「桃のネットかけ 団結して」 ふみ

7月11日

 今日は、桃の1日でした。前の日から、明日は桃作業をできるということが嬉しくて、明日がんばろうと思って寝ました。

 午前中は、桃のネットかけの作業でした。ネットかけが効率よく進むように、お父さんが監督をしてくださって作業が進みました。
 人数が8人くらいいたので、こんなに人数がたくさんいるのだから、脚立があるならと、脚立が2台だったのを4台に増やして、そして、さらに1台増やして、お父さんが、私たち一人ひとりに役割を割り振ってくれて作業が進みました。

 今までは2台しか脚立を使っていなくて、最初にネットをかけるところに2台あるだけでしたが、次のポールのところにもう2台立てて、ネットを引っ張っていくという方法でした。その他の人は、下でネットを引っ張るのをサポートする役割でした。

 私はスタート地点で、あんなちゃんと対称の位置でネットを持ち上げながら脚立を上り、どんどんネットを次のポールの人へと送る役割でした。
 お父さんが教えてくださった方法でネットかけをすると、ネットがカーテンのようにスルスルと進んでいって、桃の木にかかっていきました。

 木の大きさや本数によって違うけれど、うまくいったら時間も5分から10分でかけられるんだと思いました。

 桃の作業は難しさもあり、シビアにならなきゃいけない厳しさもあるけれど、私は桃の作業が好きです。
 桃チームのみんなと団結して、チームワークよくできたら、本当に作業が楽しいと感じます。
 いつもあんなちゃんを中心に桃チームで桃作業をする時間のなかで、私はたまにしか入ることはないのですが、今日1日のなかでも、みんなとのチームワークがどんどんよくなっていっているように感じられたことが嬉しかったです。

 脚立を立てるときに、スッと手助けをしてくれたり、次のポールに脚立を移動する声がけをしたり、相手がネットを掴みやすいようにしたり、色々なところでみんなの優しさを感じました。

 お父さんが、朝、大人数作業で草取りか土寄せをしていたときに、作業の方法をかえて、2人で追い越し方式で作業をしていく方法にしたら早くなり、それは相手のことを考えて作業をする利他心だと教えてくださいました。
 桃の作業でも、いつも周りをみて、みんなとチームワークよくするにはどうしたらいいかを考えて、お父さんが教えてくれたことを意識して作業をしていきたいです。

 桃が虫や獣から守られて、美しいなのはなの桃になるように、これからもできることを頑張りたいです。

 夕方のハウスミーティングも凄く嬉しかったです。