8月23日(火)「組み上がった籾摺機 & 雨前に達成! 地這いキュウリの定植 & 甘い緑の宝物」

8月23日のなのはな

「紫黒米の穂が出てきたよ!」
 お昼の食事のコメントで、あゆちゃんから嬉しいニュースが届きました。
 今年は暑さの影響で桃や野菜だけでなく、稲穂の熟れも早く、うるち米の穂は例年よりも早く、穂が垂れ下がってきたように感じます。

 そのなかで紫黒米は生育が穏やかで、青々とした葉が茂っていましたが、ようやく穂が出始めて、あゆちゃんのニュースを聞いたわたしも安堵しました。
 近所の田んぼの前を歩いていると、稲穂の甘い香りが鼻をくすぐって、もうすぐ稲刈りの季節だなと秋の近づきを感じる近頃です。

 間近に迫っている稲刈りですが、稲刈りと言えば、後に待つのは、籾摺り。
 昨年、盛男おじいちゃんから籾摺機と乾燥機、計量器をいただき、今か今かと出番を待っていました。
 今年はこの大切な籾摺機で紫黒米の籾摺りができると思うと、稲刈りの期待も倍増して嬉しいです。

 

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 この日は、試運転に向けて、盛男おじいちゃんのお宅から持ち運んだ際に分解してあった部品の組み立てを行い、岩見田から将郎さんも駆けつけてくださいました。
 部品は大きく分けて、乾燥機、籾摺機、計量器の3つに分かれて、さらにそれらに備え付ける屋根や筒型の昇降機などの部品がいくつかあります。
 それらがバラバラになっていると、一体どこに取り付ける部品なのか、そもそもどういう目的で使われる機械なのかも見えなかったので、今から始まる組み立てがどう進んでいくのかワクワクしました。

 まずは乾燥機から組み立てました。乾燥機は高さ2.5メートル、横幅3メートル大の長方形をした大きな機械です。足下にローラーがついているので、押して移動することはできますが、何と言っても大きさが大きさで、存在感があります。倉庫の横幅の3分の1を陣取りました。

 

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 その乾燥機の上に屋根をのせました。こちらも大きく重さがあって、4人で持ち上げて、脚立にのって備え付けるのにまずは苦戦しました。
 端と端がぴたりと合うと、穴と穴同士が重なり、その穴の中にピンを入れて、ハンマーで奥まで差し込むことで備え付けることができます。
 同様に筒型の昇降機も取り付けが難しく、1番苦戦したところかなと思います。

 ですが、乾燥機が組み立つと、それまでバラバラだったものが、何のための部品だったのかがわかってきて、(あぁ! こことここが繋がるのか!)とどんどんと視界が開けていくようでした。

 

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 乾燥機の次に籾摺機を備え付けて、さらにその横に計量器を取り付けました。
 乾燥機にかけた籾が籾摺機に入って、籾が外れたお米が計量器に入って、袋に詰められていく。
 知っているようで漠然としたイメージでしかなかったものが、こうして実際、目の前に機械があって、どういう順を追って流れていくのかということがはっきりとわかると、予想以上に複雑な仕組みなんだなと思いました。
 でも1つひとつの部品を組み立てていると、籾摺機を作った人はすごいな、なんて考えてしまいました。

 

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 全体が組み上がったころ、将郎さんが、「どうやって使うのか知っている?」と聞いてくださり、エンジンはかけませんでしたが、一通りの使い方の説明をしてくださいました。
 乾燥機には最大10俵まで入れられ、約12時間、置くこと。水分量についても教えてくださいました。
「では、籾摺りってどうやって籾が外れるのか知っている?」
 と将郎さんが尋ねました。わたしもさくらちゃんも、首をかしげて、「わからないです」と答えると、将郎さんが籾摺機の一部のフタを開けて、内部の仕組みを見せてくださいました。

 

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 そこにはくっつき合うようにローラーが2つあって、ローラーとローラーに挟まれるように籾の残骸が残っていました。籾摺りは、このローラーとローラによって摺られますが、2つのローラーは回転する速度が異なります。早く回転するものと遅く回転するものに挟まれて、その速度のズレによって籾が摺れられるのだと教えていただきました。
 手元にはレバーもあって、ローラー同士の間隔も調節できるようになっていました。

 機械を分解することは滅多にできないことですが、こういう機会に内部の仕組みを学べることが、とても貴重な体験で、機械を知ることは面白いと思いました。
 さらにその続きで、計量器の仕組みについても、将郎さんが詳しく教えてくださり、袋数もカウントできることに驚きました。

 

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 全パーツが組み上がった乾燥機、籾摺機は、見上げる形で迫力がありました。大きなパーツから小さな部品まで全て取り付けることができて、安心です。
 事前にさくらちゃんと部品1つひとつをきれいに磨いておいたので、ぴかぴかと輝き、まだ真新しさも感じられるようで、愛着が湧きました。
 今日は組み立てまでで、明日、エンジンをかけて試運転をします。

 

