9月2日(金)「桃の収穫期間を終えて & ウィンターコンサート鑑賞 真面目な気持ちを積み上げて」

9月2日のなのはな

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 白皇の、最後に樹上に残っていた50玉ほどを、すべて収穫しました。
 これで、今シーズンの桃は、すべての品種を取りつくしたことになります。

 6月20日に、はなよめの初収穫からはじまり、ここまで桃のメンバーのみんなとノンストップで走り抜けてきたような気がしています。とても充実した日々でした。
 早生品種の、はなよめ、日川白鳳、加納岩白桃はこれまでになく良い出来で、幸先が良いと、勇気が出たことを覚えています。

 白鳳、紅清水、なつごころ、浅間白桃といった中生品種のピークには、1日に1500玉~2000玉近くの桃が連日で採れて、コンテナが足りなくなったり、選果ハウスが夥しい桃で溢れた光景や、何時間も追われるように収穫したり嫁入り作業をしたことが甦ります。

 年々、気候が変わっていく中で、暑すぎて果肉先熟が行き過ぎて、桃の実に痣が出てしまったり、品種によっては糖度が乗らなかったりして、桃作りの難しさを感じたこと。
 新しい糖度計を導入して、とてもやりやすくなったこと。                   
 突然の豪雨でブルーシートを敷きに走ったり、ネットを協力してかけて、かかったときにみんなで喜んだこと。
 池上桃畑のネットが風雨で剥がれてしまい、雨の中必死にかけなおしたこと。

 いろいろなことがありました。
 その時はいつも必死で、口調も強くなってしまうことがしばしばあったけど、メンバーのみんなが気持ちを沿わせてくれて、一丸となって桃に向かって、あるべき形を求めてきたことが、嬉しかったです。

 

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 8月20日以降に採れ始めた白皇は、見た目も味も上出来でした。
 そして、最後の最後の品種である、夕の子桃畑のさくらピーチは、糖度20度~23度という、これまでにない最高糖度の桃を幾つもならせてくれました。
 食卓には毎日のように桃が並び、15品種の桃を、みんなでたくさん味わい、楽しむことができました。
 みんなの中で今年人気だったのは、なつおとめ、川中島白桃、白皇だったように思います。

 桃の収穫期間は、日々熟れていく桃の実のことで心も身体も手一杯で、桃の樹に十分な心遣いや手入れができていなかったところがあります。
 今、桃の樹は少し疲れているように見える樹もあれば、元気一杯に見える樹もあります。
 これから桃を労わりながら、また桃の状態をよく汲んで、秋季剪定や、防除、肥料やりなど、これからすべき手入れを、適切に、高い質でできるよう、自分にできることを尽くしていきたいです。

 選果ハウスの片付けもはじめました。
 今期、桃を入れたり仕分けするコンテナやウレタンを追加購入したため、コンテナは全部で150個以上あり、改めて、規模が大きくなったことを感じました。
 この日は、コンテナを拭いたり、ウレタンを洗ったり、資材の在庫を出したりしたのですが、すべて終わっていないため、最後まできちんとケジメをつけて終われるように、続きもしっかりやりたいです。

(あんな)

 

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 ウィンターコンサートを予定している当日まで107日となり、今月からダンス練習やビッグバンドの楽器練習などが始まります。
 コンサートに向かう気持ちを作るため、午後からは2019年のウィンターコンサートのBlu-rayを鑑賞しました。
 幕が開けて、1曲目の『バッドロマンス』を見た時、一気に鳥肌が立ちました。
 みんなが歯車のように曲と共に動き出し、目線、指先、表情までが揃っている姿。
 1人ひとりが、歯車のパーツになって、1人ひとりが出せるその時のベストで表現して、それが1つになり、大きな力になっているのを感じました。

 なのはなファミリーのコンサートは、ダンスやコーラス、楽器演奏に加えて、照明や舞台背景、脚本まで自分たちでつくるオリジナルです。
 お父さんの脚本から、これから私が生きていく志や目標のヒントをもらったり、私がずっと求めていた答え、私がほしかった答えが見つかります。

 

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 人は何のために、どこを目指して生きていったらいいのか。
 コンサートの中で何度も「諦めない」という言葉が出てくるのですが、3人の精霊が自分の役割を果たすために力強く生きていく姿、何があっても諦めずに立ち向かっていく姿に涙が出ました。
 諦めることも、逃げることも簡単だけれど、それを乗り越えた先にきっと、誰かのために生きられる自分がいること。

 コンサートの1つひとつのシーンで好きな言葉、感動する言葉があり、その言葉に救われた気持ちになる自分がいます。
 最後、精霊の1人が、
「どんな大きな困難を前にしても、希望をもつことができる人たちがいる。私も自分のすべてを掛けて挑戦したなら、どんなに素晴らしい人生になるだろうって、思ったんです」
 と言います。
 私はその言葉のように生きていきたいと思いました。

 コンサートを見終えたあと、お父さんが、
「コンサートは非日常の世界を表現する。コンサートに向かう過程の中でも、畑や楽器、日常生活でも、常に非日常の気持ちを作れるようにしておくことが大切。日々の生活に真面目に向かうこと、その気持ちがステージにも表れる」
 と話してくれました。

 

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 2019年のウィンターコンサートを鑑賞して、改めて、普段一緒に過ごしている仲間とだからできるコンサートで、お互いに良いところもまだ未熟なところも知っている仲間だから、作りあげられるコンサートだということを改めて感じました。 
 そして、わたしたちには伝えたいこと、表現したい世界があり、仲間と一緒ならどんなことも諦めずに乗り越えていくことができるのを感じました。

 今年は4月のスプリングコンサートと12月のウィンターコンサートと、年に2回コンサートがあるのですが、まだ、なのはなのコンサートを経験したことのないメンバーも一緒に、今のメンバーで、今の仲間とウィンターコンサートに向かっていけることが嬉しいです。

 私も気持ちを引き締めて日々の生活にも向かいたいし、なのはなファミリーの仲間になりたい、利他心で生きたいと思う仲間が増えてくれるように、レベル高く、誰かの希望になれるようなウィンターコンサートを今の仲間と手をつないでつくっていきます。

(ななほ)