8月29日(月)「『さくらピーチ』の収穫、はじまり & 野菜の撤去に参上、赤いヒーロー & 秋ジャガイモと冬キャベツの植え付け」

8月29日のなのはな

 桃の収穫は、晩生品種も終盤に差し掛かっています。最後から2番目の「白皇」も、樹に残っているのは1割~2割ほどまでになってきました。今年の「白皇」は、とてもきれいな実が多く、日に日に大玉になってきて、糖度は14度から16度の桃がたくさんあり、甘さも乗ってきています。

 

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 今日は、いよいよ最後の品種、「さくらピーチ」の初収獲をしました。夕の子桃畑に1本だけある貴重な桃です。今日は試し取り程度の収穫でしたが、採れた桃はとても大玉で、ソフトボールよりも一回りも二回りも大きく、本当に立派でした。

 「白皇」などと同様、「さくらピーチ」も今年は緑色が抜けにくいと、あんなちゃんが教えてくれました。そのため、収穫基準は少し緑色が残っていても、全体がオレンジっぽくなってきているのが目安です。これまで収穫してきた品種は黄色がかっている感じでしたが、「さくらピーチ」はあんなちゃんの表現の通り、オレンジっぽい感じが独特の色でした。触ってみると、ふわっとした肌触りが手に心地よかったです。

 今日はまだ熟れている実は少なかったものの、今、樹になっている実のほとんどのものは、袋がはち切れんばかりに大きく熟れてきています。

 

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 今日収穫した「さくらピーチ」を試しに糖度測定してみると、1つ目は18度。それでも驚くほど高いのに、2つ目はなんと21度という数値に驚愕でした。晩生品種になればなるほど糖度が上がってきていて、「さくらピーチ」は最後の品種だけあって甘さがかなり乗ってきているようです。これから収穫していけるのがますます楽しみになりました。

 今日見た感じでは、「さくらピーチ」も収穫基準がかなり難しそうです。今季桃の収穫で鍛えてきた目や感覚を最大限生かして、最後まで適切に、きれいに収穫していけるよう頑張りたいと思います。

(つき)

 

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 夏野菜から、秋冬野菜へ。ブロッコリー、カリフラワー、秋キャベツがどんどん畑に定植されていく中、もう収穫を終えた夏野菜の撤去作業も進めています。

 今日は、石の下畑のスイートコーンの撤去をしました。6月、7月になのはなの家族みんなをとりこにさせたスイートコーン。150センチも160センチもある背の高いトウモロコシの株が青々とした葉をつけて、ずらーっと畑に整列している様子は、息を飲むぐらい圧巻でした。収穫を終えてからは、株を引き抜かずにそのまま畑で乾かして、ついに撤去・粉砕する機会がやってきました。

 

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 粉砕機、という機械をつかって、カラカラに乾いたトウモロコシの株を粉砕します。そのことで、次の野菜を植えるためにトラクターを掛けることが出来、さらに粉砕した粉は、畑の肥やしとなります。

 粉砕機でトウモロコシの株を粉砕する前に、まず株を全て引き抜いて畑の何か所かにまとめる作業をしました。株を両手で掴んで、思いっきり力を入れて引っ張ります。こんなにカラカラに乾いているから、容易く抜けるのではないか…。その予想は外れていました。想像以上に、トウモロコシの根ががっしりと土を掴んで、なかなかすっぽりと株を抜くことが難しかったです。頑丈な株は、抜けた勢いでしりもちをつくほどで、何かもっと良い方法はないか、とみんなと考えました。

 そんな時、トラクターで須原さんが畑を通りかかられて、トウモロコシの株ごとトラクターでひいてしまったら早いのではないか、と話してくださりました。思わぬ成り行きに驚きながら、須原さんがトラクターで耕してくださったところを追いかけて株を回収していきました。

 全体的に土が掘り返されたことで、株が土に少し埋まったものもあったけれど、土から引き抜いてみると、スルスルと根ごと取ることができました。みんなで、落穂ひろいをしているかのように、耕された畑の中から残らずトウモロコシの株を回収するのがとても楽しかったし、格段に速くなりました。

 畑の入り口側と、真ん中に、帯状に株の山が出来ました。ここからは、粉砕機の出番です。

 

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 粉砕機は、メガホンのような形をしたトンネルが付いています。そのトンネルの広い口のほうから、粉砕したいものを入れて、機械の内部の中心で回転している刃で砕いて、狭い出口から粉が噴射されます。雑木などの硬いものでも粉々に出来るパワーを持った刃が付いているので、とても緊張しました。

