨らませて、お宝や船の物語を考えている時間が、本当に楽しかったです。非現実的だけれど、とても夢があって、もう一つ世界が見えてくるようでワクワクした気持ちになりました。

 お父さんのお宝鑑定団の講評の時間も、とても楽しい時間でした。他のチームのお宝や船も、ダイナミックで自分たちで作ったとは思えないほど豪華でした。あゆちゃんチームのお宝は、黒板のような石がパレットのようになっていて、13色の石で色が描かれているのが、本当に綺麗でした。あゆちゃんが実際にパレットに色を乗せてくれて、まるでクレヨンのように石を刷ると色が出てくるのがとても不思議だけど、大発見だなあと思いました。

 家族みんなで、念願の川へ行くことが出来て、とても嬉しかったです。今、リビングにももかちゃんが持って帰ってきてくれたサワガニがいて、川へ帰ってきても、古吉野へお土産があるのが嬉しいなと思いました。ももかちゃんと、元気に育てたいです。

 明日も日曜日でお仕事組さんやりゅうさんと過ごせるのがとても嬉しいです。おやすみなさい。