
8月18日のなのはな
短期合宿ミーティング5日目の今日、セミナーで来てくれた子たちや、かりんちゃんやりひとくんに向けて、もっとなのはなファミリーのみんなのことを知ってもらえるように、歓迎の気持ちを込めてのフラダンスショーを見てもらいました。
1か月ほど前から、何曲か、新しいメンバーも加わってのフラダンス曲をみんなと練習してきて、このプログラムでのフラダンスショーを、お客さんを前に披露するのは今日が初めてでした。
私もすごく緊張していたけれど、ダンスを踊るみんなも、見てくれるみんなも、お互いが包み込み合うようなあたたかい空気に安心したし、とても嬉しい時間だったなと思います。
あゆちゃんがMCを読んでくれて、全7曲のフラダンスショーを続けて見てもらいました。1曲目の『ハワイアン・アイズ』から始まり、『タフワフワイ』『テレへ』『ア・レヴァ』『カノホナピリカイ』『トゥトゥキ』と、少人数の曲から15人ほどの大人数の曲まであって、盛りだくさんの曲目でした。
踊っているみんなの笑顔には、すーっと吸い込まれていくような不思議な力がありました。リズミカルなダンスには自然とみんなに手拍子が起こったり、終始会場全体に明るい空気があって、自分まで元気をもらったなと思います。
衣装を着て、実際に目の前で見てくれるお客さんがいると、練習の時以上に、ダンスを通じて気持ちを表現する喜びを感じました。
最後は、ダンスを踊ったメンバー全員による『フラガール』でフラダンスショーはお開きになりました。でも、これで終わりではありません。まだまだ夜のお楽しみは続きます。
(えみ)
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フラダンスショーの後は、いよいよバーベキュー! 体育館の軒下にはドラム缶に網が敷かれて、バーベキューセットが用意されていました。ドラム缶の中では、炭がパチパチと良い音を出して、オレンジ色の火の粉を上げています。火加減もばっちりです。
バーベキューの具材は、お肉の他にも、ピーマンやカボチャ、ミニトマト、ナス……なのはな産の野菜がたっぷり入っていて、とても豪華な夕食です。今回のバーベキューは、初めて串焼きも付いていて、4種類の具材を1人1本、自分たちで串に刺しました。ゴーヤやパプリカを刺すと、色鮮やかでとても可愛い串になりました。
軒下のドラム缶をみんなで囲んで、具材を焼きました。もう辺りは薄暗くなっていて、体育館の中から漏れる明かりを頼りに、焼き加減を見ます。ドラム缶のみんなと、ランタンを持ち寄りながら、いつ焼けるかなと待っている時間も、とても温かい気持ちになりました。
バーベキューが終わって、ドラム缶の火も弱まってきた頃、お父さんとお母さんのライブが始まりました。
『大空と大地の中で』お父さんとお母さんが歌ってくれるこの曲は、いつでも背中を押してくれて、勇気が湧いてきます。お父さんとお母さんの歌声を聞いていると、自然と心が洗われて、安心した気持ちになります。お父さんとお母さんが日々私達に伝えてくれるメッセージが溢れてきます。
お父さんの弾き語りを、みんなで手拍子をして、時には一緒に歌って、聞いている時間がとても満たされた気持ちになりました。お父さんとお母さんが一緒になってリズムを刻んでいる姿、笑いあっている姿に安心して、私も優しい気持ちになりました。
夜のレクリエーションも終盤に差し掛かって、最後の締めは、花火大会でした。グラウンドへ出ると、もう外はいつの間にか真っ暗になっていました。ふと、空を見上げると、どこを見ても満天の星空で、吸い込まれそうなほど綺麗でした。明るい星、暗い星、赤い星、色や明るささえもよく見える澄み渡った空でした。
縁日で同じチームのみんなと、手持ち花火を楽しみました。チームの中に、かりんちゃんも入ってくれて、一緒に出来て嬉しかったです。途中で色が変わる花火、線香花火のような、パチパチ広がる花火、ピンク色の煙が出る花火……たくさんの種類の手持ち花火がありました。「うわあ、今色が変わったよ!」「見て、バチバチ音が鳴るよ」、みんなでたくさんの種類の花火を見て楽しみました。
線香花火は、みんなでしゃがんで、誰が一番長持ちするかを競いました。細いこよりのような花火を1人1本持って、火を付けます。火をつけたら、ぷーっと膨れて、オレンジ色の玉が出来ました。そっとそっと、赤ちゃんを抱いている時のように、見守ります。オレンジ色の玉が、コロコロと小刻みに揺れて、ぱちっぱちっとまるで花が咲いたかのように、繊細な火花を出し始めました。みんなと息を潜めて、とても綺麗な線香花火を眺めました。
もう、長さを競っていたことも忘れて、みんなが、「きれいだね」と言ってくれたり、みんなの線香花火が落ちないようにと願っている自分がいました。そんな時間がとても温かくて、嬉しい気持ちになりました。
花火大会のラストは、お仕事組さんの用意してくれた打ち上げ花火です。満天の星が輝く夜空に、浮き上がるように、花火が上がりました。
「ヒュー―、パーン!」弾ける音と共に、夜空に上がる花火が、本当に綺麗でした。紫、緑、赤、たくさんの色がありました。そして、最後には、金色の火の粉が舞い落ちて、それがまるで星が落ちてきたかのようでした。
光があらゆる方向へ飛び散るような躍動感のある打ち上げ花火、一つの吹き出し口からクジャクの羽のように、カラフルな光が広がる花火……。なのはなのたくさんの家族と一緒に見る花火は、どんな花火でもとても美しくて、感動しました。隣の人と顔を見合わせて、「凄いね! 綺麗だね!」と言えたり、誰を見ても笑顔で、仲間に囲まれながら打ち上げ花火を見上げる時間が、幸せだな、と感じました。
ずっとこの時間が続いてほしいな、そう思えるほど、楽しくて充実した夜でした。短期ミーティングに来てくれた子や、かりんちゃん、りひとくんとも一緒に、たくさんの仲間と過ごした時間が、とても濃くて大切な時間になりました。
(りな)