「1人では感じられなかったこと」 よしえ

8月30日

 土曜日のことになりますが、感じたことを書きます。

 朝食前の作業で、ゆりかちゃんと一緒に、諏訪方面の田んぼの草刈りをしました。

 今年、ゆりかちゃんと、諏訪方面の田んぼの担当をさせてもらっていて、平日は、お互いが田んぼの様子を報告し合い、日中ゆりかちゃんが、必要な作業を、進めてくれている。ということがほとんどなので、今日、ゆりかちゃんと一緒に作業が出来たことが、とても嬉しかったです。

 この貴重な時間をどう使うかを車で話し、最初の30分は、気になっているところの草取りをして、それから電柵の下など、優先的にしたいところの草刈りをすることにしました。
 
 田んぼの草取りをしていてふと顔を上げると、ゆりかちゃんがこっちを見て、微笑んでくれていたり、草刈りも2倍速で進んだり、どこが優先的か一緒に話し合えたり、1人で作業をしている時よりも、何倍も安心で楽しくて、何倍も嬉しい気持ちで笑顔になれると思いました。
 
 私はすぐに、誰かに頼むのは申し訳ないと思ったりして、自分1人で何とかしようとしたり、1人で抱え込んでしまうことが多いのですが、それは違うということを改めて感じました。
 1人でいると、自分だけの考えでしか行動できず、新しい考えが入ってこないし、何より、嬉しさや楽しさを、タイムリーに、誰かに伝えることが出来ないのです。
 
 今日、ゆりかちゃんと作業をしていて、嬉しさや楽しさを誰かと共有することで、心がいつも以上に動くということを感じました。 
 そして、困ったことがあったら一緒に考えて、解決したときの喜びも、何倍にもなるのです。

 この日、1番楽しくて嬉しかったことは、作業の最後30分間で、諏訪4田んぼの斜面と畦、畦際を、ゆりかちゃんと全部終わらせられたことです。
 ゆりかちゃんの草刈りのスピードの速さにつられて、自分もいつもより早く刈れた様な気がするし、「時間内に終わらせたい」という気持ちを、何も言わなくても、お互いが持って作業をしているのを感じて、そのことにとても力をもらえたし、引っ張ってもらいました。
 
 時間内に、目標通り、きり良く終わらせることが出来て、とても達成感を感じたし、気持ちが良かったです。
 朝から気持ちが良い作業が出来て、その日1日、清々しい気持ちで過ごせました。。
 1人では感じられなかったことだと思いました。

 何をするときでも、誰かと気持ちを共有することで、信頼関係も築かれるのだと思いました。
 そして、自分の心の中で、そういった、日々の小さな幸せを積み重ねていきたいです。