「つきちゃんのお誕生日」 ななほ

8月28日

「今夜、星が綺麗だよ」
 りんねちゃんが声を掛けてくれて、夜空を見てみると、星がキラキラと瞬いていました。

 朝夕も半袖では少し肌寒いくらいになり、季節も秋へと移り変わっていきます。日が短くなってしまうのは少し寂しいのですが、これからウィンターコンサートに向けて、ダンス練習や楽器練習が始まると思うと楽しみです。

 どうやら私は音楽に飢えているようです。廊下を歩いていても、気がついたら歌を歌っていたり、力強い厳しいダンスを踊りたくなったり、優しく穏やかな曲を聴きたくなったり、今年のコンサートはどんな物語で、私の中でどんなサクセスストーリーができあがっていくのだろうと思うと、今から楽しみな気持ちで希望を感じます。

 今日はつきちゃんのお誕生日でした。

 この夏は桃の作業で毎日、毎朝つきちゃんと一緒に桃畑に行き、桃の話しをしていたのですが、いつも平らかで変わらない笑顔と、安定した気持ちでいてくれるつきちゃんの存在にたくさん助けられているなと思います。

 つきちゃんが任された役割に最後まで責任を持って果たす姿や、細かい気配り、丁寧で繊細な手つきが綺麗で素敵だなと思うし、いつもそっと手を貸してくれて、そっと励ましてくれて、そっと心を沿わせ、肯定的な空気でいてくれるつきちゃんに安心します。

 つきちゃんと話していると、つきちゃんの真っ直ぐさや真面目さを感じるし、つきちゃんといるとお互いにストレートに話ができて、等身大の自分を大きく受け入れてもらっているのを感じます。

 今、金時太鼓の練習につきちゃんと行かせてもらえるのも嬉しくて、つきちゃんが太鼓を叩くときのフォームや、きりっとした瞳、音からつきちゃんの力強さや潔さを感じます。

 スプリングコンサートの時も、私が早着替えバタバタしていたとき、すっと駆けつけてくれて、「ありがとう」と声を掛けると、私の目を真っ直ぐに見て頷いてくれました。

 日々の生活でも、私がちょっぴり弱気になっているときに、つきちゃんがハッキリと背中を押してくれたり、楽しいことがあるとついつい、つきちゃんに話して一緒に笑ったり、いつも穏やかに、優しい空気のつきちゃんが大好きで、尊敬しています。

 桃は晩成品種の『白皇』も8割方、収穫が進み、近々、最後の1本、さくらピーチの収穫が始まります。

 桃をしていると夏が一瞬に過ぎてしまうのですが、今年もたくさん遊んだなと思うし、来週には川遊びも待っているとお母さんが話してくれて、とても楽しみです。