
8月4日のなのはな
私たちが育てている果樹の1つ、ポポーの種を蒔いてから約1か月半が経ちました。ついに、ポポーの種が発芽しました。
去年の10月から保管をしていた種を、6月11日に種を蒔いてから、ちゃんとポポーの芽が出てくれるかと、ハラハラドキドキしながら、発芽する時を待っていました。ポポーの種まきをするのは初めての試みで、とても緊張していました。また、去年の10月から保管していた種で、半年以上経っても、種が生きているかどうか、少し心配でした。
種まきでは、実験的に、1時間半のあいだ水に浸けてから蒔くものと、種皮に小さな切れ込みを入れるものの2種類に分けました。土は、畑の土を篩にかけたものと、落ち葉堆肥を混ぜたブレンド土を作りました。
ポポーは発芽に時間がかかって、種まきをしてから約1か月後に芽が出る、と資料に書かれていました。種まきをしてからの1か月は、気持ちを粘り強く持って、乾かないように、毎朝水をやりました。
工夫をしたブレンド土だけれど、水をやっているとだんだんと通気性が悪くなり、表面がとても固そうに見えました。そのため、途中でフカフカの種まき培土に変える大手術をしました。試行錯誤をしながら、1粒でも発芽するのを、今か今かと待ち遠しく思っていました。
ある日、いつものように水やりでポポーのポットを見ると、もこり、とポポーの種が土を押し上げて表面に出ていました。これでは種が乾いてしまう……そう思って、土を被せようとすると、押し上げた土の割れ目から、白くて太い根が伸びているのが見えました。
カボチャの芽のような、とても丈夫で力強い根が伸びていたことを知って、とても嬉しかったです。このまま活着して、芽を出してくれたらいいなあと、心の中で願いました。
1日、1日、と色んなポットの種が隆起して、顔を出していきました。そのたびにとても希望が湧いてきて、ポポーの様子を見ることが、その日1日のスタートダッシュになっていました。
今、根を出した種が芽を出して、葉を広げています。ほんの2,3センチだけれど、その中に茎があり、葉も3枚ほど出ていて、ポポーの小さい木のようになっています。若葉の色で透き通っていて、水をやると水滴をいっぱいにふくんでキラキラしています。その光景を見ると、とても嬉しい気持ちになります。
今、12粒ほど目を出していて、まだ少し発芽しそうなポットもあります。芽を出してからも、すくすく育っていけるように、ポポーの苗を見ていきたいなあと思います。
(りな)
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今週末のお楽しみは……? セブンブリッジ大会!!
8月のセブンブリッジ大会は、いつも以上のお楽しみがあります。
そう、みんなで浴衣を着て、ゲームを行うのです。
今夜は、週末のセブンブリッジ大会に向けての浴衣選びです。
朝から、大会の実行委員である仕事組の何人かで、浴衣を図工室に並べて、準備をしていたのですが、色鮮やかな浴衣や帯を見ているだけで、ワクワクした気持ちになりました。
「この浴衣は、前に〇〇ちゃんが着ていたよね……」「私、この浴衣好き」「この浴衣、どの帯に似合うかな……」と、みんなで話しながら浴衣を並べた時間が楽しかったし、みんなが笑顔で選んでいる光景を思い浮かべただけで、嬉しい気持ちになりました。
夜に、お母さんとあゆちゃんが、みんなの浴衣を選んでくれました。
図工室に入ってきたみんなのミッションは、
1、今まで着たことのない浴衣を2着選ぶ
2、セブンブリッジなので、華やかな浴衣を選ぶ
の、2つでした。
ミッションを聞いたみんなの顔がぱっと華やいで、嬉しそうでした。
100着以上あるなかから、みんなが手に取る浴衣は、ミッション通り華やかで可愛くて、今月のセブンブリッジは、色鮮やかで、賑やかで、たくさん一発上がりがでそうな予感がしてきました。
自分で選んだ2着の浴衣を、お母さんがどちらが似合うか選んでくれて、あゆちゃんが、その浴衣に合う帯を選んでくれました。
今回は、セブンブリッジ大会らしく、少し帯にも遊びがあって、今までにない浴衣と帯の組み合わせの発見もあり、見ているだけで楽しかったです。
浴衣も帯も、その人によって組み合わせが変わってくるし、その人らしい組み合わせがあって、当日の、みんなの浴衣姿が、とても楽しみになりました。
私も、今までに着たことのない、白×紺の浴衣と、遊びのある帯を選んでもらい、当日着るのがとても楽しみです。
なのはなでは、さまざまな方が贈ってくださった浴衣や、卒業生がみんなのために置いてくれた浴衣など、色々な浴衣を着ることができ、本当に贅沢で有り難いことだと、改めて感じました。
浴衣を着てのセブンブリッジ。
みんなの華やかな浴衣姿も、ゲームも楽しみです。
(よしえ)
*おまけ*
浴衣選びの部屋に、可愛いニイニイゼミが迷い込んでいました。