
8月28日のなのはな
この頃、吹き抜ける風が爽やかで涼しく秋めいてきました。
この気候に乗るようにして、今年の秋冬野菜の定植第1弾、「ブロッコリー」と「カリフラワー」の定植を行いました。
今年は、河原大畑に、ブロッコリーと、カリフラワーが植わります。
ブロッコリー、カリフラワーどちらも中早生種で、植え付けから1か月~1か月半ほどで収穫できます。
今日は、まず午前の時間に、まえちゃんを中心に、河原大畑の半分の面積の畝立てを大人数で行いました。
畝立ては、少し久しぶりで、印のラインに沿ってクワで土を上げて、汗をかきながら身体をめいいっぱい使う作業が、凄く楽しかったです。
少し面積が広くて、大変だな、と思いがちだけれど、10人以上のみんながいて、みんなの力で、畝立ても、さくっと終えることができました。
畝立てを終えると、クワで畝の真ん中に溝をつけていきました。
何故かと言うと、その中に、牛肥を入れるためです。
その上に、苗が植わります。
まえちゃんが軽トラに積んだ牛肥を、スコップでテミに入れてくれて、それをバケツリレーで、先頭のなつみちゃんややよいちゃんにつなぎます。
スピード感をもって、速いスピードで、作業が進んでいくのを感じて、気持ちが良かったです。
肥料を入れ終えると、溝の牛肥に土を被せてならして、何人かの人が米ぬかで苗が植わる位置に印をつけてくれて、そこにクワで穴を開けていきました。
午前の時間はここまでで、切の良いところまで作業がみんなと進められて、気持ちが良かったです。
その勢いで、午後からは植え付けを行いました。
畑に着くと、やよいちゃんやまりのちゃんが、底面給水してくれた苗を、次々に、畑に運んでくれました。
2人1組になって、苗を穴に置いていきました。
私は、まなかちゃんとペアになって、私が苗が置かれたトレーをもって、まなかちゃんが、そこから取って、穴に置いていってくれました。
2人組での作業は、お互いに息が合うと、凄く楽しくて、嬉しいな、と思いました。
苗を置き終えると、定植を進めました。
お父さんが提案してくださって、2人で短い畝に入って、両端から植えていきました。
2人だと心強くて、作業にも力が入ります。
ブロッコリーとカリフラワーの苗は、どちらも、綺麗な緑色をしていて、葉がピンとしていて、育苗チームのみんなの手入れが凄いな、と思ったし、これから元気な苗が畑に植わってくれて、成長していくことを考えると、嬉しいです。
定植を終えたすぐそばから、せいこちゃんとなつみちゃんが、ホースで水やりをしてくれました。
定植を終えると、次は、「草敷き」の工程です。
なのはなでは、植え付けたばかりの作物には、「草敷き」は定番です。
その目的はと言うと、ネキリムシから守るため、です。
刈られたばかりの新鮮な草を作物の周りに円状に撒いておくことで、ネキリムシの被害から守ること、それが一番効果があることが分かり、定番となりました。
すぐそばの河原上下の畑で草刈りをしてくれていた草を、テミやコンテナに詰めて、草敷きを、全員で進めていきました。
その工程の途中では、何人かが、防虫ネットを張るためのポールを立てていきました。
これも、ペアになって、畝の両側に立って、1人が畝肩にポールを刺して、向かいの人が受け取って刺して、という流れで進められます。
私もペアのまなかちゃんと、息を合わせて、「はい!」と掛け声をしながら、ポールを立てていくのが楽しかったです。
そのように、スピード感や活気のある中で作業が進み、大人数で取り掛かると、あっという間に畑の光景が変わっていました。
午後の初めからここまで、1時間程度で終わらせることができました。
それからは、ネット掛けをするグループと、先日、牛肥を追肥した野菜の中耕に行くグループに分かれました。
これから、秋にかけて、ブロッコリーとカリフラワーが育っていくのが楽しみだし、今日のみんなとの活気ある作業が、嬉しかったです。
順調に育ってくれたらいいな、と思います。
(ほし)
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和食、中華、イタリアン、いろいろなメニューを開拓してはみんなに振る舞ってくれる、りゅうさん。りゅうさんが帰ってきてくださった今週末の台所は、パン屋さんに変身!
収穫した小麦を製粉した小麦粉で、パン生地から作り、3種類のパンを焼いてくださいました。
こころよいバジルの香りと、トマトソース。
なのはなで採れたブルーベリーがふんだんに使われたジャム。
シナモンと香ばしいピーナッツ。
そのあいだに、何度も愛情を伝えてくれるような、ふんわりと優しいパンの味。
昼食のお皿に並んだパンたちは見た目から楽しくて、そしてとても美味しかったです。
縁日で好評だった、あゆちゃん発明のマクワウリ・スムージーもまた、身体に涼しさを送ってくれました。
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