 私は、粉砕の補助に入りました。トウモロコシの株を3本ほどの束にして、粉砕機を使う人に渡す役割です。すぐそばで粉砕機の大きなエンジン音や、株を入れた後の、「バリバリバリ!」という破壊的な音を聞いていると、大胆な気持ちになりました。粉砕機の狭い口から、もの凄い勢いの風と一緒に粉々にされたトウモロコシがブワッと出てくるのが、見ていても清々しいぐらい気持ちが良かったです。十数メートルも粉が飛んでいく光景を見て、威力の強さに驚きました。

 

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 粉砕されたトウモロコシは、細かな繊維だけが残って、ふわふわした羽毛のようになって畑に撒かれていました。甘いコーンをつけたトウモロコシの株は、最後は畑の栄養となって、次来る野菜を育てるのだなあと思いました。トウモロコシの株はもう見えなくなったけれど、土になって、また私達に恵みを与えてくれるのだと思うと、とても嬉しい気持ちになりました。

(りな)

 

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〈畑全面の片付けが完了!〉

 

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 つい3日前まではあんなに暑かったのに、と思わずにはいられないほど、今日はグッと涼しくなり、秋を感じた1日でした。
 そんな1日に、わたしたちは秋にとれる秋ジャガイモと、冬にとれるキャベツの2種の作物の植え付けを行いました。

 午前中の最初に、まえちゃんとさくらちゃんが米ぬかで、ジャガイモの畝立て用のラインを引いてくれて、その1時間後からは大人数で梅林奥、奥奥の畝立てと、肥料を入れるための15センチほどの深さの溝を畝の真ん中に切って、その溝に牛肥を入れるところまで進めることができました。

 

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〈キャベツを植えた下町川でも、牛肥入れを進めました〉

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 梅林の畑3枚は、畑の横にエルフや軽トラを付けることができないため、みんなで50メートル強の牛肥のバケツリレーをしたのですが、先頭にいるやよいちゃんから、「今、3分の1進みました!」「あと半分です!」「あとテミ10杯分です!」とみんなを伝って伝言が来ると、よし、頑張るぞ、と、ずっと走ってバケツリレーできるんじゃないか、そんな力強い気持ちになりました。

 

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 午前の時間に肥料入れまでが終わると、午後の植え付けはあっという間に終わりました。
 まえちゃんと5人で進めたのですが、全員で最初に、鍬を使って溝の牛肥に薄く土をかけて、そのあとは、まりのちゃんとさくらちゃんでジャガイモを30センチ間隔で置いて、後を追ってみつきちゃんとあきなちゃんが片手2掴み分の籾殻をジャガイモにかけて、最後に、ほしちゃんとわたしでジャガイモの上に1センチ程、畑の土を鍬でかけて覆土をしました。

 

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 ジャガイモは畝に埋まっていて、畑は整然としていたけれど、これから力強い深緑の芽が出てきて、葉が茂って、芋掘りの時にはゴロゴロジャガイモがでてくるんだ! と思うと、希望でいっぱいの畑だなと思って、これから寝る前には、ジャガイモの芽が出ますようにと、お願いしてから眠ろうと思います。

 

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 みんなで素早く作業を終えて、午後5時まであと40分ほどあったので、下町川上でキャベツを植えているみんなに合流しました。
 畑に着くと、ちょうどみんなが植え付けをしているところで、わたしは、ほしちゃんとホースを引き回して、水やりに入りました。
 虫食いのない綺麗なキャベツの下には、みんなが畝を立ててくれた後に入れた牛肥がちらっと見えて、隠しつつも、上手に根を張って、この牛肥を吸ってグングン大きくなってほしいなと思いながら水やりをしました。

 わたしが水やりをしている間に、植え付けが終わって、追加の畝立ても終わって、根切り虫対策の草敷きも終わって、わたしが水やりを終えるころには最後のネット掛けに入っていて、やよいちゃんのテキパキした指示と、みんなの返事がとてもキビキビしていて、メリハリのある作業がとても気持ちが良いなと思いました。

 

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 きっちりとネットを掛け終えると、草に守られたキャベツが水を吸って、ピンと上に伸びていて、これからきっと元気に育つだろうなと思えて、そのためにも、水やりを忘れずに行っていけたらいいなと思います。

 今日は、雨の降る前に終わらせたいと言っていた2つの植え付けを、最後まで終わらせることができて、とてもいい1日でした。

(なつみ)