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 盛男おじいちゃんからいただいて、なのはなでも籾摺りをできることがとても嬉しいです。そして、籾摺機の始動のため、これまで須原さんとさくらちゃんと着々と準備を進めてきましたが、その日がもうすぐ近くに迫っていることにも嬉しさを感じます。
 稲刈りも、籾摺りも成功しますように。
 そんな思いで、緊張と期待が膨らんでいます。

(るりこ)

 

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 苗ポットに、はち切れんばかりに育つ、地這いキュウリの苗。なかなかお天気に恵まれず、ずっと定植が遅れてしまっていた地這いキュウリですが、やっと今日、無事に定植をすることができました。

 今日は1日を通して、大人数のみんなで地這いキュウリの畝立てから定植まで作業をしました。最初の予定では、畝立てはトラクターで大体のところまで作ろうと考えていたのですが、ここ数日の大雨でなかなか畑の土が乾かず、今日もトラクターは畑へ入れません。でも、今日は夕方から雨予報で、何としても今日で定植を終わらせたいと思っていたため、機械でダメなら人力で畝を作ろうということになり、作戦を変更して、みんなでクワを使って畝立てをするところから、午前の作業が始まりました。

 

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 地這いキュウリは支柱を立てて育てるキュウリとは違い、地面を這わせて育てます。畝幅も1.5メートルほどあり、他の野菜と比べてもとても広い畝です。畝立てをしていると日差しが出てきて気温も上がり、汗がぽたぽたと落ちてきました。みんなで 「暑いね~」 と話していたのですが、まえちゃんがこまめに休憩をとってくれて、汗だくになったあとに飲んだ冷たいお茶が、とても美味しかったです。みんなで力を振り絞って頑張った結果、午前の時間で、畝立てまで終えることができました。大変だったけれど、久し振りのクワを使った力仕事が、私はすごく楽しかったなあと思います。

 午後からは、地這いキュウリの苗を定植です。定植をする前に、元肥として畝の中心にクワで少し溝をつくり、そこに鶏糞と草木灰を混ぜて作った肥料をまいていきました。草木灰が混ざって綺麗なねずみ色になった鶏糞が、みんなの手によって溝にまかれていき、これは絶対に効きそうだと思いました。

 

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 元肥を入れて畝を綺麗にならしたあとは、苗置き、穴開け、定植、追肥、水やり、草敷きと流れるように作業が進んでいきました。畝立ては苦戦したけれど、定植からは本当にあっという間です。苗を置くとき、今回は株間をはかったりせずに、畝に苗が均等に植わるように目検討で苗を置いていくことにしたのですが、等間隔で、しかもぴったり苗を植えきることができて、すごかったなあと思います。水やりもたっぷりとやって、ネキリムシ対策として、刈りたての草もたっぷりと株まわりに敷くことができました。

 

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 最後のネットがけも、たくさんの人がいたおかげで、短時間で終わらせることができ、余裕を持って定植を終えることができて、良かったなあと思います。定植やネットがけの作業をするのは、今日が初めてだった人もいて、やり方などを一緒に説明していると、自分も最初に定植やネットがけしたときのことを思い出して、新鮮な気持ちで作業することができました。

 

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 この夏に活躍してくれた支柱キュウリがもうすぐ終わるため、良いタイミングで地這いキュウリにバトンタッチできたことが嬉しかったなあと思います。地這いキュウリの担当は、キュウリ繋がりで、そのままCチームで担当させていただくことになりました。秋でも美味しいキュウリがたくさん収穫できるように、しっかり手入れをしていきたいです。

(よしみ)

 

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 シャインマスカットの初収穫をしました。

 ブドウ棚にオレンジの袋をかけた房がぶら下がっています。
 日当たりの良さそうな枝の袋から開けてみると、黄緑色の粒が密に並んでいます。
 鼻を近づけると、ほのかにマスカットの香りがします。
 1粒、3センチほど。

 

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 シャインマスカットは、青みがかった硬い黄緑色から、黄色っぽい柔らかい黄緑色になっていきます。棚下はあまり光が入らず、黄緑色の段階的な変化で、熟れ具合をみるのが難しかったです。
 まなかちゃんとりかちゃんが一緒に袋を開けてくれて、色も手触りも柔らかい黄緑になっているものを探しました。

 

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 今日、収穫したのは8房です。
 夕食に、みんなで頂くことができて、とてもうれしかったです。
 私の食べたものは、1粒、少し酸味が残っていたけれど、他の粒は甘くて、皮がぱりっとしていて、美味しかったです。

 木が成長し、今年から、たくさんの実をならせることができるようになって、まだ木には50房ほど残っています。これから熟れ具合が少しずつ変わっていく様子を見られることも、とてもうれしいなと思います。

(さや)

 

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〈夜には、藤井先生が来てくださり、アコースティックギター教室がありました。練習している『チェンジ・ザ・ワールド』をみんなに向けて発表するとき、バンドとの合奏を行う予定で、バンドメンバーもこれから、曲の練習を始めます〉