7月19日(火)「新しいフラダンスショーへ向かって & サッカーゴールを活用して、苗置き場づくり作戦」

7月19日のなのはな

 雨の時間を使って、夏のイベントに向けてのフラダンス練習が始まりました。今年は、フラダンスバージョンの演目で出演できるように、ゆりかちゃんやお母さんが、新しいメンバーも加わって、たくさんの人数で踊れるようにしよう、と考えてくれました。

 

IMG_8906

 

 今日は、まだ踊ったことのない人を中心に、『カノホナピリカイ』や『ハワイアン・アイズ』の振り入れをゆりかちゃんがしてくれました。
 私は、今回『カノホナピリカイ』を練習しました。『カノホナピリカイ』は、今までにも何度か、父の日の会などのイベントで他の人たちが踊っているのを見たことはあったのですが、とても優しい曲調で自分も好きな曲で、いつか踊ってみたいと思っていた曲でした。

 

IMG_8943

 

 全部で4番まであるのですが、ゆりかちゃんが、それぞれの動作に込められた意味も、振りと一緒に伝えてくれて、一つひとつの振りが言葉になっていることが、すごいなと感じました。
 ゆりかちゃんが前で踊ってくれるのを真似しながら、曲を細かく区切って、何度も繰り返し練習していきました。少しずつだけれど振りが身体に入っていくのを感じて、それが嬉しかったです。

 隣では『ハワイアン・アイズ』を練習している子たちがいて、ゆりかちゃんが2曲を代わるがわる教えてくれました。午前中の時間で、1曲通しての振り入れをすることができました。
 今日、教えてもらった振りを、しっかりと覚えられるように、これから練習を積み重ねていきたいです。

 

IMG_9036

 

 まずは8月に催される「きたわけ納涼大会」の出演へ向かっていきます。また、みんなとお客さんを前に演奏できる日が楽しみだなと思います。他にも何曲か、新しいメンバーで踊る曲もあり、いい形で本番を迎えられるように、みんなと練習を頑張っていきたいです。

(えみ)

 

***

 

 まさか、こんなところが苗置き場に!!
 見たらびっくり、作っているわたしもびっくり!
 グラウンドに立つ、もみすり機倉庫の壁とサッカーゴールを利用して、野菜の苗床スペースを作るのです。

 作業が始まったのは数日前。
「苗置き場を作りたい」という、やよいちゃんの要望で、須原さんは考えました。
(少ない材料と低コストで、苗置き場を作るには……?)
 そこで目にとまったのが、サッカーゴール。
 これを使えば、柱を立てなくても軒桁の代用にして活用できるというわけです。
 もみすり機倉庫の壁に対面する形でサッカーゴールを設置し、その空間に屋根となるビニールシートを張って、雨を凌げるスペースを作るという、一工夫の作戦です。

 前日の作業で、もみすり機倉庫の壁に、棟木として、桟木を取り付けて、垂木を組み立てました。
 今日はその上へ屋根の代わりとなる、白いビニールシートを取り付けるところから作業が始まりました。
 壁にビニールの一端をくっつけて、外れないように、上から桟木で留めます。
 一辺が壁に張り付いた状態になったら、折りたたまれたビニールを軒桁に向かって徐々に広げていきます。しわが出ないように、なつみちゃんと同じ力加減で伸ばしていきました。天井に張られた白いビニールは見た目だけでも涼しくて、この段階で、すでに雨を防いでくれました。
 上からマイカ線を伸ばして、サッカーゴールのパイプに結びつけ、端々を引っ張り合う形でピンと張ったビニール屋根を張ることができました。

 

IMG_7399

 

 外は雨が降り続きますが、この下なら安心です。
 続いて、整地のために、地面をならしました。
 水はけをよくするために、須原さんが真砂土を入れようと言いました。
 しかしその段階で、外は強く雨が降り続いています。
「雨、止まないかな……」
 そう言いながら、須原さんが天気予報を調べたところ、「あと5分で止むでしょう」という予報が出ました。
(本当かな?)と疑う気持ちを持ちつつ、3人で空を見上げていると、雲が勢いよく流れていき、西の空から明るい光が見えてきました。
「あっ、本当に止んだ!」
 須原さんが調べた天気予報通り、5分前には止むことが信じられなかった雨が、5分後に本当にぴたりと止んだのです。

「よし、行くぞ」
 須原さんが勢いよくグラウンドを駆けていったと思ったら、フォークリフトを運転して、バケットに大量の真砂土を運んでくださいました。
 それをわたしとなつみちゃんで、地面が均一に平らになるように広げていきました。
 野菜の発芽は少しの凹凸でも影響が出てしまうことがあるので、トンボを使って、平らになることを心がけました。
 入り口に敷いた真砂土は、なつみちゃんが、「半円にしよう!」と言いました。
 苗置き場の入り口の屋根の下だけ真砂土を半円状に広げたら、ちょっぴり可愛らしいお家みたいになり、一気に愛着が湧きました。なつみちゃんの一工夫が嬉しいです。

 あとは中に育苗トレーが並べられる棚を設置したら、苗置き場は完成です!
 少ない材料で一工夫して作られた苗置き場は、何だか隠れ家のテントのようでもあり、中にいると、わくわくしてしまいます。
 須原さんとなつみちゃんと、一足早い、夏休みの自由研究をしたような気分で、改めて丸ノコやインパクトを使った建築作業はスケール感があって、楽しいなと思いました。

(るりこ)

 

***

 

 吉畑ハウスのそばを通りすぎるとき、ハッとしてしまいます。
 吉畑ハウスの中に植わっている晩白柚の実が、日に日に膨らんでいくのが見えるからです。

 

P7191622

 

 晩白柚は12月に収穫予定で、今は直径15センチほどです。これから、まだまだ大きくようす。最終形はサッカーボールくらいになるから、とても大きい袋が必要になります。
 先日の集合で、ななほちゃんが晩白柚の袋掛けについて、お父さんに質問してくれて、新聞紙で大きな折り紙の籠をつくって、それを被せることになりました。

 まっちゃんとさくらちゃんと一緒に、晩白柚の実に袋掛けをしました。
 晩白柚の実は、今はデコポンより一回り大きいくらいで、つい先日はこぶしくらいだったのになあ、と、見るたびに大きくなるその力に思いを馳せました。

 

P7191624

P7191623

 

 4人で木を囲んで、1個1個、袋掛けしていきます。
 袋を晩白柚の実にかぶせて、口の両端をホッチキスでとめました。
 最後に数えると、全部で20個ついていました。

 まだ夏らしい濃い緑色の実だけれど、これからますます大きくなって黄色く色づいていくのかなと思って、晩白柚の木を応援したいなと思います。

(さや)

 

***

 

〈夕方7時が近づいたとき、東の空に、大きな虹がかかりました〉