
6月29日のなのはな
なのはなの夏の食卓に欠かせない空芯菜。午後は、桃ハウス手前畑で、空芯菜の植え付けを行いました。
今年、空芯菜は、ポットに種を蒔かずに、畑で苗床を作って苗を育てました。やよいちゃんが、苗床から苗を運んでくれている間に、私は、なつみちゃん、さやちゃんと一緒に、株間40センチで植えるための印つけなどの準備を進めました。
定植は、シンプルな工程。手で植え穴を掘り、空芯菜を置いて、土をかぶせる。慣れてくると1株3秒くらいでできて、ずっとやっていられるような、癖になる楽しい作業でした。終盤では、苗床でずっと苗を掘り起こしてくれていた、まみちゃんや、まよちゃんも含めてみんなで定植。人数が増えるとさらにスピーディーな作業でした。
桃ハウス手前畑は、もともと田んぼだった場所なので、常に土が湿ってぬかるんだ場所が適している空芯菜には、ぴったりの畑。定植後に入水口から水を入れると、畑全体に水が行き渡って、水やりいらずで、手早く作業を終えられたことも、とても嬉しかったです。
おひたしや、スープ、炒め物などにすると美味しい空芯菜。夏の貴重な青物で、食卓の彩りにもなります。みんなでたくさん頂けるよう、引き続き手入れも頑張っていきます!
(せいこ)
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なのはなの夏野菜といえば、それも、お父さんの大好きな野菜といえば……。
そう、マクワウリ! 今日は、マクワウリの手入れを進めました。
まず、いいとこ下畑のマクワウリ1弾の水やりです。畝いっぱいにわさわさと茂った、マクワウリのつるを手でそっと掻き分け、掻き分け、根の部分を探します。
すると、ちいさな実を発見! まだ4センチくらいの、ころんとした濃い緑の実が、葉の下に隠れていました。また、黄色い花もあちこちに咲いていました。
少し離れたところで水やりをしているさきちゃんと、「この実はこのくらいだよ!」「あの実は大きかったよ!」と、伝えあいました。
かくれんぼしているマクワウリたち、実がまた大きくなったら、探しに行くね。
続いて、すぐ隣の保育園東畑に移動です。こちらは、マクワウリ2弾で、摘芯と子づるの絞り込みをしました。
親づるは摘芯し、子づるは3本のみ残して、そのほかのものは切除してしまいます。
とげとげするつるの触れ心地や、青々とした葉の香りが、「ああ、夏だ、夏野菜だ!」という気持ちを掻き立ててくれます。
さく、さく、さく、と剪定ハサミでカットしたときの音や感覚が爽快で、それもまた、うれしくて楽しかったです。
さきちゃんと、ふたつのマクワウリの畑を周って、たくさんマクワウリと触れ合うことができました。
7月には、甘くて大きいマクワウリに、会えますように。
(みつき)
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『わかば』という曲は、強弱を繊細に、ダイナミックにつけながら、大太鼓、長胴太鼓、締太鼓が代わる代わる主役をとりながら進んでいく、魅力的な曲です。
夜7時から9時の2時間、勝央文化ホールの舞台で、勝央金時太鼓保存会会長の竹内さんに教えていただきながら、金時太鼓の練習をしました。
太鼓で大きな音を出すには、余分な力を入れないこと。頑張ろうという気持ちや、力んだ気持ちを持たずに、曲のことだけを考えて、打ち込むこと。そうすれば、強い音を打つことができる。竹内さんが教えてくださった言葉が印象的でした。澄んだ気持ちで、強い音を出せるようになっていきたいと思いました。
休憩時間には、これまでに勝央金時太鼓保存会が行ってきた屋外でのコンサートで、雨や雪が降ったときの逸話などを、竹内さんがたくさん、話してくださいました。ふと練習場所を振り返ったときに見えた、自分たちが今叩かせてもらっている太鼓たちは、そうしたたくさんの場面を乗り越え、音を響かせてきた太鼓なのだと思うと、練習に戻る身体もまっすぐになりました。