「みんなの中で」 ななほ

6月24日

 「ナスは135キロ、収穫できました」
 「今日もナスが150キロ近く、収穫できました」

 その言葉が当たり前になってしまう位、毎日たくさんのナスが採れています。

 私も昨日、ナスの収穫に行かせてもらったのですが、前回よりもナスの株が一回りも二回りも大きくなっていたり、コンテナの置く場所、人の配置なども確立されていて、とても動きやすく感じました。
 やよいちゃんやナスチームのみんなが考えてくれた段取りや、新しいシステムの中、朝の時間で嫁入りまでを終わらせるのが、個人的なマイブームになるくらい楽しいです。

 また、スモモも今日は、20キロ以上も収穫できました。
 真っ赤に熟れたスモモの実が食卓に並ぶたびに、たけちゃんが「モ~モ!」と言いながら真っ赤なスモモを食べている姿はとても可愛らしいし、夕食には『はなよめ』もいただけて、桃の季節が嬉しいです。

 数日前から桃の収穫も始まり、私も毎日、毎日、桃畑を周っています。
 初日は、雨の中の収穫だったので、基準も難しく感じたのですが、段々と色や桃の佇まい、香りから桃の熟れ具合も判別することができるようになり、あんなちゃんにも、
 「うん。大丈夫です。基準が入ってきていると思います」
 と、笑顔で言ってもらい、ちょっぴり自信になりました。

 でも、まだ判断に迷ったり、収穫に時間がかかってしまいます。
 あんなちゃんの迷いのない収穫、そして適切な基準、脚立の立ち位置や動き方は、見ていても潔くて、優しくて、桃にとって何が優しいことなのか、何が求められていることなのかを、あんなちゃんの姿から学ばせてもらっています。

 昨日は、『はなよめ』の収穫もピークで、朝から600玉、30コンテナ分の桃が採れました。

 4人とか6人のメンバーで収穫を周ったり、作業を周ったり、桃メンバーのみんなと力を合わせて、今シーズンも乗り切るんだという気持ちがあり、お互いに信頼関係が築けていたりとか、私も信じてもらっているのを感じ、これからも自分のベストで頑張りたいです。

 あんなちゃんたちと桃畑を周る時間、私はあんなちゃんの軽トラックの助手に入ることがほとんどなのですが、桃の品種についてや袋について、あんなちゃんに質問すると、丁寧にあんなちゃんが私の質問に答えてくれます。
 また、この間は開墾17アールに着くと、朝早くなのに、ものすごいカラスの鳴き声が聞こえてきて、2人してびくっと飛び跳ねてしまったのですが、よく周りを見渡すと、隣の桃畑から、害獣対策のカラス音声が流れていて、2人して大笑いしました。

 今日は畑にねむの木を見つけ、ピンク色の花が咲いているのを見つけたので、あんなちゃんに伝えると、
「こんなところにあったんだね。とっても綺麗」
 と笑ってくれたり、摘果した桃の実がボールのようだという話から、摘果した桃の実を使って、コンポートの他に何ができるだろうかと話して、何か球技のような遊びもしたいねと話しました。
 「どうせなら、ぞんぶんに遊んでから処理したいね」
 というあんなちゃんの笑顔が、とても可愛くて、嬉しかったです。

 今は、収穫と同時進行で、桃の修正摘果も進めています。

 「摘果した桃の実でコンポートを作ろう」
 と、あんなちゃんと話していて、もうすでに、15コンテナ近く摘果した桃の実が溜まっているのですが、夕方、台所へ行くと、河上さんが桃のコンポートを作って下さっていて、思わず笑ってしまいました。

 あんなちゃんと、誰に作ってもらおうか、いつ作ろうかと話していたけれど、河上さんがとっても嬉しそうに、笑顔でコンポートを作って下さっていて、とても安心しました。

 また、コンポートのシロップで、りなちゃんやまなかちゃんと、ゼリーも作りたいなと思うし、今年は、桃も、桃のコンポートも、山盛りいっぱい食べれそうで、とても嬉しいなと思います。