「違う選択があること」 まち

7月25日

 朝はミニトマトの収穫をしました。なつみちゃんとさやちゃんと、3人で収穫をしましたが、なつみちゃんやよしみちゃんが「採り放題」と言うほど、いくら穫っても穫っても穫れてしまう位で、楽しいけれど、みんなが体育館に集合して、しょうやくをする時間に間に合わないかもしれない、という背徳感がちょっとありながら進めましたが、さやちゃんとオクラの収穫を終えて、7時40分頃に古吉野に帰ってくると、もう、しょうやくも嫁入りも終わっている頃で、すごく速い、と思いました。

 そのあと、念願のモロヘイヤの摘芯を、あきなちゃんと進めることができて、嬉しかったし、しょうやくもしたので、明日にもモロヘイヤが食卓に出るのが楽しみです。

 シエスタのあとは、なつみちゃんとミニトマトとキュウリの水やりをしました。なつみちゃんが明るくて優しいな、と思います。私がどの水やりから始めて、どのタンクに補充したらいいか分からないところも、なつみちゃんが優しく提案してくれて、それが適確でやりやすくて、すごいな、と思います。

(今日だったら、まずユーノスと新ハウスのキュウリを1人ずつ水やりして、ユーノスが先に終わるから、終わったらミニトマトのハウスに行って、先に水やりを始めて、追い掛けてもう1人も来て合流し、最終的に2人でミニトマトを終わらせる。
 そのあとのタンク補充は、1人で水やりに来ても大丈夫なように、新ハウスとユーノスを補充しておく。ミニトマトはホースが分岐していて、2人以上で水やりに入ることが多いので、そのときに補充できることが多いため。)

 

 午後は土寄せの作業のリーダーをやらせてもらいました。作業の前に草木灰を、河原小12袋、桃横13袋を、さやちゃんと軽トラで運んで、そのあと、みんなを乗用車で乗せて出発しました。

 

 河原小は、全部で11畝あって、3ペアを作って、追い越し方式でやりました。追肥が終わって土寄せを始めたのが4時15分でした。

 

 理想は、5時に終わりたい、と最初は思ったので、1畝10分程度で進めたかったのですが、やり始めると、1畝15分で終わるので、1ペア4畝として、1時間かかると5時15分に終わってしまう。しょうがないのかな、と思っていたのですが、こまめにタイムコールをすると、みんながどんどん早くなって、気が付いたら、ちょうど5時に終わって、みんなすごい、と思ったし、最初に、5時に終わって、7時まで桃横畑をしたい、とイメージしていたから、イメージの力って大事なんだな、と思いました。

 

 5時に終わって、少し休憩して、桃横に行きました。追肥をして、土寄せが始まったのが5時20分頃。畝が長いので、3人トリオにしようか迷いましたが、土がふかふかだったことと、みんなの勢いもあるし、思ったより畑が小さい、と感じたので、河原小と同じようにペアで1畝入ってもらいました。

 6時25分には桃横の土寄せを終え、6時半には古吉野に帰りました。

 暑いなか、みんなを急がせすぎてしまわなかったか、と思ったけれど、そのあと、一緒に片付けをしていたほしちゃんに、みんな前向きだから、大丈夫だよ、と言ってもらえたり、お風呂に入っているときに、あきなちゃんに、まちちゃんの空気感好きだし、やりやすいよ、と言ってもらえたことが、本当に、ありがたくて、救いだったと思います。

 どうしても、リーダーをしていると、みんなの様子とか、もうちょっとみんなが楽しくできたりしないかとか、自分は気が利かないからいけないんじゃないか、とか考えてしまうことがあるのですが、そうやって、少しでも、まちちゃんの空気感がいいよ、とか、言ってくれると、本当にありがたいし、救われる、と思いました。

 

 昨日、あゆちゃんとさやねちゃんと管理機掛けや耕耘機掛けをしていて、河原小畑の耕しが終わって、作業時間あと30分くらいで、次の畑に進むのかな、と思っていたら、あゆちゃんが、

「次に進むというよりは、みんなが土寄せを楽しくできるように、この畑の株間の草取りをしましょう」

 と言ってくれました。私は、なのはなに来て、作業をどんどん進めることが善、と思っていたので、あゆちゃんの言葉を聞いて、ああそうか、利他心っていう軸があれば、必ずしも前に進むこと、作業を進めることが正しいってわけではなく、違う選択があることもあるのだな、と思いました。

 もちろん、背景にはなのはな全体の作業の進み具合とか、そのときの畑や人のコンディションなど、あゆちゃんだからこそ把握しているところも大きいと思うのですが、急いで仕事を進めることだけじゃなくて、みんなが楽しく、みんなのために、という利他心の軸があれば、そのときの判断は変わってくる、作業も違ってくるんだ、と思いました。うまく言えないのですが。

 私は、利他心の軸がないし、もろいし、人の評価とか、自分の欲とか、そういったことに目がくらんだりしてしまうから、正しい判断って自分ではできないと思いました。だからこそ、迷ったり困ったら、お父さんやお母さん、スタッフさんに聞こう、と思いました。そうすることで、なのはな全体の動きとしては、どうしたら一番いいのか、という判断を間違わなくて済むし、その繰り返しをしていくことで、私自身、自分の枠の中にいるだけでは絶対に分からない、新しい判断方法とか、やり方とかが、見えてくる、と思いました。

 今日は、まえちゃんから、目標は桃横まで、と教えてもらっていたので、桃横で土寄せは終わらせて、古吉野に帰って桃花作りや配膳のヘルプなどを進めることができて良かったです。

 リーダーをさせてもらうと、頭と心をたくさん遣って、新しい発見や学びをさせてもらうことが本当に多いです。良い仕事がしたいし、みんなの能力とか、コンディションとか、得意なこととか、段取りのやり方とかで、同じ作業もどんどん速く進めることができると思うし、できたら、みんなが「楽しい」と思える仕事の進め方をしたいです。こんなこと言って、偉そうなんじゃないか、と思ったりして怖い気持ちもあるのですが、今日は、いい経験をさせて頂いて、本当にありがとうございました。これからも頑張りたいです。

 自分は認識がずれていて、いつも焦ってしまいます。でも、みんなが優しく、私が分からないところ、認識できないところはフォローしてくれたり、こんな私も好きと言ってくれたり、いつも支えてくれていて、それだったら、成長したい、と思います。ぼやっとした認識から、適確な認識ができるようになりたいです。適確な仕事ができるようになりたいです。読んで頂いてありがとうございました。