りゅうさんに教えて頂いて、みんなで肉まんをつくりました!
皮の部分はなのはな産の強力粉。具材の豚ひき肉と合わせるのは、収穫されたばかりの、なのはな産タマネギと、りゅうさんと言えばこの食材! と言えるキクラゲです。
家庭科室では、まりこちゃんたちがテーブルのセッティングをしてくれていて、なんだか、もう、すでに良い匂いがします。みんなでわくわくしながら各テーブルを囲みます。
まず、お手本をりゅうさんが見せてくれました。こねあがった生地を、さっと空中で細長く伸ばしていくりゅうさんの手さばきが、本当にプロのようで、わあ! とみんなから歓声があがりました。
細長く伸ばした生地を一個分にカットして、わたしたちも肉まん包みにチャレンジです。
生地をまるく薄くのばします。触ってみると、生地はもちもちに柔らかくて、小麦粉とイースト菌のいい匂い……!
のばした生地に、りゅうさんやまりこちゃんたちがつくってくれた餡を包みます。包みやすいかなと思って生地をのばしすぎると、包んでいるうちに薄くなったところが餡の重みで破けています。肉汁が溢れないように、適度な薄さにのばすのが意外に難しいです。
■ひだを作って
包んだ肉まんの先は、ひだを作ってよせるようにすると「肉まん」らしくなると、りゅうさんにアドバイスをもらって、「肉まん」らしい「肉まん」に包んでみました。
各テーブルから、上手に包めたベスト「肉まん」を選出して並べてみると、本当に「肉まん」らしい肉まんが揃っていました。
「昼食の準備ができました。みなさん、食堂へお集まりください」
食堂へ入ると、おお! と空気がさざめきました。
蒸すと膨らむとは聞いていたのですが、大きめの小篭包のようなサイズだったのが、ちゃんと「肉まん」サイズになっている……!
肉まんの下には、カットしたクッキングシートを敷いてくれていました。
蒸したての肉まんは、もちもちであったかい匂い。皮は小麦粉の味がしっかりして甘く、中身はタマネギの甘み、キクラゲの食感もあって、とても美味しかったです。
肉まんも、原材料の小麦から、調理まで、ほんとうにこうして手作りで作ることができるんだなと思って、改めてすごいことだなと思います。
(冬になったら、今度は、あんまんもしたいな!)