「豊かなこと」 りな

6月25日

 今朝は、ナスの収穫と嫁入りをしました。
 今日のナスの収量は、比較的穏やかで、嫁入りもとても速く終わらせることが出来ました。
 余った時間で、ゆりちゃんと、ポポーの苗の土を替える作業をしました。
 ポポーのポットの土に使ったのは、畑の土をふるいにかけたものと、落ち葉堆肥をまぜたものでした。
 でも、それだと、土の粒子が小さくて、ギュッと締まってしまいました。
 そのため、土を種まき培土に替えました。

 種を起こさないように、丁寧に丁寧に作業しました。
 ポットの中の土を取って、種まき培土を詰めてから、もう一度、種を埋めます。
 種をそろりと取り出すと、なんと、根が7ミリぐらい出ているものがあって、とてもびっくりしました。
 カボチャのような、太くて丈夫な白い根で、にょきっと、ぱっくり開いた種の中から伸びていました。
 それがとても可愛いなあと思ったし、とても嬉しかったです。

 10月から、種を冷凍保存して、ちゃんと種が生きているかなあと、少し心配だったけれど、15粒以上は、小さく根が伸びていたり、ぱっくり割れたところから、白い根のようなものが見えていたりして、それがとても嬉しかったです。

 土を替えて、ポポーの種がびっくりしなければいいなあと思うし、通気性の良い種まき培土の中で、伸び伸びと根を伸ばして、芽を出してくれたらいいなあと思います。
 良いイメージを持って、これからも気持ちを切らさずに見守りたいです。

 朝食は、りゅうさんの明るい、「いただきます!」の声で始まりました。
 みんなで力を合わせて、楽しく過ごせるように、私もみんなの中で頑張りたいなあと思いました。

 昨夜は、9時ごろからとても強い雨が降ってきて、はなよめの木にブルーシートをかけそびれた失敗がありました。
 今後は同じ失敗を繰り返さないように、あんなちゃんがいても、いなくても、いつでも行動力をもって出動できるように、心の準備を常にしたいなあと思います。
 天気予報を頼るのではなく、風の強さ、雲の厚さ、雲行きを見て、鋭い勘を持ちたいです。

 はなよめは、今日は最低限の収穫で、1コンテナほど採れました。
 午前は、梱包を終わらせて、古畑以外の桃畑の見回りを、あんなちゃん達と周りました。
 
 奥桃畑では、日川白鳳の支柱立てをしました。
 桃がたくさん付いた枝は、桃の重みでだらんと垂れていて、地面に付きそうになっていました。
 上から、エクセル線で吊っているだけではまだ足りなくて、そんな時には、下からパイプを立てて、支柱を立てることを、あんなちゃんから教えてもらいました。

 ちょうど良い長さのパイプに、Y字型のキャップをはめ、枝の下に立てます。
 枝を支柱で支えて、風などで外れないように、スズランテープで、枝と、パイプとキャップを止めます。
 
 あんなちゃんの手元を見ながら、どんな枝が、支柱立てが必要なのかを知りました。
 何でも支柱立てするのが良いわけではなくて、支柱を下から立てることで、作業性が悪くなったり、ブルーシートを敷くときに、敷きにくくなってしまいます。
 最低限、立てるべき枝に取り付けることが、とても大切なんだなあと思いました。

 開墾17アール畑の見回りをした時に、清水白桃をみんなで見ました。
 清水白桃の木の下に、生理落果した実が、5,6個落ちていました。
 清水白桃が、生理落果を始めていることを知ることができて、安心した気持ちになりました。

 摘果の時に、清水白桃は、最終着果数の1.5倍ほど多く残しているので、まだ木にたくさん良い実が残っていました。もうそろそろ袋掛けも出来るのかなあと思いました。

 石生の桃畑に行った時に、摘果しそびれていた加納岩白桃の実を見ました。
 もう、こぶしより一回りほどの大きさになっているものもあり、全体的に緑が抜けて、少し白っぽくなっていました。
 あんなちゃんが、剪定ばさみで中を割ってくれました。
 種は硬くなっていて、中の実も、緑色ではなくて、透明感のある白色のようになってきていました。
 あんなちゃんが、
 「成熟期に入っているかもしれないね」
 と、話してくれました。
 加納岩白桃が収穫できるのも、もうすぐなんだろうなあと思って、とても楽しみです。

 午後は、桃作業がなかったので、大人数のみんなと一緒に、体育館のジャガイモの収納に入りました。
 私は、まりのちゃんリーダーの、ミニじゃがの選別に入りました。
 
 体育館が、ジャガイモの海で、足場がないぐらい、本当にたくさんのジャガイモが干されていました。
 その間を縫って、買い物かごを手に提げて、ミニじゃがを探しました。
 買い物かごは、手に簡単に下げられて、軽くて、とても使いやすいなあと思いました。 ミニじゃがの選別のみんなと一緒に、おそろいで買い物かごをかけている光景は、新鮮で面白かったです。
 ミニじゃがの目になって、どんどんかごの中に入れていくのが、とても楽しかったです。 体育館全面のミニじゃが回収をしたら、次は図工室のデストロイヤーのミニじゃが回収もしました。

 回収を終えて、次は選別をしました。ミニじゃがは、嫁入り用が多くて、大きさ別に4段階に分けました。
 豆粒ほどの小さな芋を1、それよりも少し大きな芋を2、それよりも大きな芋を3、一番大きなサイズを4、と決めて、また買い物かごに入れながら選別をしました。
 
 基準がとても難しくて、最初は、一緒のテーブルで作業しているあんなちゃん、まなかちゃん、つきちゃんと一緒に確認し合いながら、進めました。
 一つひとつの基準の重さを量ってみると、5グラムずつで分けられていることが分かりました。
 みんなで、
 「目に量りが付いていたらいいね」
 と、言いながら、だんだんと潔く判断が出来るようになってきました。

 体育館では、ジャガイモの海と、たくさんの人が格闘していました。
 お仕事組さんやまりのちゃんの進めてくれる活気ある空気が嬉しかったし、りゅうさんが、カメラを持ってみんなの作業の風景を撮ってくれました。
 
 選別をしながら、はっと広げられているジャガイモを見ると、見るたびにその範囲が小さくなって、コンテナに回収されているのが分かりました。
 こんなにたくさんのジャガイモがあったのに、大人数の力で5時前には全部なくなって、体育館が広々としました。

 ジャガイモをライスマンに運びました。
 ライスマンの端から詰めてコンテナを置いていくと、あっという間に3分の2の範囲がジャガイモでいっぱいになって、入り口から見ると、ジャガイモのコンテナが壁のように天井まで立ち塞がっていました。
 こんなにも綺麗な新じゃががあることが、とても豊かなことだなあと嬉しくなりました。

 夜は、りゅうさんとなおちゃんの集合で、りゅうさんが夢の話をしてくださったりして、その時間がとても温かかったし、ジャガイモが片付いた体育館で、ソフトバレーもすることができて、嬉しかったです。

 明日も、自分の出来ることを精一杯頑張りたいです。