7月18日(月)「空芯菜畑をきれいに ● 「紅清水」の収穫 ● つばめパラダイス」

7月18日のなのはな

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 桃ハウス手前畑に約9000株植わっている、空心菜の草取りをしました。
 担当のまりのちゃんが、毎日見回りをして、水の溜まり具合を見てくれていて、元気に草丈30センチほどに成長しています。

 ホタルイやヒエなどが、草丈3~8センチほどで大きくはないですが、細かくたくさん生えてきていました。
 まりのちゃんや、やよいちゃんが考えてくれて、この草を1本1本抜くのは大変なので、三角ホーで草を土の中に埋めるように、掻いてならすようにして草取りしました。

 

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 作業メンバーの8人みんなで、1本の畝間に入って、等間隔に並び、前の人が草取りをしているところに行き着いたら次の畝間に入りました。
 15分間くらい残った時間で、三角ホーで取れない株周りの草取りや、水が溜まっていて草刈り機で刈れない畑の内畦の草取りを、分担して行いました。畑全体が綺麗になって、嬉しかったです。
 
 空芯菜の脇芽を伸ばすために、明日は5~7節を残して摘心をする予定です。

(さくら)

 

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 なのはな桃部会では、昨日から「紅清水」の収穫が始まりました。なのはなの中でもこの品種が好きという人は多く、なのはなファミリーのお母さんも一番好きだという、人気の高い品種です。
 昨日は、新桃畑の紅清水を収獲しました。新桃畑の樹は、毎年一番早く熟れていく、とあんなちゃんが教えてくれました。熟れるスピードも速いらしく、初収穫とは思えないほど、たくさんの桃が採れました。

 

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 袋を開いて鼻を近づけてみると、とても上品なさっぱりとした桃の香りがしました。品種ごとに少しずつ香りや色合いに特徴があるのを知れたり感じられることが面白くて、毎回新鮮な気持ちになります。紅清水のスッキリとした香り高さや味わいは、私も大好きになりました。

 白鳳の収穫も、ほぼ同時期に始まっています。白鳳も紅清水も、大玉のものが多く、糖度は14度や15度以上の桃がたくさんあります。甘みがどんどん乗ってきていることを感じられて嬉しいです。
 品種によって収穫基準も変わってくるので、切り替えが難しくも感じますが、正しい基準を目に焼き付けて、適切な時に収穫していけるようにこれからも頑張っていきたいと思います。

 

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 天気が崩れることが多い日が続いていて、桃の樹にかけているネットが風や雨の重みなどではがれてしまうことがあり、ネットや、ネットを支えているポールを補強する作業をしました。
 まずは傾いてしまっているポールの補強からとりかかりました。ポールの真横に竹を打ち込んで、ポールと竹をしっかりと結びます。そして、支えとして斜めに竹の杭を打って、さらに結び、固定します。そうしてまっすぐに立ったポールは、すごく安定感があって、しっかりと支えてくれそうな安心感がありました。

 

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 次に、伐採した使わない木を丁度良い長さに切って、それをネットの補強のための杭として、1本の樹に対して4か所ほど杭を打ち込んでいきます。そこにネットの裾部分を巻き付け、スズランテープでしっかりと結び付けます。
 そうすると、重石を乗せるよりもしっかりと固定され、強い雨風にさらされても絶対に大丈夫だと思えました。簡単でシンプルな、この方法が見つかって安心だなと思います。

 

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 また、水分調整のために、桃の樹の下にブルーシートを敷いています。今日は、今収穫している、「紅清水」と「白鳳」。そして次に収穫が始まる、「浅間白桃」と「なつごころ」。この4品種の桃の樹全てにブルーシートを敷いていきました。

 本数が多くあり、畑も桃畑全部を周る必要があったので、時間がかかると思いましたが、ミーティングが終わった何人かが途中からヘルプに来てくれて、順調に進めることができました。

 

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 2人で1枚のブルーシートの両端を持って、息を合わせてブルーシートを敷いていくだけの作業ですが、私は、この作業がとても好きです。1本の樹に対して2枚のブルーシートを使っていて、継ぎ目は2枚をつなぐように、鉄パイプをクルクルと巻きこんでいくと、水が入る隙間がないくらいにぴったりと、桃の樹の下にブルーシートが敷かれていくのが、とても気持ちが良くて、桃を守っている気持ちになります。

 今夜も雨が強めに降っていますが、ネットを補強し、ブルーシートもしっかりと敷いたので、安心して夜を過ごせることが嬉しいです。

 明日からは、池上桃畑の紅清水の収穫も始まります。次々と収穫が本格的になってきているのは緊張もするけれど、楽しさや期待のほうが大きくて、これからがもっと楽しみです。

(つき)

 

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 廊下に明るく響く声。ひらめく濃紺の翼はスタイリッシュで、お腹の羽毛はふんわりと白い。小さな丸い瞳は、ときに凛々しく遠くを見て、ときに私たちを見て、きらりと光る。
 古吉野なのはなは、ツバメたちにもユートピア、であるようです。

 

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 なのはなの校舎には、あちこちにツバメの巣があります。その数は、普通に私たちが生活の中で目にするだけでも10ほどありますから、目に見えない場所を含めると、もっと、もっと多いものと思います。

 初めは、玄関の軒先や、渡り廊下のそばなど、飛来しやすい場所を主な住処にしていたツバメたちですが、この頃は、より長く深く廊下を飛んで、理事長室のそばの廊下にも巣をつくり、卵を生みました。

 私たちも、ふとしたときに、ついつい巣やツバメに目をやっては、近くにいる人と、大きくなってきたね、かわいいね、など言葉を交わします。

 

 

 卵が孵ると、生まれたての雛が、顔の半分以上の面積を占める口をめいっぱい開いて、親鳥から餌をもらいます。そして、日を追うごとに、みるみるうちに、見慣れたツバメらしい姿になります。幅20センチほどの小ぶりな巣のなかに、育った身体が5つも6つも寄っている様子からは、「ぎゅっ」という擬音が聞こえてきそうです。

 彼らが小さいころ、ヘビが襲いかかろうと忍び寄ってきたこともありました。
 しかしどのツバメも無事に育ち、巣の中にひしめき合っていた子供たちが伸び伸びと飛び回り、だんだんと、どの巣も空き部屋になってきました。今夜は、めいめいが、とまる場所を見つけて眠りに入ったようです。

 

つばめ

 

 たくさんのなのはなの子と、生まれたときから近くで暮らしているせいか、よほど近寄ったり、手を伸ばそうとしたりしないかぎり、ツバメたちは、逃げもせずに、じっと佇んでいます。
 ツバメたちが、大事な住処に、古吉野なのはなを選んでくれたことが、私たちの生活にも、豊かな気持ちをもたらしてくれています。