6月30日
昨日のことになりますが、水曜日のハウスミーティングを受けることができて嬉しかったです。
社会性について、
「人の気持ちを汲むことが出来ていないこと。気持ちを汲もうとしてもユアペースになってしまって汲めていない。社会性のある人は、人の気持ちを汲んでいるけれど、ユアペースにならずに、マイペースになれているように感じる。どうしたら、人の気持ちを汲むことができますか」
という質問をさせてもらいました。
お父さんが、
「色んなことに正解がある。ケースバイケースで、例えば、会社の人と食事にいって、どこに座るのが正しいのか。社会性がある人は、即座に見抜く力がある人。常識、知識のない人は社会性がない。人との関係、コミュニケーションには、意思が必要で、人の気持ち、自分の気持ち、あるけれど、人と人との関係の中には正解があることをまずは知る。それを知って見抜けないといけない」
と教えてくれました。
お父さんの答えを聞かせてもらって、どんなことにも答えがあるのだと思いました。また、集合で、お父さんが補足をしてくださいました。気性が荒い人が、自分が正しいからと、空気を読まずに意見を通してしまのは社会性がないことと教えてくださいました。誰を立てるか、自分の意見を出してもいいときなのか、引っ込めるのか。その場その場でとるべき行動が変わることを心に留めて、ちゃんと人を立てて、あるべき動きができるようになりたいと思いました。
また、小説について質問をさせてもらって、お父さんが、教えてくださいました。
「小説を読むと喜怒哀楽が広がって、ひだになって、デリケートなひだが解るようになる。小説でシュミレーションしてひだを作っておく。
ナルシシズム。自己陶酔に陥ってもいい場合があって、美術館で、絵や、美術鑑賞するときは、いくらでも自己陶酔してもよい。小説も。音楽、芸術を鑑賞するときは、深く入れ込んだらいい。それで、心のひだを作る。
自分が好きな小説や、感動する小説をいくつも知っていることは、とても幸せなこと。本の中に知り合いや友達がたくさんいるのは、とても豊かな人生だ」
感動することは誰にも遠慮しないでいい、と教えてくださって、小説を読んで入り込んでも誰にとがめられることがないのだと、大丈夫なのだと思えて、とても嬉しかったです。小説も、音楽も、芸術を観るときも、深く入れ込んで、心のひだを広げたいと思いました。