「出来ないことにあぐらをかかずに」 りな

6月26日

 今朝、収穫かごを持って玄関下にいると、ロータリーを下りてきた人の姿の中に、りゅうさんの姿もありました。
 今日は、ナスの収穫や、嫁入りも、りゅうさんと一緒に出来てとても嬉しかったです。

 今日も、1便目、2便目と分けてナスを届けて、予定通りのタイムスケジュールでナスの嫁入りを進めることが出来ました。
 今日も、ツヤツヤのナスがたくさん採れて、とても嬉しかったです。

 トウモロコシ畑の作業にヘルプに行きました。
 トウモロコシ第1弾や2弾の株は雄穂が出て、とても背が高くなっていました。
 今季、トウモロコシの作業に入るのは今日が初めてで、嬉しいなあと思いました。
 近くから見ても、トウモロコシの葉がとても大きくて、ツヤツヤとしていて、とてもパワーを感じました。
 昨日の夜の風で、背の高い1、2弾が倒れてしまっていて、その株を起こしたり、脇芽を切る作業でした。

 みつきちゃんやゆいちゃんと一緒に、畝間に入って、ひたすら目の前に立ち塞がっているトウモロコシの株を起こします。
 すると、雄穂から、キラキラしたきめ細かな粉が降りかかってきました。
 花粉なのかなあと思ったのですが、魔法の粉のようで、降りかかって、少し嬉しいような気持になるぐらい綺麗でした。

 脇芽をカマで切ると、「サクッ」と気持ちの良い音がなって、切り口から水分がすぐに染みだしてきました。
 瑞々しくて元気なトウモロコシが、とても嬉しかったし、まだひげが黄色いトウモロコシの実も、収穫できる日がとても楽しみだなあと思いました。
 
 午前、午後を通して、桃の収穫や、摘果の作業を進めました。
 一昨日の夜、突然の大雨が降って、収穫期のはなよめに、ダメージを与えてしまいました。
 そのため、昨日は、最低限の収穫に控えて、今日は、昨日収穫しなかった分、たくさんの実を収穫することが出来ました。
 
 今日が、はなよめの第2のピークで、木についていた実を、ほとんど収穫しました。
 私は、あんなちゃんとペアになって、朝食前に取り切れなかった、1本の木の収穫に入りました。
 あんなちゃんが、近くで、収穫基準を一緒に見て確認してくれたり、取り方を、もう一度丁寧に教えてくれました。
 収穫基準を見極めるのは、もちろん、色味も大切な判断材料だけれど、その他にも、香りや、その桃が放っているオーラも感じて、判断しないといけないんだなあと思いました。

 熟れている桃は、少し力を入れて握っただけでも、手跡を出してしまうので、収穫する時はとても繊細に桃を持ちます。
 枝あたりも、手跡も出さずに収穫するのは、とても難しいなあと思います。
 あんなちゃんのように、迷わずに、潔く、速く収穫するには、まだ道のりは長いかもしれないけれど、出来ないことにあぐらをかかずに、毎日上手くなれるように、頑張りたいです。

 昨日は雨が当たって糖度が落ちていたけれど、今日糖度測定をすると、明らかに糖度が回復して、さらに高くなっているように感じました。
 今日は、糖度が13,14の実がたくさんあったり、15の実も1つあって、とても嬉しかったです。
 
 昨日の、桃畑の見回りで、硬核期がそろそろ明けてきたことが分かって、今日から摘果も再開することが出来ました。
 今日は新桃畑を進めて、あと残り2本だけを残して終わってしまったのは、少し残念だったけれど、少しでも進めることが出来て嬉しかったです。

 今日の昼食は、スペシャルメニューのカレーパンでした。
 手作りの、出来立てほやほやのカレーパンは、中のカレーが熱々で、とろけるチーズがびよーんと長く伸びて、とても美味しかったです。
 生地は、なのはな産の強力粉がふんだんに入っていて、ふわふわしていて、外はサクサクで、これまで食べたカレーパンの中で、一番おいしかったです。
 
 なのはなの小麦で、パンを作ることが夢だったので、とても嬉しかったし、みんなで具材を包むことも、パン屋さんになったような気分で、楽しかったです。
 食べてくれる誰かを思いながら、包んでいる時間や、誰かが包んでくれたカレーパンを頂けることが本当に幸せだなあと思いました。