「籾摺機が、こうして目の前に」 るりこ

8月23日

○桃の収穫
 今朝も桃の収穫に行き、おかやま夢白桃と白皇の2品種を採りました。
 夢白は大分終盤になり、木になる実の数も少なくなりました。全部で4本ある内、2本は全収穫になり、残り2本がもう少し残っている状態です。

 今日はつきちゃんとペアになり、つきちゃんが収穫をする手元をしました。これまでは手元として、実を受け取って、袋をはいで、コンテナに入れるという役割に必死だったけれど、近頃は収穫をしてくれる人と同じ目線で、穫って良い実か、まだ待つ実なのかという基準を一緒に考えられるようになってきたなと思います。

 桃をもぐのはつきちゃんだけど、その受け取った実がどうなのかということを自分事として見て判断していると、少しずつ基準も入ってきて、「ちょっと早いかも」「ベストだね」と、つきちゃんと言葉を交わしながらやることができました。

 あんなちゃんからも、「ベストタイミングの実」と言ってもらうこともできて、今朝の収穫は早採りすることなくできました。
 桃を見ていると、いつの日か誰かから聞いたように、「採って良いよ」「まだだよ」と、桃の声が聞こえてくるような気がします。

○籾摺機
 日中の作業は、須原さんと、さくらちゃんと、もうすぐ始まる稲刈りに向けて、盛男おじいちゃんからいただいた籾摺機の組み立てを行いました。
 須原さんとさくらちゃんと作業をするのは、5月にしたヒカリ田んぼの土留めづくり以来で、さくらちゃんも、「3人との作業が久しぶりで嬉しい」と何度も言ってくれたことが、わたしもとても嬉しかったです。

 午前は主に、籾摺機倉庫の片付けをしてから、籾摺機を手前に出して、少しかぶってしまった埃を落としたり、掃除をしました。
 午後からの組み立て作業には将郎さんが来てくださいました。
 屋根や煙突など、どれも大きな機械や部品なので、持ち上げたりするのに力が必要で、4人で声を出し合い、安全に気をつけながら取り付けを行いました。

 パーツとしては、乾燥機、籾摺機、計量器があって、さらに細かな部品にいくつか分かれています。倉庫に運び込んだときは、どれがどれと接続するのか、そもそもどういう目的の部品なのかということもよくわからない状況でしたが、将郎さんが次から次へと指示を出してくださり、だんだんと組み上がっていくのが面白かったです。

 全体が組み立ったころに、将郎さんが、「使い方知っている?」と聞いてくださり、今日は実際にエンジンはかけなかったものの、大体の使い方、流れを教えてくださいました。

 そのなかで、籾摺機の仕組みを教えてくださり、内部の部品を一つ開けて、どうやって籾を摺るのかを教えてくださったのが面白かったです。中にローラーが2つあり、それぞれが回転する速度を変えることで、遅く回るローラーと速く回るローラーの間に挟まれて、もまれて籾が摺れるのだそうです。レバーが手元にあって、ローラー同士の間隔も調節できるということでした。

 機械を分解することはあまり経験できないことだけれど、こういう機会に内部の仕組みを知ると、見方も変わるなと感じました。

 盛男おじいちゃんのお宅にあった籾摺機が、こうして目の前にあって、これから大切に使わせていただけることがとても嬉しいことだなと思いました。
 使い方をしっかり覚えて、紫黒米の籾摺りのときに運転できるようにしておきたいなと思います。将郎さん、須原さん、さくらちゃんと組み立てて仕上げていけた時間が楽しかったです。