【6月号⑰】「担当野菜はもちろん、ピーマン ―― 待ちに待った、ピーマンの植え付け ――」さき


 夏野菜の植え付けが始まり、ピーマンも約二か月間の育苗生活を終え、畑へと旅立ちました。今作は、中畑と吉畑下の二枚の畑に植わります。

 ピーマンの苗は、今か今かと植え付けのときを待ちわびているようで、早く畑に出してあげたいと思っていました。畝立て、支柱立て、植え付けまで、大人数での一大イベントが始まります。
 
 畝立ては、ピーマンに適した水はけのよい、馬の背型の高畝です。土を上げるだけ上げて、最後に馬の背型にならすというやり方で、みんなで美しい畝を意識して、思い切り高畝にすることができました。

 出来上がった畝を上から見てみると、思わず立ち尽くすくらいで、ここにピーマンが植わることを思うと、うれしくなりました。

 続いて支柱立てに入ります。支柱は、今回エクセル線を使った新しい形で作ってみることに。なのはなでは桃の枝吊りに大活躍のエクセル線を、ナスとピーマンの支柱にも使用し、縦竹をエクセル線にして、そこに誘引していこうと考えています。
  
  
 支柱立ては、あけみちゃんとよしみちゃんの二人が、穴あけドリルを交互に使って、竹を立てるための穴をあけてくれて、それがものすごく素早くて、尚且つ縦横の通りがきれいに揃っていました。

 ピーマンの支柱は、これから十二月までの半年以上、畑に立っていることになるので、しっかりと打ち込んでおく必要があります。ピーマンが大きくなっても、倒伏せずに立っていられるように、しばらくの間、支えになってくれたらいいなと思います。

 そろそろ、本題へ。ピーマン、ついに植え付けのとき。ピーマンをポットから取り出し、少し根をほぐしてあげてから、植えていきます。植穴にはたっぷりと水を入れてから、植えた後、さらに水やりをします。暑いなか植えるときは植穴に水を入れると、活着しやすいそうです。
  
  
 仕上げに、ピーマンの苗が四十~五十センチになるまでの成長の助けとして、別途、株のそばに立てた篠竹に誘引しました。誘引の作業をするのは久しぶりだったけれど、一株一株に誘引していくのは本当に楽しいなと感じました。

 これから、収穫まで株を大きくさせ、摘花や摘果をしながら、葉数を増やし、株を元気に育てていこうと思っています。異常気象の中で、厳しい環境下でもできる対策は先手先手でうって、なるべく暑さや湿害から株を守って、病気を防ぎたいです。

 そして、収穫が始まったら、コンテナいっぱいに収穫できるように、毎日水やりを欠かさず行っていきます。

 まだ少し先ですが、この小さな苗から、あのつやつやとした立派なピーマンができる日を楽しみに、チームのみんなと一丸となって、ピーマンはもちろん、夏野菜の手入れを頑張りたいです。