8月22日(月)「カミキリムシにはひまわり油 & ダイカンドラの植え付け」

8月22日のなのはな

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 なのはなのイチジクは、2年生と3年生の、30本の“バナーネ”を中心に、秋果の収穫が始まっています。
 果実の甘さに誘われてやってくる害虫を駆除するため、油防除を行いました。

 イチジクにやってくる、一番やっかいな害虫は、カミキリムシです。
 カミキリムシの成虫は、イチジクの樹皮をかじり、枝に穴を開けて、卵を産み付けます。卵が孵化すると、幼虫は枝を食い進めて、枝の中で成長していき、そのまま放っておくと、1年から2年、イチジクの木を食害し続け、最後に幹に直径2センチほどの穴を開けて、成虫として木から出ていきます。
 カミキリムシの幼虫に食害された枝は、もろくなって折れてしまうこともあるし、最悪の場合、株元を食い荒らされて、木が枯れてしまうことも、あるそうです。

 

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 主に飛来して被害を与えるカミキリムシは、クワカミキリ、ゴマダラカミキリ、キボシカミキリの3種。大きいものは体長15センチもあり、小さいものは5センチほどで、大きさは様々だけれど、長い触角と、強いアゴの、少し攻撃的な顔は共通しています。クワカミキリは、大きいわりに動きがのろく、キボシカミキリは、小さくて敏捷です。
 次々にやってくる成虫は、駆除しきれないけれど、まだ2年生、3年生の若い木は、幼虫の痕跡を見つけ次第、早期対策で駆除をして、木を荒らされないように心がけています。

 イチジクの木の枝に、ぽつんと針で開けたような穴から、木屑が出てきていたら、その中に必ず、カミキリムシの幼虫が潜んでいます。
 なのはなでは、油の中でも粘性の高い“ひまわり油”を、注射器を使って穴に流し込み、幼虫を窒息死させる方法で、駆除をしています。

 

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 木の中に使うものなので、なるべく薬は使わずに、何を使って幼虫を駆除できるか。トウガラシや、洗剤や、熱湯など、いろいろと試した結果、確実に効果があったのが、油でした。
 また、なのはなのお父さんが、油は油でも“ひまわり油”は、粘性が高く、幼虫を窒息させるのに効果的だよ、と教えてくれて、今ではひまわり油での防除で、確実に幼虫の被害を食い止めることができています。
 ひまわり油なら、安心して使えるし、効果も大きいので、この方法に辿り着けて本当によかったな、と感じています。
 今回も木屑が出始めたころに、早めに対策することができて、一安心しました。

 油防除を終えて、駐車場斜面畑のイチジクの株元に、“ダイカンドラ”という下草の定植も行いました。
 ダイカンドラは、草丈が低くて密に茂り、他の雑草を寄せ付けない、という、ハート型をしたかわいらしい下草です。急斜面で、草刈り機を使いにくい駐車場斜面の畑に、ダイカンドラを広めたいと思っています。

 

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 6月に種をまき、体育館の軒下で、今まで育ててきました。育苗トレイ一面に、ダイカンドラが青々と成長し、今日はついに定植の日でした。

 斜面全面ではなく、今回は12トレイ分のダイカンドラが植わるスペースのみ、さきちゃん、まなかちゃん、りかちゃんと一緒に、三角ホーで耕しました。
 ゆくゆくは、ダイカンドラの種が下に落ちて、斜面全面に広がってくれることを期待して、イチジクの木と木の間、斜面の上側に、ダイカンドラを植え付けました。

 

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 去年、種をまいた梅林手前畑では、ダイカンドラが他の雑草に負けずに、少しずつ範囲を広げています。今回は育苗トレイで育ててからの定植だったので、より着実に育てていけることが、嬉しいです。
 まだ、ダイカンドラの植わっている面積はほんの少しですが、“ランナー”という横に広がっていく匍匐茎をのばし、また、種を落として、徐々にダイカンドラが広がってくれたらいいな、と思います。

(りんね)

 

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〈なのはなの周りでは、イヌマキの実がとれます。この実は食べられるんだよ、と教えてくれた子は、昔、イヌマキのことを、ゲンゾウ・ゴンゾウと呼んでいたとか。紫色の実は食べられますが、白い実は毒があるそうなので、要注意です〉
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〈畑のチーム作業では、ナスの畝間の草刈りや、強い雨で倒れてしまったモロヘイヤを起こす作業、空芯菜の畑の整備などを進めました〉
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〈えびすカボチャ、バターナッツ、スイカの収穫もしました。今季のカボチャは、これで採りおさめです〉
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〈黄色いスイカ、シュガームーンのおやつを、畑でいただきました!〉