「ブドウのファイル」 ななほ

8月29日

 今、隣に座っていたまなかちゃんが、「ななほちゃん、こうやって」と頭に両手を当てていたので、私がやったら、「ううん。私にやって」ということで、思わず笑いながら、「こう?」と聞きました。

 すると、「ああ、ななほちゃんのパワーを感じる」と言ってくれて、私もまなかちゃんから元気で明るいパワーを感じました。

「さやちゃんにもやってあげて!」
 まなかちゃんにそう言ってもらったので、喜んでさやちゃんの方へ行くと、「もっと強く」ということ。
 最終的に、「それじゃあ、パワーじゃなくてマッサージじゃん!」と2人で突っ込んで、3人で笑いました。

 周りから見たらちょっぴり、不思議な光景だけれど、そんな風に誰かに声を掛けてもらったり、誰かと笑い合える時間がとても嬉しいなと感じます。

 私はなのはなに来るまで、物を与えられる、ポジションを与えられるということばかりで、誰かと心を通わせて嬉しいと思ったことがなかったのですが、今、何気ない日常の中に温かい気持ちになることが多いです。

 話は変わりますが、今月もあと2日で終わりということで、私は山小屋便りの編集に夢中です。とはいっても、山小屋便りの土台フォーマットがあるため、ここ最近は編集が2日も掛からないで終わります。

 山小屋便りの編集をしていると、この1か月にけじめがつくようで気持ちがシャキッとしたり、何か締め切りに追われるのも、そのあとの達成感を思うと、なんでもこいと思えます。

 また、編集者記事のコラムをいくつか書いていたのですが、シャインマスカットのコラムを書くのに、さやちゃんからブドウのファイルをお借りしました。

 開いてみると、たくさんのブドウに関する資料。そして、これまでなのはなでブドウが育ってきた様子、手入れの記録がつい最近のことまで丁寧に、細かく、まとめて書かれてあり、読んでいると涙が出てきました。

 私は普通の人より、涙が出やすいなと感じる場面が多いのですが、この資料を見たら、誰でも感動してしまうと思います。

 さやちゃんがブドウにかける情熱とか、次に繋げよう、もっとよくしよう、お父さんに言われたことをちゃんと実行して、よいブドウを育てたいという粘り強さを感じて、なのはなで採れたシャインマスカットを食卓でいただけるのがありがたいなと思いました。